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徳島南部自動車道大神子地区の地すべり対策はまだまだ調査要

関連ブログ記事・・・2024/1/17付「徳島南部自動車道の新居見トンネルがようやく掘削開始ですが・・・ <4/23追記あり> 

徳島南部自動車道の予定ルート上の徳島市大原地区において地すべりや土砂崩れなどのリスクが高いことから立ち上げられた「四国横断自動車道斜面対策技術検討委員会」ですが、当初予定(2023年度半ば)からおよそ半年遅れの2024/4/25に第2回の会合が開催されました。その内容はなかなか徳島河川国道事務所のサイトで公開されず、およそ1か月後の2024/5/24になってようやく公開されました。

https://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/road/b/syamen/no2/pdf/siryou20240425.pdf (検討資料)

https://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/road/b/syamen/no2/pdf/gijigaiyou20240425.pdf (議事概要)

対象区間1.1kmを大神子地区(トンネルを予定)・於庄谷地区(切土のり面を予定)・池内山地区(同)の3地区に分けて調査を行っており、第1回会合以降の追加観測の期間を長めにとったため第2回会合が遅れた模様です。

このうち於庄谷地区・池内山地区については第1回委員会時点の通りの対策で進めることとなりましたが、残る大神子地区については地すべり面がトンネル断面に位置することから、さらに継続調査(動態観測・地下水位観測)を実施した上で、その調査の結果によっては道路構造の見直しを含めて検討が必要となります。

第3回会合は2025年1月あたりになるようで、その結果を踏まえて次工程(詳細設計・用地・工事等)に進むわけですが、大神子地区の調査結果次第では工期がさらに延びる可能性がありますね。

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