関連ブログ記事・・・2022/12/12付「阪神高速14号松原線喜連瓜破架け替え工事の様子(2022/12/10)」
こちらの工事は目立つ場所にあり、特設サイトにおける現場レポートの内容も充実していることから、1年7か月ぶりの訪問となりました。
まだ交差点付近は空が高い状態が続いていますが、準備は着々と進んでいます。
橋梁を撤去した区間内にある2基の橋脚では、新たな桁を設置するための梁が設置済みです。
2024/4の現場レポートでも紹介されている通り、新しい橋桁は2024/6に架設予定です。交差点南東側の作業ヤードでは、その際に用いる多軸台車の組み立てがどんどん進んでいます。
交差点南東側の作業ヤードの一角には、交差点に面する形で「喜連瓜破橋大規模更新工事情報館」という施設が設置されています。ただ、現地掲示によれば一般公開は「毎週水曜の14時~17時の間のみ」となっており、公道から直接入れるようになっているものの、本質は「現場見学者に工事の全貌を理解していただくための施設」と思われます。上記特設サイトにはこのような施設が開設された旨の情報は見当たりませんが、「この施設を見学します/しました」の情報はネット上に存在し、2022/10/4時点で既に開設されていたことも分かります。
http://www.cvg.ynu.ac.jp/exchange/report/st_series11.pdf (横浜国立大学土木工学教室学生企画見学会レポート<2022/10/3~4実施>)
https://www.nikkenren.com/about/shibiru/c_40/06.pdf (日本建設業連合会関西支部の機関誌「しびる」の2023年発行版=2023/10/26刊行)
https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/topics/post_424.html (2023/11/26開催の一般向け現場見学会~土木の日 協賛行事~)
通行止め区間には、「大和川に架かる橋の中間部にある料金所」(瓜破本線料金所)が存在します。料金体系の変更により阪神高速の本線料金所はかなり減りましたが、ここは西名阪から流入する車両のため必須の存在で、喜連瓜破橋の架け替え完遂の暁には復活するはずです。この場所だと、勤務者の出退勤が大変ですね。