2022/6/1付「阪神高速神戸線の京橋付近もやがて橋梁架け替えへ?」の続きです。
上記ブログ記事で「2015年時点の計画」として紹介した阪神高速3号神戸線の京橋ランプ付近(神戸港の船溜まりの上空を通過する部分)の橋梁架け替えですが、少なくとも2022年3月時点で生きていることが判明しました。
阪神高速公式サイトで公開されている「技術審議会 長期維持管理技術委員会(2021年度 第2回)」<2022年3月29日開催>の資料において、
https://www.hanshin-exp.co.jp/company/files/tyoukiizi220329-2.pdf
○ 今後、垂れ下がりによる路面の段差が生じるおそれがあるため、鋼床版箱桁による連続橋に架け替え
○ 工事中の影響を軽減するため、迂回路を設置
と明記され、最終章「7. 今後の方針(案)」で「以上のことより、本橋梁を更新する方針とする。」と結論付けられています。
まだ一般向けのアナウンスはありませんが、本体の架け替えもさることながら、迂回路の工事もかなりの規模になり、さらに港を管理する神戸市、南側に迂回路が建設される船溜まりを現在も使用している海上保安庁・神戸税関・民間タグボート会社などとの調整が必要なので、全体計画の立案までも相当時間がかかるものと思われます。