暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#112

2020-11-19 19:49:07 | 日記

こんばんは。

 

<気になる材料>

  • 本当にバブルの再来?

バブルの定義

        • 株価高値は数年続く
        • 「上がるしかない」と有識者まで見誤る
        • イナゴタワーなだけ
        • 崩壊後(気づかないうちに崩壊)、「株価急落」をゆっくり追いかけて、あとからジワジワ不動産価格も下落し始める
        • 「知の巨人」立花隆まで狂わせた⇐「空間に価値がある」とか。不思議な新しい価値観)

…「とてもじゃないけど1989年頃の足元にも及ばない」と、生き証人の方々。コロナ問題がまだ落ちつき所見えていない&コロナ失業雇用問題etc. 山積みなのに、と。

ただの中央銀行による「市中にドーンとお金を投入した」だけの話の今。⇒故に、債券(CP・国債)が投売り状態(マイナス金利政策で)。あの伊の10年債ですら、0.6%利回り。⇒故に、これがバブルなわけがない、と怒りの生き証人の方々。⇒しかし、ヘリコプターマネーの行き先は「株式しかない」。⇒故に、株価上昇なだけの今。

…1980年のバブル期をさっとおさらいすると、

        • 1985年の米との「プラザ合意」(ドル安を認めた日本)で、ドル円が一気に120円へと円高に。⇒製造業大打撃
        • ⇒日本政府は対応策として、①減税、②公共投資(道路とかインフラ系工事とかに税金をつぎ込む形の”ニューディール政策”みたいな)
        • ⇒ドル安円高で輸入物価が下がり、輸入品・外食等、個人消費が上向き、経済が回り始めて庶民の懐が温まっていった。(特に円高での原油安が大きく好影響)
        • ⇒故にバブルへと。(1989年12月:日経平均38915.87円)

①~④の間に(1987年に)米で「ブラックマンデー」がありましたが。ロックフェラー・センターとかエンパイヤ・ステート・ビルの日本の買収劇は、実はパールハーバーと同じだったという事。

今の場中において、松井証券アナリストが「今日、”押し目”と思って買っているのは個人投資家だけ。プロ・外国人投機筋は今日は売っている」と仰っていました。”刈り場”を作りだとのこと。&「挑発に乗らない」という冷静さが大事、とも。

 

 

 

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#111

2020-11-19 08:22:06 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • トルコ中央銀行の政策金利決定会合に注意!(特に米ドルへの影響)

…エヌビディアが過去最高益の好決算を発表。

          • 純利益5割増
          • 売上高過去最高
          • データセンターは過去最高、ゲーム機売り上げも36%増
          • 時価総額3300億ドル

⇒決算を発表し、時間外でエヌビディア株が株価上昇し始めた辺り(小動きだが)から、ビットコイン先物がじり安となってきた今朝。仮想通貨の頭打ちに注意(昨日比で上昇しているのは、イーサリアムclassicのみ)、&米国債も買われ始めてきています(6:46で米30年債1.601%、米10年債0.870%)。ドル円も10銭程円高方面。

今朝のモーサテでは、日替わり定食的な為替動向について、「今は”リスクオンでの円高”」と見立てていました。SMBC日興証券。「一時的に103円割り込む場面があるかも」とも(しかし、今日の予想は103.40~104.30)。

今夜のオンラインでのEU首脳会議と(今回もブレグジット離脱交渉の出口は掴めないと見られている)、米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、中古住宅販売件数に注目。⇒$インデックスが史上最高値ゾーンでの過熱感があるので&来週のサンクスリビング休場での利確などに注意が必要、とも。しかし、その後は株が押し目に入るとも。

…日本政策投資銀行が、米農業ファンドに出資した、というニュース。

穀物市場が大相場となっている現況(中国向けの穀物輸出が大幅増となっている米、通常10-15%の在庫が必要なのですが、現在は4%まで在庫率が下がっているのが因。”何か”を見据えて、穀物の備蓄を推奨している中国共産党)、経験則では「穀物上昇時は中東リスクの上昇時」というのがありますが、今回の穀物上昇は”中国リスク”での上昇か。本末転倒感な米。

「金(GOLD)の持ち合い」より、ビットコインetc. 仮想通貨にジャブジャブ資金が流れている今ですが。今までは、GOLDとビットコインには相関性があったのですが、コロナ危機により一変しました。因として見られているのは、「世界各国中央銀行の借金が増えている事によるGOLD上昇&仮想通貨上昇(デノミ対策で)」。⇒故に、中央銀行リスクが、GOLD&仮想通貨の上昇を招いた、という形。

「中央銀行ヘリコプターマネーでの未知なるジャブつきによる”大相場”の足元にいる今」という見方が、強気が、広まってきたここ最近。

慎重な見方のアナリストさんを一人しか知らない。⇐「自分はどの山に登りたいのか」「どうやって登るのか」「登り途中で、下りの計画を考えること」

この間の、ザンビアの債務不履行etc. ヘリコプターマネーの副作用が見え始めてきているので、特に新興国(インフレ体質の国=借金に弱い国。マネタリゼーションをしちゃってるインドネシアとか)は、この中央銀行リスクには要注意。

⇒日本では昨日、日銀の出口政策として、買い増して肥大化しているETF(日銀持ち分)に対して「個人への譲渡案導入か」というニュースも出てきた(今朝の日経19面)。これをやられると、ETFマーケットは更に実数値との乖離が広がる投機マーケットとなっていくだろう。世界中の投資商品が危ないマーケットとなる中、”確かなもの”に近い商品を皆探している今。結局は、中央銀行の動向HPを毎日チェックすることだ。

GPIFのETF持ち高をも超えてきている今の日銀のETF持ち分。なので、「日銀がETF買い辞めるって」というのが一番恐ろしい事態なので(マーケット下落)。⇒しかし、黒田総裁の任期は再来年春まで。それまでは続くとマーケットは見ている。

※他国の中銀は、”社会的責任投資戦略”として、グリーンボンドetc. の”環境債”や、ESG債の購入を始めている今(スウェーデン・ベルギー・シンガポール・デンマーク等)。

SKEW:133.59(⇑4.68)、VIX:23.84(⇑1.13)、VXN:27.47(⇑0.16)、揃って上昇は珍しい。注意が必要か。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。