Green Nurses

ビジネス新書をこよなく愛する中間管理職ナースのブログ。

シクラメンの管理のポイント-長く楽しむために-

2011-01-22 12:03:52 | 今日のできごと
*シクラメンの置き場所
温かな日中(10℃以上)であれば雨の当たらない戸外が最適.ただし、寒風は避ける.夜間は室内に入れる.日中も室内で管理する場合は、明るい南側の窓辺が最適だが、20℃以上にならないように気をつける.暑すぎると花がすぐ終わり、葉が伸びすぎて草姿が乱れてしまう.明るい無暖房(8℃以上)の室内が最適.

*水のやり方
株や葉に直接水をかけないように鉢底から流れ出るほどたっぷりと潅水する.水やりのタイミングは葉を触ってみて少し柔らかく感じる頃.「葉や花が倒れるほど」は乾かしすぎ.冬期の涼しい部屋であれば6号鉢で3~4日に1回程度が目安.

*株の管理
黄色くなった葉や咲き終わった花は、株元からひねりながら引き抜く.途中で切るとそこから腐って病気の原因になる.咲き終わった花を取らないと種子がついてしまうので、その後の花付きが悪くなる.

*肥料
2週間に1回の間隔で1000倍に薄めた液体肥料を水やり時に与えるか、市販の粒状のおき肥を1ヶ月に1回、2~3粒与える.

*花が咲き終わったら(来年も咲かせる方法)
シクラメンは地中海から西アジアの原産.自生地の気候に合わせて、夏期は、乾季と高温のため葉を落として休眠する.したがって、植物本来のサイクルとして、休眠期には水を切り、温度の低下とともに水を与えたほうが良い.水を切るタイミングは、日中の気温が20~25℃を超えるようになったら(遅くても梅雨前)行う.良く日光の当たる雨の当たらない場所で風通しの良い所(軒下やサンフールなど)に置き、水やりを徐々に控える(例:3日に1回→10日に1回→20日に1回).高温で用土が多湿の状態が長く続くと塊茎(球根)が腐る場合があるので、たっぷりと水をやらずに土の表面が湿る程度とする(塊茎にも水をかけない).完全に落葉したら、直射日光や雨の当たらない風通しの良い涼しい場所に塊茎を抜かずにそのまま保管する.
 秋に潅水を始めるタイミングは、やはり気温が20~25℃以下になった頃に排水の良い、清潔な新しい土に植え替える.塊茎に水がかからないように潅水を始める.鉢土の表面が乾いてから水を与える.置き場所は、やはり良く日光の当たる雨の当たらない場所での風通しの良い所.その他の管理方法は購入後の株の管理方法と同じ.

・・・はじめてシクラメンを買った.
そのときについてきた取り扱い説明書.かなりプロっぽい記述が素敵.
やはり具体的に数字が書いてあると、わかりやすいなあと感心.
「新色」だという、深く鮮やかなピンクを楽しんでいます.