おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
〈今日の私的材料〉
- スリランカ大統領、20日に選出。
…大統領・首相兄弟の所在は分からずの現況なスリランカ。「辞任は間違いなく行わせる」とスリランカ有識者(英BBC)。
「既に国外に脱出している可能性アリ」との情報も。
…”ロシア-独”間のLNGパイプライン「ノルドストリーム」が、定期メンテナンスで停止中(メンテは通常2週間で終わる)。
も、独政府は「ロシアによる供給停止(揺さぶりで)が継続されると見ている」との見解(『再開は不透明』と日経FT)。
LNG年間使用量の約半分をノルドストリームに頼っていた独。
過日に、加→ロシアへの制裁として「LNGプラントに必要なタービンのロシア向け輸出を停止」したところ、ロシアは独へのLNG輸出を60％削減した、という経緯もあり(その後、加はすぐに制裁解除)。
独は「冬の”飢え死に”を防ぐため、夏の間にLNGの備蓄を増やしたい。(ノルドストリームの停止が継続されるなら)信号機etc. 公共のインフラ設備の節電や、肥料・化粧品・洗剤・製鉄・アルミetc. の独の企業力低下(⇓12％との試算)へと繋がるだろう」と独ZDF。
…英。首相にも就任する保守党党首選出は9/5に決まる。
夏の休会(21日)までに候補者を2人に絞り込む、と日経FT(11人が立候補すると見られている)。
…日本経産省。「電力に続き、ガスにも制約を設けることを検討していく」と。
今冬に向け、ガス供給がひっ迫すると見られていることから「企業に強制的なガス制約を科せるよう、法的整備の検討に入る」と経産省。
→今朝モーニングプラス日経FTのゲスト・JOGMEC:白川さんは「解決策は、米LNGとの5~10年の長期契約(も、現在の米LNGは、日本と韓国にだけ『プラント火災の復旧が遅れる』を理由に9月までの輸出停止措置をとっている)」と。
「2032年以降、ひっ迫は落ち着いてくると見られている(”しばらくは続くと見ている”とも)。サハリン2は英シェルが撤退表明しているので、「万が一」「何かあった時」はセキュリティ面etc. で日本は不利になるリスクが高い。困る事態となるだろう」とも。(何らかの理由を付けて停止させるロシア。そうなると高価格のスポットで買うしかないのか)
…世界的に猛暑の到来が早い。欧・米では川の水が枯れ、小麦・トマトetc. 農産物に影響。
…ラニーニャ、秋まで継続すると見られている。9月まで猛暑続く、とも。
…イエレン来日。鈴木財務相と会談(今日)。要警戒。 ~日経FT
…スペインTVE。
中国で大規模デモ(中国人民銀行前で)。地方銀行4つに対し「預金返せ」と。(地方銀行は『コロナの為、銀行窓口に来ることを禁止』としている)
→「中国の銀行の資金調達能力が落ちていると見られる」とTVE。
※中国ではデモが禁止されているので、夜明け前の暗闇の中でのデモとなっている。
※不動産企業も信用不安企業が増加している、とBS1ニュース(6:50~)。
よろしくお願いいたします。