今日から「ツール・ド・フランス」の100年目のレースが始まった。
これはご存じの方には言うまでもないが、自転車の世界最大のレースである。
フランス全土で繰り広げられる21ステージ、総全長距離3500km。
そこを全世界から選び抜かれた選手たちが走り抜ける。
パリに帰ってくるときには勝者が決まっていて、
優勝したチームはシャンゼリゼをシャンパンを持って走るという、
フランスらしい光景が毎年のクライマックスで感動する。
このレースに前人未踏の7連勝をあげた選手がいる。
「ランス・アームストロング」というアメリカの選手だ。
しかも彼は癌を克服して復活し7連勝を成し遂げた。
その後、癌に苦しむ人達のための慈善事業に惜しみなく資金をつぎ込み、
アメリカでも世界でも、彼は英雄だった。
しかし・・・彼はその7年間ドーピングをしていた。
自己輸血、EPO、テストステロン・・あらゆる手段だった。
全ツールの優勝は剥奪、オリンピックのメダルも剥奪されて自転車界から追放された。
その彼が、つい先日「ドーピングをしないでツールで勝つのは無理」と言い放った。
それを聞いた現役選手「カデル・エバンス」は、
自分が勝つことでドーピングをしないでも勝てるということを自身が証明している、
そう言って怒りを顕わにしたということだった。
我が家でも夫婦で彼の話をするが、彼は7連勝にこだわらなくても良かったのだ。
癌から生還してツールに出るだけで全世界の人に勇気を与えられたはずだ。
彼の慈善事業で助かった癌の子供たちは、
この現在の開き直ったランスの発言をどんな気持ちで聞くのだろう。
我が家ではランスに敬意を表して、その団体に寄付もしたし、
彼のライフワークを本当に応援していたのに、
ちゃだは持っていたTシャツやバッジやリストバンドなどを全てを捨ててしまった。
アメリカでは英雄でならなければいけなかったのだろうか?
ツールの100年記念の今年、その間の7年間は優勝者がいないという、
淋しく悲しい出来事になってしまった。
さて、この21日間はフランスのTVでは、
3チャンネルしかないTVのうち2チャンネルが映すという、
知人のフランス人がうんざりするというほどツール一色になる。
我が家もTV観戦で盛り上がる。
今までにグランツールで、ただ一人表彰台に上った日本人「新城幸也」が、
日本のチャンピオンジャージを着て今年はどんな活躍をしてくれるのか、
それも楽しみの一つだ。
くぅ
我が家のダイニングの照明は、骨董市で買ったりしたものだ。
明治や大正ロマンの雰囲気が好きで、
大阪や京都の骨董市で買っていった。
電球は「アラジン球」と言って二極になっている特殊なものなので、
いつもハンズでまとめ買いをしている。
キレるときにはいきなり「プツッ!」と消えゆく電球なのだ。
右端から3つは骨董品。
中でも右から2番目の白いガラスはすりガラスになっていて、
彫り込みがしてあり、かなり高かったので値切りに値切った。
左の透明なのは東急ハンズで買った市販品。
さて、全然話題は違うけど・・・。
リビングで癒されるもの。
このまえの北海道の旭山動物園には、出口のきわにガチャガチャがあって、
スノードームが400円だった。
子供みたいに「来た記念にしてみよう」ということになって、
出来ればオオカミやトラじゃなくて、水の中にいるペンギンやアザラシがいいね、
そう言ってガチャガチャ!!!
すると希望通り「アザラシが出てくれた」
流氷の下に潜っているアザラシの表情がすごくかわいくて良い記念になった。
くぅ