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パニック発作

2012-03-22 17:04:40 | 体調

 昨日はまた電話口撃でパニックになった。
 ひどかったので救急車にまたお世話になり、
 夜中の何時か頃にやっと帰宅できることになった。
 
 直後から息が出来なくなり、
 このまま死ぬのではという感じの怖さが襲ってくる。
 息の仕方が分からない。
 どうやって息をしていたのか・・・いったい。
 その時の恐怖は何度経験しても同じだ。

 みんなしんどいところを通ってきた。
 やっと和解の時がきたんじゃないか。
 父が逝ってしまうまでに「ごめんね」という時間が、
 やっと持てるのではないんだろうか。
 そうしないとこれからも父の亡霊に悩まされ続けるだろう。
 いつも父に監視され、携帯で呼び出されるトラウマから抜け出せない。
 それは、本当に悲しく辛いことだと思う。

 私は父が何か医学の先進的なもので生かされて、
 苦しいのに、痛いのに、これから来るガンの痛みにおののいて、
 そうやって今を過ごしていることに耐えられないだけだ。
 もしも、IVHで痛みもなく会話も今くらい出来て、
 イエスさまの救いの話をもっと語れたら、
 もっと長生きして欲しいとさえ思っている。

 しかし父は「痛い」「しんどい」を繰り返し、苦痛に顔をゆがめる。
 そんな父を見ている私は、
 「もう充分だよ、もう精一杯がんばったよね」
 と言ってあげたくなる。

 医療倫理とはなんぞや。
 ただただ死期を延ばして息をさせるだけが医学なのか?
 家族の思いも、家族の生活も生き方も尊重して治療方針を決めて欲しい。
 それがインフォームドコンセントだと思う。

 くぅ

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