Green Nurses

ビジネス新書をこよなく愛する中間管理職ナースのブログ。

佐々木直彦著:大人のプレゼン術

2009-01-28 10:43:20 | お仕事新書
サブタイトルは、-自分と相手がワクワクドキドキする10か条-。

私は、プレゼンをめちゃめちゃ大事にしている。
なぜなら、てっとり早く、自分を相手に知ってもらえるから。
効率よく、伝えたい事や、知ってほしい事を、伝えられるから。

しかしながら、相手は、私のプレゼンに興味がないかもしれない。
そうなると、こちらの話も心に届かないだろうから、
相手にワクワクドキドキしてもらうような工夫をする必要がある。

というわけで、プレゼンの準備をするときは、必ずこの本を引っ張り出してくる。
この本の「大人のプレゼン10か条」のうち、グッときたものを2つを紹介しよう。

第3条 win-win
 「やりたいこと」と「役に立てること」をセットにして話せ。
 そうすれば、相手は「やりたいこと」の実現を手伝う気持ちになってくれる。
第7条 seven elements
 カモデシャビトゲン。
 仮設、物語、データ、社会性、ビジョン、ときめき、元気と効力感。
 この7つがあれば、かならずいいプレゼンができる。

そして、第10条にある言葉、
「大事なのは、未来を信じて自分を磨き前進することだ」。
せっかくのプレゼンの機会。
未来を信じて、ワクワクドキドキしながら、胸を張って行こう。

まぶしいアメリカ

2009-01-24 09:14:14 | 今日のできごと
最近のニュースはオバマ一色。
就任演説を聞きに来た200万人のまなざしを受けて、
オバマ大統領は素晴らしい演説をした。
国が、一丸となって、新しいアメリカを作ろうとしている。

映像が日本の話題に切り替わると、少々ひもじい気分になる自分がいる。
現実が見えておらずに、発言がぶれまくっている政治家。
自分の保身や選挙のことしか考えていない政治家。
みんな、口は出すが手は出さない、ように見える。

日本にも、ニューリーダーが必要だと思う。
「自分がこの国を守る!」という、熱い人間が。

これが出てこない理由を考えてみると、「年功序列」と「本音と建前」、
という日本の風習に思い当たる。
組織の上のほうにいなければ、自分の番が回ってくると思わない。
大きなことになればなるほど、どこか他人事、という日本人の性。
組織に平和に属していられることが第一で、本音を隠すことをいとわない。

まぶしいアメリカをしばらく眺めていよう。
そしたら、自分たちも変わりたい!っていう力が湧いてくるかもしれない・・・

真山仁著:ハゲタカⅠ・Ⅱ

2009-01-17 17:18:20 | 読書
テレビドラマになり、2009年6月には映画が公開予定の話題作。
企業買収を舞台にした話。

看護師って、経済にうといところがあるけど、
この本は、主人公や登場人物の魅力がぐいぐい引っ張ってくれる。
少々規模が大きいけど、リーダーシップについても考えさせられる。

文庫本でⅠ・Ⅱ、それぞれ上下の4冊を読破。
クリスマスから今日まで、ハゲタカ一色だった。
今年は株に挑戦してみようかな。
なんて、すぐに手を出したくなるのが私の悪い癖、、、。

DVについて考える

2009-01-12 10:01:19 | 看護へのヒント
DV(ドメスティックバイオレンス)は、パートナーから受ける
身体的、心理的、性的、社会的暴力である。

院内の研修のひとつに、DVへの支援、がある。
看護師として、医療の場でDV被害者に接する機会もあるわけで、
正しい初期対応できるようになることが研修の目的だ。

どんな理由があるにせよ、暴力はいけない。
なのに、暴力を受けていることを隠したり、
パートナーから逃れようとしない、複雑な理由がある。
身の危険や、経済的問題、そして時折見せるやさしさ、などなど。

勤務中、暴力を受けているかもしれない人と出会ったらどうするか。
安全第一。
これ以上の危害を加えられない、加えないことが鉄則。

まずは、パートナーが絶対に見聞きできない安全な場所で話を聞く。
あくまでその人の意思を尊重する。
「何もありません」と言われれば、それまで。それが相手の意思。
そして、その人の話を、100%信じる。非難や説得でさらに傷つけない!
ましてや、相手に暴力の事実を確認なんて、絶対にしない!!

その上で、必要な情報を提供する。
「暴力はどんな理由があってもいけないこと。あなたは悪くありません」と。
逃げ方、シェルターの存在、支援センターの存在、など。

根が深い問題だけに、一人の看護師が対応しきれるものではない。
だから、医師も含めて、皆で正しい知識を持つことがまずは必要だ。
私もどこか他人事だったDV。もう少し勉強しよう。

橋本文隆著:壁を突破するコーチング

2009-01-11 09:56:44 | お仕事新書
一番記憶に残ったところ。

“スキルだけでは人生は変わらない” 
  「あり方」を扱わなければ成果は生まれない

“成功のカギはインテグリティ(統一性、誠実さ)”
  BE(あり方)-DO(行動)-HAVE(結果)の一致

やはり何事も、まずはBE、あり方なのだなーと。
でも、あり方をただすには、どうすればいいのだろう?
きっかけを待つしかないのかな?

腕時計の電池交換とパラダイムシフト

2009-01-10 11:07:27 | 今日のできごと
私は、腕時計がない生活は考えられない。
朝起きてから寝るまで、ずっとつけている。
電池が切れると、家電量販店の時計売り場などで電池交換をしていたが、
数日間お預かりになってしまい、落ち着かない。

先週、腕時計の電池が切れてきたので、閉店20分前のデパートに駆け込んだ。
なんとお預かりではなく、その場で電池を交換してくれた!
うれしい!私、時計がないと生きていけないんです、と感謝した。

そして、電池交換カード、なるものをくれた。
2年後の日付が書いてあり、それまでに電池がきれる場合は、
オーバーホール(分解清掃)をお勧めします、と。
メンテナンスのことまで考えてくれるなんて、至れり尽くせり。感激した。

このデパートでの電池交換は2000円。
量販店の外注の場合、1000円ぐらいだったと思う。
料金は2倍だとしても、腕時計命の私にとっては、
このデパートのサービスと価格は大満足だった。

そのデパートには、白衣を着た時計修理の専門家が2人もいた。
便利な場所に量販店がたくさんでき、デパートは苦しい立場にあると聞く。
しかし、このような贅沢な人員配置や細かいサービスは、
やはりデパート、あっぱれ、がんばれ、という感じである。

いつも何気なく行っていたデパートだけど、見方が変わった。
そして自分が「安いのでいい」主義から脱却することを予感した。
新年早々電池が切れた、とイラっとしていたけど、
新年早々パラダイムシフトを体験できてよかった。
ちょっと大げさだけど。