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ビジネス新書をこよなく愛する中間管理職ナースのブログ。

ロバート・C・フルフォード著 上野圭一訳:いのちの輝き

2014-04-09 12:09:13 | 読書
ロバート・C・フルフォード著 上野圭一訳:いのちの輝き フルフォード博士が語る自然治癒力

この本は、オステオパシー医が書いた本。

p108 五章 自己管理の秘訣 より
 ・・・なかでも、特に目を向ける必要があるのは自己の内部である。内部を見つめていけば、思いもかけなかった有力な助けを得ることができるのだ。・・オステオパシー医は、からだは健康になりたがっているものだと信じている。なにがどうなろうとも、われわれの内なる霊的な存在はつねに健康である。・・・


p185 七章 霊性を高める より

 霊性とは不完全な世界にあって平和と幸福を見いだす能力のことだといっていい。
 それはまた、自己のパーソナリティの不完全さを理解し、それをそのまま受容することでもある。
理解し、受容したこころのやすらぎから、創造性と利他的に生きる能力が生まれてくる。
 からだのこの霊的な側面は見ることも聞くこともできないが、感得することはできる。
信仰・許し・やすらぎ・愛・美・幸福・喜び・恍惚などが見えなくても感得できるのと同じである。
 霊的なからだは三つの部分からできている。それはわれわれの意識・直観・コミュニケーションである。・・・


p204 八章 エクササイズ より 
 
エクササイズ1:両脚を肩の幅にひろげて立ち、両腕をほぼ肩の高さで、真横に、水平に伸ばす。左の手のひらを上に、右の手のひらを下に向ける。できれば10分間、この姿勢をつづける。【背中の筋肉を伸ばす】

エクササイズ2:「ピストン呼吸」。楽な姿勢で椅子に座り、車のピストンのように勢いよく、鼻で速い呼吸をする。10回から。100回になるまでのばしていく。【からだの全ての細胞を再生させる】

エクササイズ3:あおむけになり、エクササイズ1のように両腕を真横にのばし(左手のひらを上、右手のひらを下)、膝をあまり曲げずに、片脚をからだの反対がわに投げだし、両脚を交差させる。そのまま5分間、静かにし、反対側を交差させる。【骨盤の筋肉をのばす→産後の夫人、腰や背中が痛い人】

エクササイズ4:ふとももが水平に、すねが床と垂直になるような高さの椅子に座る。上体を前に倒し、両肘が両膝の内側にくるようにして腕をだらんとさげる。両手の甲が向かいあうようにして、手の親指を足の甲に、残りの指を土ふまずにあて、足を軽くつかむ。その姿勢のまま、背筋がのびてくるのを待つ。ゆっくりとした深い呼吸をしながら、5分間、その姿勢をたもつ。1日1回。【腰を柔軟にする】

エクササイズ5:壁を背にし、かかと・尻・肩甲骨・後頭部が壁につくようにしてまっすぐ立つ。両腕をまっすぐ水平に前にのばし、両手の親指どうしをつける。両腕をできるだけゆっくりと上にあげていき、時間をかけて、手の甲を壁につける。ついたら、ゆっくりとさげていき、両腕をからだの脇に納める。【胸郭をひきあげて正常な位置にもどし、横隔膜をゆるめ、骨盤から首にいたるすべての筋肉をのばす】1日2回。

エクササイズ6:椅子に座って、足を床につけ、背筋をのばす。両肘を曲げて前につきだし、両手の指先を肩につける。息を吸いながら、両肘を天井のほうにあげ、あたまをさげる。息を吐きながら、両肘を横にひらき、あたまをあげながら、両肘をもとの位置にもどす。【肩から上の筋肉をのばし、緊張のパターンを取り除く→1日じゅうコンピューターに向かって座っているような人】1日に2、3度、5回ずつ。

エクササイズ7:両脚を肩の幅にひらいて、壁から腕の長さだけ離れた位置に立つ。肩の高さで両手を壁に軽くつける。床からかかとを話さないようにして、できるだけ深く膝をまげる。膝をまげたまま、1分間、深い呼吸をつづける。【アキレス腱を伸ばす→ハイヒールをはいてる女性】1日1度、5回ずつ。

エクササイズ8:「圧力運動」【首の周囲の筋肉をのばし、頚部と脳の血液循環をよくする→首がこってる人】両手をあたまのうしろで組み、あたまをまっすぐにのばす。両手で頭を強く前に押し、同時に頭で両手を強くうしろに押す。できるだけ長く、もういいと思うまでつづける。