民主比例の得票一位が谷亮子ではなかったのには、
少し安心した。
当選した人より落選した人を見るほうが面白い。
特に、比例区。
民主党では、
またカムバックならずの八代英太さんが次点。
現職では喜納昌吉、広中和歌子が落選、
池谷幸雄、桂きん枝、庄野真代、岡崎友紀、などの
タレント候補が軒並み落選したのもよかった。
自民党では、
ほぼ当確と言われた堀内恒夫が次点にとどまったのは意外。
案外人望がなかったということか?
片山さつき、佐藤ゆかりがツートップなのも意外だが、
テレビ出演などによる議員としての知名度ゆえか。
三原じゅん子の健闘も意外感がある。
比例の得票数は、
民主が 1800万 対 自民が 1400万で、
いちおう民主が勝っていた。
今回の選挙で明らかに勝ったのは「みんなの党」だ。
結局、日本の政治の最大の対立軸は
大きな政府・保守・社会保障(自民党・民主党の一部、公明党)対
小さな政府・リベラル・規制緩和(民主党の一部、みんなの党)
という感じなのだから、自民党、民主党、みんなの党は、
さっさと分裂、再合併して、ねじれを解消したほうがすっきりすると思う。
龍馬伝はいよいよ「日本を洗濯したく候」
の掛け声の下、第三部に突入する。
戦後日本の50年以上にたまった垢、苔の
最大のものは、やはり、政府と大企業による
税金への寄生だろう。
国からの資金にすがる特殊法人とそのファミリー企業
各種補助金、公共事業にすがる大企業とそのファミリー企業
「無駄の排除」と言うと、なにか、貧しくなる印象も強いが、
分配のしかたを変えて、もっと有効に分配する、ということだ。
やはり一度は小さな政府にしないとどうしようもない
というのは多くの人が感じていることだ。
しかし、それができる政党が今は無いから、それを作るべきだ、
というのが今回の選挙の民意だと思う。
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