沢野ひとし
続けてもう一冊読みました。
でも、最初はまた彼のエッセイで、真ん中あたりまでそうだったので、ちょっと凹んで読み進めていた。
でも、これが結構面白かった!
私、男女関係のエッセイは面倒くさくて好きじゃないけど、
彼のエッセイも後編の彼の友人の伝記みたいなのも、人物描写が面白いし、
舞台に私の大好きな新宿がでてくる 👍
『ジミー時田』ってカントリーの歌手の名前が出てくるんだけどね、
2000年の始めくらいからお友達が連れて行ってくれてい以来、ママに惚れ込んで通い続けていた『居留地』って言うバー?居酒屋?で、毎月カントリーのLIVEがあって、そこに出ていたのが『ジミー時田』ともう1人は『エディ村田』👈彼のバイオリンと優しい声は素敵だった💕
LIVEが終わった後でも、酔った勢いでよく「アンコール 🎶」をしていたなー😅💦
『あんたのノコギリじゃぁ、息ばかり切れて、木が切れない』
『それにしても都会で食べる料理は、いつからあんなにまずくなってしまったのだろう。
茄子の漬物に平気で化学調味料をかけて出す、一流の日本料理店。
サラダに、チューブから出したマヨネーズをかけて平然としている、一流の洋食屋。
生野菜のおいしさをわざわざ殺しているとしか思えないドレッシング。
ごく簡単な舌平目のフランス料理にしても、それについている匂いのないレモン。
そして切り口の乾いてしまったフランスパン。
日本人は味にうるさいと言うが、
ここまでくると怪しいものである』
そして、このお話の中に出てくる新宿の『池林坊』と
『どん底』って言う居酒屋。
どん底は良く私がお姉さんのようにしたっていた居留地のママに時々連れて行ってもらった。
もういい大人なのに、
「うーむ、これが大人の世界なんだ!」
ってつくづく思える、なんとも不思議な世界だった。
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