SEABASS JUNKIE

シーバスに魅せられた男のルアーフィッシングに関するエトセトラ

GCRAFT SEVEN-SENSE MIDNIGHT JETTY MJS-872-TRとロッドチョイスについて

2016-02-25 11:58:17 | タックル
2016にいがたフィッシングショー のGクラフトブースの一番右に立て掛けてあったロッドです(笑)

初代872は「Wangan MARU special」と名付けてあるのに二代目は「DRIFT」スペシャル と銘打たれたところに製作側の明確な意図を感じ取れます。

私も初代ユーザーですが、港湾内での ”ノセ” 重視、また私は「黒鯛スペシャル」と名付けオカッパリからのポッパーゲームの中心モデルとして位置づけています。

この二代目を手にしてみると曲げるまで気が付かないほどティップは ”シャキッと感” が増し シンペンをドリフトさせてもティップが入ることなく操作出来る設計になってるのを感じました。

正直、初代ではシンペン投げる釣りではチョイスしていなかったと思いますから、このあたりの変化を感じ取ってチョイスするアングラーなら面白いロッドに仕上がっています。

ブースにて「流れの中から大物引きはがせますか?」と、いった質問がありました。

そんな時には実際に曲げてもらい(K専務に無理を言い)そのパワーを実感してもらうと、、、、、みなさん、納得していただけたと思います。

私の個人的な考えですが、対象となる魚以前にこちら側(アングラーサイド)のパワーに合わせたロッドチョイスが大切だと思います。
ブースにてお話しさせていただいた方で 明らかなオーバーパワーなロッドをチョイスしてしまい「合わなかったんだよね、、、、」という方がいらっしゃいました。

その場合は投げ続けていると自然にアングラー側がそのロッドの特性を生かした使い方を会得していくものだと思うので決して仕舞いこまず使い続けてくださいと、アドバイスはさせていただきました、、、が


例えが唐突過ぎるかもしれませんが、私は250ccの4サイクルのバイクでもレッドゾーンにぶち込めるほどのライディングが出来ないのに1,000ccのモンスターバイクを与えられても怖いだけですから。

ここ大事なところですが「掛けてからの面白みを重視して設計されてる」のがジェッティーシリーズですが不意の大物が掛かっても充分に取り込めるだけのパワーを兼ね備えてるのがGクラフトですから。
安心して使ってください



~以下のカタログ数値などをご参照ください~


「二代目872、「DRIFT」スペシャル」
初代872、チタンフレームsicリングガイド単体総自重4.9g。二代目872、チタンフレームTORZITEリングガイド単体総自重2.7g。その差マイナス2.2g。44.9%の軽量化。初代872、ロッド総自重140g。二代目、ロッド総自重127g(プロト)。その差マイナス13g。9.3%の軽量化。モーメントはそのままに現時点で軽量化は全て施した。その上で、性能は初代を上回る。 
初代・二代目872共にティップに30t+40t、バットには30t+40t+46tをコンポジットしている。初代872のブランクス設計からバットに46tを搭載し始めており、TRブランクスの設計基盤を造ったロッドともいえるこの初代872をマンドレルテーパーの見直しを図り、若干ではあるがテーパーをUPさせ、、ティップ、バット共に「張り」「感度」「反発力」を「MJLS882PE」のレベルに引き上げている。リミテッドと違うのはたった一種類の材料と製法のみ。この違いが、TRとリミテッドの決定的な差となっているのだが、その決定的な差は「超反発力」か否かであり、この性質は使い手を選ぶ為、二代目872TRは言わば「使いやすいリミテッド」に設計したと思って頂ければ話が早い。港湾域で多用する5gシンペンから21gバイブを得意とし、アベレージの50cmクラスのバラシを軽減させ、80cmオーバーのランカークラスに余裕を持って対処できるバットパワーを併せ持つ。そして、サブネームの「ドリフトスペシャル」は、フルキャストでギリギリ届く潮の流れにシンペンを流しながらヨレ場や明暗にルアーを合わせ込み、極小のアタリであろうとも、フッキングできるブランクスに設計。18gバイブと21gシンペンの「流し釣り」を最も得意とするこの二代目872TRでスレきった港湾鱸を是非、攻略して頂きたい。

●Length : 8’7” 2pce 
●Lure max : 28g 
●Lure best : M17g/V15g
●Line max : PE1.2 
●Rod wt : 127g 

テスト概容
●港湾・湾奥・運河・干潟・小規模ゴロタサーフ等で極小アタリをフッキングできる操作性を重視、中型ミノー中型シンペンによるサヨリパターン、中、小型バイブ・シンペンによるハクパターン、中、小型ペンシルによるバチパターン、4g~7gのジグヘッドワームによるデイゲームにてテスト。5gシンペン~18gバイブ等で一瞬のアタリをフッキングデキルティップと中・小型鱸のバラシを防ぎランカークラスをストラクチャーから引き剥がせ、余裕を持ってコントロールできるバットを設計。

テスト使用リール
●スピニング(バチ・デイ用) : '12イグジスト2506+PE0.8+リーダー12lb
●スピニング(ハク用) : '15イグジスト2508+PE1.0+リーダー16lb
●スピニング(サヨリ用) :'10ステラC3000+PE1.2+リーダー22lb
リーダーは25lbまでテストしておりますがノットに関してはリーダーに結びコブを作らない摩擦系ノットにて結束してください。
尚、リーダー長は1.5m(1ヒロ)から1.0m(矢引き)までがトラブルも少なく使用できます。
リーダーの結束部はトップガイドの外側に出したキャストを推奨します。ロングリーダーはお勧めできません。

テスト使用ルアー[コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーを代表的に抜粋しています。]
●ハルカ125F・ザブラシステムミノー123F・シャローウォッシュ110F・ラブラ90S・タロット90S・エスフォー7/9
●マニック75/95/115/135・ワンダースリム70/90リーチ・ワンダー60/80・ストリームドライブ85・フィール100/120・ブルースコード60C/90C・マリブ68/78/92
●バリッド70/70H・レンジバイブ70ES/80ES・ディブル55/55TG/65/65TG/80/80H

推奨フックはSP-MH#6以上、RB-MH#6以上、ST-46#5以上


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