2025年の大阪・関西万博の開幕までいよいよ1000日を切りました。「ちょうど1000日前」の7月18日にはイベントが開催されています。
さて、そのメイン会場となる大阪港の埋立地「夢洲」に行くには現在2つのルートがありますが、いずれも自動車専用道路であり、徒歩や自転車ではアクセスできません。
南側の「夢咲トンネル」は最初から自動車専用の海底トンネルとして建設されました。
一方、北側の「夢舞大橋」は橋梁本体の部分には最初から車道の両側に歩道が準備されているものの、夢洲側のアプローチが未完成のため、歩道を通行することはできません。舞洲側のアプローチ部分の構造物は一応の完成を見ているようにも見えますが、夢洲に渡れない以上無用の存在で、夢舞大橋の開通以来ずっと閉鎖されたままです。
1.夢舞大橋北東側<舞洲>の歩道アプローチ部分の2022年4月時点のストリートビュー
2.夢舞大橋北西側<舞洲>の歩道アプローチ部分の2022年4月時点のストリートビュー
3.夢舞大橋南東側<夢洲>の歩道アプローチ部分の2022年4月時点のストリートビュー
4.夢舞大橋南西側<夢洲>の歩道アプローチ部分の2022年4月時点のストリートビュー
ただ、4.を見ると、歩道の断絶部分を接続するための準備工事をしているようにも見えます。Wikipediaの「夢舞大橋」の項目には、"橋を管理する大阪市港湾局は、夢洲がメイン会場になる2025年の大阪万博に向けて2022年から3年計画で未完成部分を完成させる予定。"という文言があり(ネット上に公式なソースを見つけることはできませんでした)、期待が持てますね。