暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#410

2022-02-21 09:33:36 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • いつも見ているTwitterの人(金融のプロ)

…「今週、米30年実質金利がTIPS(インフレ連動債)入札をキッカケに上昇傾向を強め、実質金利イールドカーブがスティープニング化した(超長期の米国の力強さ(インフレ率上昇)が弱くなる、と見られて)。今後Fedの金融政策の焦点が『3月FOMC50bpsの大幅利上げ』から『保有MBS積極売却QT』に移行すると、名目金利イールドカーブのフラットニングにも歯止めがかかる可能性がある」

「50bps」ではなく「25bps」の声が多い今。

          • 米10年物BEI:4日連続低下(2.44%)
          • USIG:3日連続のワイドニング(ワイドニング:売られること)
          • USHYも3日連続のワイドニング

…「米クレジット懸念が強まる中(”ナスダック12000割れ”という声が増えていることと相関性ある?)、HY債よりIGスプレッドの拡大傾向が強く(売)、2020年11月以来の水準に達している。新発市場でもコンセッション(投資家の求めるプレミアム)が拡大し、投資家の慎重姿勢を強めている。社債スプレッドが1/24高値を更新する一方、SP500はその水準を上回って推移している(⇓方向へ)

…「米期待インフレ率(BEI)の低下傾向が続く中、長めのBEI低下が主導する形でBEIカーブのフラット化が進行している(実質金利カーブのスティープ化要因)。これを受けて5y5yForwardBEIも低下傾向を強めて、SP500の上値を抑える要因になっている」

  • 通貨覇権争いが始まっている。

…2/18(金)NYでは、Fedのブレイナード理事が「米:中央銀行デジタル通貨(CBDC)が”金融安定性を強化する可能性”」について言及。

「米国版CBDCは、世界中の米$を使用する人々が、デジタル金融システムで決済システムや事業を行う際に取引する。米$の強さと安全性に引き続き頼ることができるようにするための1つの可能性のある方法かもしれない」と述べた。

一方で、暗号資産・デジタルマネーについては「”金融の安定性&安全”・”効率的な決済システム”・”最大雇用と物価安定の維持”等のFRB(中央銀行)の責務にどのように影響するか検討が必要」とも。


よろしくお願いいたします。