YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

お葬式初体験

2015-09-03 21:52:55 | Weblog
先週、グラハムの知人が亡くなりました。
それをはじめとして先週から今週にかけてグラハムの知人、友人が4人も亡くなっって、、、

嬉しくないラッシュです。

今日はその方のお葬式だったので、お休みだった私はドライバー。

ウィナムというところにある広い公営の斎場、火葬場、墓地 すべてが入っている施設です。


こっちはお葬式でも黒一色ではなく、大人しめのフォーマルという感じです。
たいていの人は黒っぽいパンツに白っぽいシャツ、そして普通のネクタイでした。

「どうだい、ジェントルマンに見えるだろ?」


この白い車が霊柩車

この式場までグラハムを送って行って、私は車の中で待っていたので、式の様子はわからなかったんだけど、
式は1時間くらいで終わりました。


カフェがあるのかと思っていたら、、、
売店も自動販売機もなく、
仕方ないので近くのガソリンスタンドのコンビニに行って、炭酸水とアイスクリームを買ってきて、
木陰になる駐車場を探して車を止めて、
(さあ!本を読むぞ~!!)って思ったら、、、
バッグの中に、本が無い

「うっそ~!!??」って言いながら車の中を探しても、、、無い

そういえば、、、
今読んでるのが残り1/3 くらいだったから、読み終わっちゃ鵜かもしれないって思って、次に読む本にブックカバーを付け替えて、、、
机の上に、、、置いた、、、のを思い出した

泣いたところで本は現れない。
待ち時間は最低1時間半、、、

そうだ! ナオんち(家と斎場の中間になる)に行けば15分で行ける! 今日は鍵を持ってる

と、また高速に乗ってナオんちまで走って、留守(一応、リーバイが留守番はしてるんだけど)のうちに入り込んでまず、トイレを借りて、
本棚から本を選んで、リーバイを3分だけ抱っこして、、、


駐車場に戻ってきて、本を読み始める前に墓地の見学。

これは普通のお墓。


反対側には「ローングレイブ」って言ったと思うんだけど、、、
墓石のないお墓。

芝生の上に石でできたプレートだけが埋め込んである。

グラハムが
「ここはね、気をつけて歩かないといけないんだ、プレートを踏んじゃうとイテテテ~!
ってことになるからね。」


周りに何も建物がなくお日様を遮るのは木だけ。

こんなに静かで、ゆったりと広くて一日中お日様が当たってるところで永眠できるって、
さすがオーストラリア! だね。

1時間くらいで式が終わって、グラハムがメールで
「もう終わったよ。今からみんなでアフタヌーンティーだから、Yasuko もおいで!」
って呼んでくれたので、
ちゃっかりとみんなに混ざってアフタヌーンティーをいただいてきちゃいました

私はまだ会ったことがなかった方なんだけど、、、
ご冥福をお祈りします。