この前、ふと思い立って、
松江のお義父さんの写真が欲しくなった。
松江の義父は写真が趣味だった。
いろいろなコンテストに出品しては賞をもらっていた。
我が家にはもうすでに4作品もの写真を飾ってあるのに、
どうしても忘れられない作品があり、
無理を言って焼き増ししてもらうことにした。
それが、この作品。
(これは贈られた写真をデジカメで撮っているのでこんなだけど、
本物は何倍も、何百倍も美しい)
エルサレムにて。
敬虔なユダヤ人たちが「嘆きの壁」に向かってお祈りを捧げる。
厳粛な空気が流れているのが写真から伝わってくる。
私はこの作品の一種独特な時間の感覚が好きだ。
義父にはもっと写真を続けてほしかったけど、
義母が亡くなった途端にすっぱりと止めてしまった。
写真を撮ってもあれこれ言ってくれる人もいないんじゃつまらないと・・・。
お義母さんにはかなわないけど、今度は私が鑑賞するので
また、写真を撮ってほしいなと思っている。
くぅ
※本来はこの場所での撮影は禁じられております。あしからず・・・