という心理的状態が続いている。
さすがに、困るので、
「めんどうくさい」という感情?は
どうして生まれるのか?
というのを少し調べてみた。
まず、Google で「めんどうくさい、原因」
と検索すると、
「めんどくさい」の正体を脳科学者に聞く
という記事がトップに出てきた。
「脳の学校」という会社の加藤俊徳先生によると、
1)「めんどくさい」は脳に余裕があるときに発生する
2)朝は脳の処理能力が低下しているので「めんどくさい」
3)自分の不得意なことや新しいことをすると「めんどくさい」
などが挙げられている。
1)と2)は矛盾しているような気もするのだが・・・
他にもいろいろあるが、もう一つ紹介すると、
なぜ人は「面倒くさい」と感じるのか?
こちらは、精神科医・名越康文さんの回答で、
> 面倒くささは退屈さで、退屈さは怒りである
という説明だった。
これはこれで、納得できる感じもあるが、
上の記事の3)とはちょっと矛盾するように見える。
ちなみに、『「めんどくさい」がなくなる本』
という本もあるらしい。
いろいろな説があってよくわからないので、
ChatGPT(GPT-4)に聞いてみた。
Q: 何するのもめんどうくさいという気分です。
人間はどうして「めんどうくさい」と感じるのでしょうか?
A:「めんどうくさい」という感情は人間が体験する
多くの複雑な心理的状態の一つで、
様々な要素から影響を受けています。
1. **エネルギー管理**: 人間の脳はエネルギーを非常に効率的に使うように進化してきました。
何かをするというのは、そのために必要なエネルギーを消費することを意味します。
したがって、特にエネルギーが少ないときや、他の重要なタスクにエネルギーを
保持したいときには、「めんどうくさい」と感じることがあります。
2. **報酬の期待値**: 脳は行動の「価値」を予測するのが得意で、
特に報酬が予想される行動に対してポジティブに反応します。しかし、
ある行動が大きな報酬をもたらさないか、または報酬が不確実または遠い未来にあると
予測される場合、その行動は「めんどうくさい」と感じるかもしれません。
3. **ストレスと疲労**: 長期間にわたるストレスや疲労は、気力やモチベーションを
減らすことがあります。これにより、「めんどうくさい」と感じやすくなります。
4. **感情状態**: 悲しみや抑うつのようなネガティブな感情状態は、
「めんどうくさい」と感じる傾向を高めます。これは、
これらの感情が活動レベルを低下させ、エネルギー消費を抑制する傾向があるからです。
これらすべては、人間が「めんどうくさい」と感じる理由の一部であり、
個々の状況や体験により影響を受けます。
そのため、自分が「めんどうくさい」と感じたときは、
これらの要素を考慮に入れて、自分の感情を理解し、
適切な対応をすることが重要です。
おぉ! かなりわかりやすくまとめてくれている。
さすが ChatGPT だ。
ついでに、日刊スポーツの記事を真似して、
Bing と Bard にも聞いてみた。
Bing の回答
人が「めんどくさい」と感じる要因の1つとして、脳に余裕がないことが挙げられます。
脳のキャパシティが100あるとして、すでに80%くらいを使用し、あまり余裕がない場合、
「めんどくさい」と感じるようです。
また、新しいことが苦手だったり、行動力がなかったり、
人付き合いが好きじゃなかったりする場合も「めんどくさい」
と感じるようです。
こちらは、かなり簡潔な回答が帰ってきた
(回答タイプはバランス型を選択)
出典としては、
「めんどくさい」に打ち勝つ方法は?脳科学者が解説
が挙げられている。
Bard の回答
人間が「めんどうくさい」と感じるのは、いくつかの理由があります。
脳が疲れている:脳は、常に多くの情報を処理しています。
そのため、長時間作業をしたり、難しいことを考えたりすると、
脳が疲れてきます。脳が疲れると、新しいことを始めるのが億劫になったり、
集中力が低下したりします。
やる気が出ない:やる気が出ないと、何をするのも億劫になります。
やる気が出ない原因は、ストレスや疲労、気分障害など、さまざまです。
恐怖や不安がある: 何かを恐れていると、それを避けようとします。
そのため、恐怖や不安があると、何をするのも億劫になったり、
先延ばしにしたりすることがあります。
自信がない:自信がないと、新しいことに挑戦するのが怖くなります。
そのため、自信がないと、何をするのも億劫になったり、
失敗するのではないかと考えたりすることがあります。
「めんどうくさい」と感じたら、
まずは自分の心身の状態を振り返ってみてください。
脳が疲れているのか、やる気が出ないのか、恐怖や不安があるのか、
自信がないのかを判断しましょう。原因がわかれば、
それに応じて対処することができます。
これはこれで、ChatGPT ほどまとまっていないが、
自信がない、とか、恐怖や不安がある(この二つは
だいたい同じようなことだと思うが)などの観点が
追加されている。
個人的には、ChatGPT の
> 2. **報酬の期待値**: 脳は行動の「価値」を予測するのが得意で、
> 特に報酬が予想される行動に対してポジティブに反応します。しかし、
> ある行動が大きな報酬をもたらさないか、または報酬が不確実または遠い未来にあると
> 予測される場合、その行動は「めんどうくさい」と感じるかもしれません。
という説明が一番刺さった感じがする。
というか、自分なりになんとなく考えていた
仮説とぴったりのものが出てきたので
感動した。
何かするときに、そのコストと、
それで得られるだろう報酬(主には快感)
を予想して、コストが報酬に見合わないと
「めんどくさい」と感じる、
というのが一番の根っこのように感じた。
自分の場合は、快感=報酬は主に
「感動」や「おもしろさ」から来るので、
何か新しいことがわかって感動する、
という期待が得られないと、めんどくさい、
と感じられるような気がする。
そして、年を取ると、何をやっても、
昔の感動が得られることは少ないので、
期待報酬が少なく見積もられて、
めんどうくささが、まず先に
来てしまう、というのは理屈にあっている。
うまくゆく自信がないときや
(どうせ失敗するだろう)、
退屈な繰り返しについても
期待報酬が少ないのは同様だ。
一方で、疲れている、余裕がない、
慣れていない、などは、
コストの側を増加させることに
なるので、それに見合う報酬が
得られにくくなるのだろう。
で、どうすればいいのか?
