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大阪港の架橋が歩道通行止め→代わりにバス無料乗車可

関連ブログ・・・2022/7/19付大阪・関西万博会場予定地には、徒歩や自転車ではアクセスできません

上記ブログのテーマは「夢洲と舞洲を結ぶ橋の歩道が開通以来ずっと通行止めになっている件」ですが、現在「舞洲と大阪北港地区を結ぶ橋」も歩道が通行止めになっています。

此花大橋(GoogleMapはこちら)がそれで、1990年の開通以来「4車線の両側に歩道が確保され、歩行者や自転車が通れるようになっているが、下を大型船舶が通るため架橋は相当高く、橋の両側に壮大な螺旋スロープができている」という構造でした。

https://tabiken.net/konohana-spiral/

しかし、2025年日本国際博覧会の開催に向け、此花大橋を6車線に拡幅する工事を実施することになり、2021年11月6日から歩道が全面通行止めになりました。

https://www.city.osaka.lg.jp/port/page/0000536451.html

最初から歩道が通行止めの夢舞大橋と異なり、こちらはもともと(主に舞洲の事業所に通勤するため)少なからず歩行者が通行しており、代替交通手段として「此花大橋の区間のみ、大阪シティバスの路線(81号系統)に無料で乗れるようにする」施策が採られています。

もちろん誰でも無料で乗れるわけではなく、乗車証が必要です。乗車証の入手には橋を管理する大阪港湾局への申請が必要で、段取りは

1.大阪港湾局HPから申請書をダウンロード

2.申請書に名前、住所など必要事項を記入

3.メール・FAX・郵送にて大阪港湾局計画課まで送付

とのこと。乗車証は10枚つづりで、一度に申請できる数は「通勤の方:4冊、それ以外の方:1冊」となっています。

 

ちなみに、2022年7月時点では、歩道の通行止め期間は「令和11年3月までの予定」となっています。万博の開催は2025年=令和7年ですから、その後も4年近く通行止めが続くわけです。いくらなんでも、「万博期間中は6車線にするが、終了後はそれほど需要が見込めないので再び4車線に戻し、歩道は原状復帰する」ような計画に変更されたということはないでしょうけど・・・(当初計画は、車道拡幅の後、歩道をその外側に新設する」でした)

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