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YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

ヒカルの卵

2021-07-07 23:13:00 | Weblog
森沢明夫

この作者、本当に優しいのよね。
最初は女の人かと思ってた。
いつもちょっと出来過ぎ感はあるんだけど、素敵な言葉が盛りだくさん❣️

読後に☝️こんなに付箋?がいっぱいなの! 😅

『いいか二郎、いつだって雄鶏みてえに胸張って、
顔を今より五度上に向けて歩けぇ。たったそんだけで、未来はきっと良い方向に変わっからよぉ』

『人は、長期間一人ぼっちでいると、自分と言う存在に対して危うさを抱くようになるらしい。
私と言う人間がここで生きていることに一体何の意味があるのか?
そんなことを考えるようになる』

『この餌はよ、俺が長年かけて編み出した特別な配合飼料なんだ。
例えば卵の黄身においしそうな濃い色をつけんのにコーンと、マリーゴールドと、カニ、エビ、パプリカを入れてんの、、、、
あとは鶏たちをストレスから解放してやっことだな』←この蘊蓄、唸らせられる〜😅

『財産を失うのは小さな痛手だけども、勇気を失うのは人生を失うのと同じだ』

『「美味しい」  
なんて素晴らしい響きを持った言葉だろうか』

『人生ってのはね、やって失敗したことよりもね、
やらなかったことに後悔するんだから』←うん!わかる!私、何も後悔してない✌️

『師匠の一枝さんは仏様のように優しい人で、常にボクを褒めながら仕事を教えてくれるのがいい』

『自分が相手を疑わなければ、敵は生まれないのだ』

『食べることは、命をいただくことである』

一番素敵だったのは、養鶏場の経営者ムーさんが、飼っているめんどりたちを「おれの姫さん」って呼んでること 👍

どう?
読みたくならない? 😆

マル暴総監

2021-07-07 11:47:00 | Weblog
今野敏

あったかくて、面白い 🤣

『別に秘密にしたいなどとは、甘糟は思ってはいない。
大体、小説やテレビドラマなどでも、
登場人物が秘密にしなくてもいいことを秘密にすることで事件が起きることが多い。
どんなこともすぐに他人に話して、自分だけの問題でなくしてしまえば、気が楽だし問題も起きにくい』

『日村のような連中は、素直に質問に答えないだけでなく、逆に聞き返してくることが多い。
こちらがちゃんと答えられずにいると、そこにまた質問をかぶせてくる。
そして、向こうが優位に立ち、こちらはしどろもどろになる』

『森野熊三と言う名前だ。
もりの・くまぞう と読むのだが、「もりのくまさん」とも読める』

『大体、甘粕は嘘が嫌いだ。
と言うより、嘘をついているときの緊張感が嫌いだ。
嘘をついてドキドキする位なら、本当のことを言ってしまったほうがいいと、いつも思う』

なんかね、話がとんでもない方向に向いていって、読んでいてもドキドキしちゃって、
「こんなになちゃって、どうやって終わるんだろう?」って心配になってきてしまう😅

なのに読後はほっこりしてる👍