も ChatGPT に聞いてみた。
Q: 「めんどうくさい」という感情を消すためには
どうすればよいですか?
A: 「めんどうくさい」という感情を克服するための方法はいくつかあります。
個々の状況と感情の根本原因によって最適な方法は異なるかもしれませんが、
以下にいくつかの一般的なアドバイスを提供します。
小さなステップで始める: タスク全体を見ると圧倒され、
「めんどうくさい」と感じることがあります。そうした場合、
タスクを小さな部分に分割してみてください。
その一部を完了するだけでも、全体の進行具合が見えてくるはずです。
自分自身にご褒美を与える: タスクを完了したら自分に何か小さなご褒美を与える
というのは有効な方法です。これにより、やる気を引き出すための
具体的な動機づけが生まれます。
自分の体調と心の健康を大切にする: 適切な休息、栄養、運動は、
全般的なエネルギーレベルと気分を大いに改善します。
また、ストレスを管理し、リラクゼーションの時間を持つことも重要です。
ポジティブなマインドセットを持つ: ネガティブな感情が、
「めんどうくさい」と感じる傾向を増加させる可能性があります。
感謝の気持ちを持つ、ポジティブなアファメーションをするなどして、
自分のマインドセットをポジティブに保つことが有効です。
時間管理と計画性を改善する: タスクを適切にスケジュールすることで、
それぞれのタスクが手に負えるものであると感じることができます。
そして、それが「めんどうくさい」という感情を減らすのに役立つでしょう。
助けを求める: 何かに対処するのが難しいと感じる場合、
他の人々に助けを求めることも考えてみてください。
それはプロフェッショナル(カウンセラーや心理療法士など)
であるかもしれませんし、
信頼できる友人や家族であるかもしれません。
これらの方法はあくまで一般的なアドバイスで、
個々の状況や感情によってはプロフェッショナルな支援が
必要な場合もあります。
ふーむ・・・
まぁ、言われてみれば常識的なことではあるし、
「やる気を出す方法」とか
「やる気スイッチを入れる方法」と重なっているが、
まず小さなステップで手を動かす、
というのは少し使えそうだ。
あとは、根本的には、
自己肯定感を強める、とか、
得られる報酬の由来を他
(好奇心以外)に求める、
ということか・・・
ちなみに、Bing や Bard は
もう少しコンパクトな答えを
出してきた。
Bing:
「めんどうくさい」という感情を消す方法について、
以下の方法があります:
・何かに没頭すること
・一度にやることを減らすこと
・目標を小さくすること
・他人に手伝ってもらうこと
これらの方法を試してみてはいかがでしょうか?😊
Bard:
A:「めんどうくさい」という感情を消すためには、
次の方法があります。
・タスクを細かく分けて、達成しやすい目標に設定する。
・タスクを他人と分担する。
・タスクをゲーム感覚で楽しむ。
・タスクを達成した時の自分を想像する。
・タスクを達成することで得られるメリットを考える。
また、タスクを開始する前に、タスクの目的や意義を明確にすることで、
「めんどうくさい」という感情を軽減することができます。
さらに、タスクを開始する前に、適度な休憩をとったり、リラックスしたりすることで、
気分をリフレッシュさせ、タスクに取り組むモチベーションを高めることができます。
「めんどうくさい」という感情は、誰にでもあるものです。
しかし、上記のような方法を試すことで、この感情を軽減し、
タスクを効率的に進めることができます。
やはり、ChatGPT の回答が
一番説明が丁寧で網羅性も高い
という感じがする。
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