山崎豊子『 二つの祖国 』
ずっしり、しっかりした超大作。
これを女性の作家さんが書いたなんて…信じられない。
中でも東京裁判に関しては、本当に凄いっ!
どうやって、こんな沢山の資料を集め、調べたんだろう…
私の知らない事だらけで…読んでて、恥ずかしかった。
日本人として、知っていないといけない事だと思います。
とても重くて(内容も本の重さも)、始めは読み辛いけど…途中で止められなくなります。
私なんて、例のタンガルーマに行く時に、中巻の終わり近くだったんだけど、向こうにいる間に読み終わっちゃったら大変だから!と、下巻も一緒に持って行ったのよ!
そしたら…あの船の事故で…ずぶ濡れ
Naoのお友達に借りてた本なのに…
素敵な文章はいっぱいありすぎて…書ききれない。
でも、その中から、一つだけ
『賢治と椰子(なぎこ)の語らいは、尽きる事がなかった。一つのものを見て、同じ次元で興味を持ち、理解しあえることは、平凡な事のように見えて、男女の間柄では稀なことである。それだけに賢治は椰子と話している時の心の憩らぎ、豊かさが得難いものに思えた。』
ずっしり、しっかりした超大作。
これを女性の作家さんが書いたなんて…信じられない。
中でも東京裁判に関しては、本当に凄いっ!
どうやって、こんな沢山の資料を集め、調べたんだろう…
私の知らない事だらけで…読んでて、恥ずかしかった。
日本人として、知っていないといけない事だと思います。
とても重くて(内容も本の重さも)、始めは読み辛いけど…途中で止められなくなります。
私なんて、例のタンガルーマに行く時に、中巻の終わり近くだったんだけど、向こうにいる間に読み終わっちゃったら大変だから!と、下巻も一緒に持って行ったのよ!
そしたら…あの船の事故で…ずぶ濡れ
Naoのお友達に借りてた本なのに…
素敵な文章はいっぱいありすぎて…書ききれない。
でも、その中から、一つだけ
『賢治と椰子(なぎこ)の語らいは、尽きる事がなかった。一つのものを見て、同じ次元で興味を持ち、理解しあえることは、平凡な事のように見えて、男女の間柄では稀なことである。それだけに賢治は椰子と話している時の心の憩らぎ、豊かさが得難いものに思えた。』