今迄の臣民人民、
九二の御先祖の神おろそかにしてゐるぞと
申して知らしてあらうがな?
神世のひみつと知らしてあるが、
いよいよとなりたら地震かみなりばかりでないぞ、
臣民アフンとして、これは何とした事ぞと、
口あいたまま何うすることも出来んことになるのぞ。
四ツン這ひになりて着る物もなく、
獣となりて、這ひ廻る人と、空飛ぶやうな人と、
二つにハッキリ分かりて来るぞ。
ひふみ
神がいよいよとなりて、びっくり箱開いたら、
臣民ポカンぞ。手も足も動かすこと出来んぞ。
たとへではないのざぞ。くどう気付けておくぞ。
これからがいよいよの、一四一四、五と五。
ひふみ
霊(ひ)の大神様と、
地の世界の先祖の大国常立尊が、
天地のビックリ筥(ばこ)を明けねばならん時節が
参りて来たから、
此のビックリ筥が明くと、世界中が動くぞよ。
天地の岩戸が開けると、
世界一度に改心を致さな成らん様になるから、
そう成る迄に、
「改心をして、真(誠)の日本魂に研いてくれよ。」
大本へ永らく来ておりて、、
まだ、取り違いを致すものは、
肝腎の霊魂(みたま)が根本から、
悪に覆りておるからであるぞよ、皆々改心。
九分九厘で手の掌を覆さすぞよ。
「細工は流々。仕上げを見て下されよ。」
何事も人民の眼に見えず、耳にも聞こえぬ
神の仕組みは、
人民の利巧や学では、訳りは致さんぞよ
神の申すように、産(うぶ)の心を持ちて、
腹の中に誠の精神を
いつになりても変えぬのが、松の心であるぞよ。
直ぐに変わりやすい心は、花の心と申すぞよ。
大本神諭 大正五年旧十二月三日(1916年)
今びっくり箱をあけたら助かる人民一分もないぞ。
早う知らしてくれよ。
神と獣を分ける
「立て分け」
人間 眼明けて居れん事になるぞ。
さあ今の内に神徳積んでおかんと
八分通りは獣の人民となるのざから、
二股膏薬ではキリキリ舞するぞ、キリキリ二股多いぞ
ひふみ
方便の世は終焉。
日和見主義ではならん。
何も彼も存在許されてゐるものは、
それだけの用あるからぞ。
近目で見るから、善ぢゃ悪ぢゃと騒ぎ廻るのぞ。
大き一神を信ずるまでには、部分的多神から入るのが近道。大きものは一目では判らん、皆々改心。
ひふみ
キ大きく持てよと申してあるが、
「キ」は幾らでも大きく結構に自由になる結構な神のキだぞ。
ひふみ
神が力を附けるから、惟神的に開けるぞよ。
艮の金神は本望遂げたぞよ。
神々様、天人、霊人、精霊にも読ませておるぞ。
皆々恭しく改心。
惟神霊幸倍坐世。