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徳島南部自動車道・小松島市内の2023/5時点の工事状況(その6)新居見トンネル北側

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3.新居見トンネル北側

新居見トンネルは長さ約1400mと小松島IC以南の徳島南部自動車道では最長のトンネルで、2023年3月~2024年9月の間北側坑口側からトンネルの施工現場を間近で見学することが可能です。

https://www.skr.mlit.go.jp/kikaku/spotguide/to_pdf/pdf/03_niimitonnneru.pdf

親ページ(工事現場等見学ガイド)はこちら

上記サイトの写真では「トンネル掘削予定地が伐採され土砂がむき出しになっている状態」ですが、2022年新春に専門サイト「道路構造物ジャーナルNET」に掲載された四国地方整備局道路部長のインタビュー記事によれば「2022年1月に契約を完了予定」とあり、着工から1年程度は経過しているものと思われます。

新居見トンネル北側の徳島南部自動車道の構造物が見えてきました。手前に見えるのは現地工事事務所。

東側からだと、盛土上のフェンスに隠れて北側坑口の様子は見えません。上部がコンクリートで固められているのはわかりますが・・・

西側に回り、まず振り返って小松島IC方向を望む。ボックスカルバートは4車線分準備されています。

工事看板によれば、工期は「令和7年1月20日」となっています。向こうに北側坑口予定地が見えますが、ただコンクリートで固められているだけです。トンネル本坑の掘削には果たして着手しているのでしょうか? ブログ記事その5で書いた通り、南側坑口付近も未着手と思われます。

トンネル北側坑口予定地の直前にも、4車線対応のボックスカルバートが準備されています。計画が「暫定2車線・完成4車線」だからですが、果たしてこの構造物が活用される(=新居見トンネルが4車線化される)ことはあるでしょうか? ちなみに海岸に近い方を通る国道55号阿南道路は阿南市街地まで4車線です。

少し離れると、東側からも坑口予定地の全貌が見えるようになっていました。

ユニークな形の「8連式ボックスカルバート」が設置されています。軟弱地盤対策なのか、豪雨の際に盛土の道路が水をせき止めて被害を広げることが防止する対策なのか、果たして・・・ この先小松島IC方面にもいくつか設置されていました。

(つづく)

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