GreeneryPark日記

-おとなし おっと@管理人の日々のつれづれ-

こっくり

2014-09-04 | 言の葉
古いハーレクインを読んでいたら、
出てきた単語がよくわからなくて調べることに。


◆こっくり (文:こっくりした茶色のベルベット)
『色合い・味などに落ち着いた深みのあるさま。』

手持ちの辞書には載っていなくて検索をかけた。
コスメ系のレビューがひっかかるので最初は「しっとりした」という意味なのかと思ったのだけど、
もう少し濃厚な密度がある感じらしい。
今回の小説の場合は、
「深みのある濃い茶色のベルベット」ということでいいのかな。
古い言葉なのか東の方の言葉なのか、初めて目にした。
母に聞いたらやはり初耳で「ふんわりあたたかい」という意味かと思ったらしい。
「ほっくりの誤植だと思ってた」だそうだ。


◆氷菓 (文:スポンジケーキの他に氷菓もあった)
『果汁等を氷結した冷菓』。

アイスクリームかと思っていたのだが、少なくとも日本ではアイスクリームは氷菓に含まれなかった。
パーティーだしシャーベットなのかな。
冬のオランダ、しかも金持ちの結婚披露パーティーで、
棒状のアイスキャンディやかき氷ということはないと思う。


◆外妊 (文:外妊の手術)
たぶん『子宮外妊娠』。

検索しても『子宮外妊娠』しか引っかからない。
ブログで『外妊』と書かれている人が1人いただけ。
昔の言い方なんだろうか? それとも医療関係での略語?
ベティ・ニールズの大多数を占める医者と看護婦同士の主人公たちの会話だったため、
たぶんこれだろうなあとは思うのだけど。
最後の方に、ヒーローが普段は麻酔医をしているとわかり、代理で2週間とはいえ、
どんな病気や怪我の人が来るかわからない船医なんて出来るのかとびっくりした。


昔のものを読むと、たまに言い回しがよくわからないことがあって、
地域差かな、言葉が変化しているのかなと思う。


R288 氷雨降るハーグ ベティ・ニールズ→ヒーロー、結婚後も手を出さずに、若い従兄弟の方にわざわざ追いやるってアホなの?

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