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Serendipity…喜怒哀楽ヒトリゴト ♪

日々の徒然なる喜怒哀楽な出来事を私的に記しています
☆Serendipity 幸せな偶然がたくさんありますように☆

Paolo引退会見

2009-06-11 | Football&F1
関東も梅雨入りしたようですね
おかげで、クセ毛部分がウェ~ヴィ~にはねまくってます。
カタールの監督並に…って、あれはクセ毛ではないけど
それにしても、昨日の主審も(よく見る顔ではある気がする)
ホームなのにアウェー的な感じがした。
FIFAのあいつが絡んでるのか←リメンバー2002
W杯本大会ベスト4入りを掲げてるけど・・・ねぇ
「世界を驚かす覚悟はある」って、ホントに驚かせてほしい。
何はともあれ、何故かいつも闘莉王の怪我だけが心配だけど。
あっ、C・ロナウドもレアルに移籍だって~。
どんだけ補強するつもりなんだよ!

Paolo, 6/10 San Siroにて会見


気になったトコだけ抜粋させてもらいました↓

〇最終戦について
『Firenzeでの最終戦は素晴らしかった。
3位獲得が叶ったし、個人的にもティフォジやチームメートが
親愛の情を示してくれたことが誇らしかった』


〇Kakaの移籍について
『僕は今も、そしてこれからもずっとMilanのティフォジだ。
これこそ時代の流れだね。
Kakaはあのレベルにあって譲渡が決まった最初の選手、
過去にはああいう事態が検討されるに到ったことはない。
彼はMessi、C・ロナウドと並んで世界5指に入る選手。
あの決定に、チームメートやティフォジはがっかりした。
KakaなしでCL制覇というのはユートピア的な目標だ。
今は大事な転機を迎えているが、それでも僕はこのチームが
とにかく常に上位を走ってくれることを望むよ。
Baresiが引退した時、僕はサッカー選手として
道に迷ったような気がした。
精神的にもフィジカル的な拠り所がなく、先は見えない。
でもクラブがちゃんと動いてくれたおかげで、
僕たちはリスタートをきれた。
これまでたくさんの別れがあったけど、
その度にこのチームは常に大きな目標を据えて
またビッグチームを築いてきた。
Milanの歴史は続いていく』


〇今後のMilanについて
『Kakaを失う事で他の選手の獲得も考えなければならないだろうし、
7月6日にミラネッロに集合して、
Leonardoの手に託される時迄には、
チームの形が出来てないといけない。
Leonardoにとってもこれはまた大きな挑戦。
これはひとつの賭け、Milanはこれまでその賭けに勝ってきたけど、
今回もまたいい結果を出せるといい』


〇Pirlo&Patoについて
『彼を熟した選手とみなすのはまだやや早い、
彼はなにせまだ30歳だ。
詳細は知らないしクラブの考えも分らないが、
彼はMilanを去る前には、
10回どころか100回も考えを巡らせないと
いけないだろうね。
Patoに関してはKakaのような話はないと思う。
彼は19歳ながら並でない才能の持ち主、
彼はここに残らないと』


〇5/24日San SiroでのRoma戦について
『あの日曜のMilan対Romaの出来事については、
Berlusconiが言った事に僕は賛成だ。
クラブはたったひとりの人間によって
そのカラーが決まるものではなく、
Milanとはティフォジであり選手であり経営陣である。
彼の言葉で僕は落ち着いた。
彼はあのRoma戦後に僕が聞きたいと
思っていたことを言ってくれた。
Gallianiの公式な返答については、
おそらく彼は個人的な事に囚われていた。
僕はそういうのは望んでいなかったんだけど』


〇クルバスドの横断幕について
『最初はイヤな気分だったけど、
家に帰って200人もの人たちが
祝福に来てくれた後は、
僕の為にマフラーを空に向けて振りかざす
満員のスタジアムという記憶の方が
より多く僕の頭を占めるようになった。
あれは僕がピッチ上でやってきた事、
また特別な名字を持ちながらも
それを決して武器にしたりはしなかった事が
報いられたという証だと。
小さい頃は"Maldini"の名を持ち出されて
傷ついた事もあったけど、おかげで僕は成長した』




〇Paoloの今後について
『まずは家族と過ごすこと。
いくつか馴染みのスポンサーからオファーはあったけど、
どこにもイエスとは言っていない。
Milanからは何もないが時間はある。
偉大な選手が偉大な経営者になるとは限らない、
ここの雰囲気はよく知っているしね。
オファーのあったユースチームの件も僕の望みとは違う。
そのポストには経験のある人が必要で、
僕にはそれがないから』

『自分が大好きな分野をまっとうできたことを
人として幸せに思う。
現時点で小さな疑問もいくつかあるけど、
自分の将来に関しては慎重に考えたい。
僕の経歴は、それを僕がどう築いてきたか、
また他のチームに移ることなど決して考えずに
ひたすらこのチームに信頼を置いてきたかという点で、
サントンのような若手にとっては
素晴らしい歴史たりえるんだろう』


〇この1年間と今迄について
『本当にすばらしい最後の1年間だった。
僕は最高の環境で自分が愛するスポーツができた。
タイトルのない1年間があったとしても
僕のキャリアには響かないよ。
全てのベースになっていたのは情熱だ。
常に更に上を目指し、最後は自分自身との戦いだった。
サッカーをしていると人間的にも成長するし、
他人を尊重する気持ちが養われる。
僕は16歳で既に大人の世界で働いていて、
そこでの成長のおかげでやがて自分も人から
尊重される人間となった。
そのきっかけとなるのがスポーツへの情熱だ。
僕は沢山のいいお手本を得て、彼らから学ぼうと努力した。
あと大事なのは家族、僕を導きしつけてくれる人が僕の近くにはいた。
ミランに関して僕には後悔は全くない。
4回のW杯出場を経験して何かタイトルは欲しかったけど、
それでも素晴らしい15年間だった事に変わりはない。
あとちょっとの幸運があれば、僕がやめてからイタリア代表がとった
タイトルを僕も経験できたのかも知れないけどね』


久々に2004年に発売されたPaoloのDVDを観た。
「PAOLO MALDINI IL FILM」
このDVD結構お洒落に出来上がってるので、まだ観てない方はお勧めです
もちろんPaoloは超カッコイイです。
日本で販売されてるかどうかは知りませんが、
なかったらイタリアの通販から購入してみて下さいませ