近くのお店の HP をいくつか見て、
良さそうなモデルがあるお店に
行ってみた。
コンパクトで
サイレントがついている
という条件で探したところ、
ヤマハの b113SD というモデル
が 30万円台ででていた。
弾いてみると、
悪くはない感じ。
このピアノは、
インドネシア生産の
コストダウンモデルで、
ネットで調べると、
お勧めしない、などと
書かれていた李するのだが、
そこまで悪くはないのでは?
しかし、この機会に、
もう少しいろいろ
見てみたいので、
とりあえず保留にして、
もう1軒のお店にも行って見た。
こちらは、イタリアの
FURSTEIN というメーカーの
コンパクトアップライト。
色はウォールナット。
サイレントはついていないが
60万円台とちょっと高いが、
見た目が気に入った。
やはり、輸入ピアノは高いのか。
実際に弾いてみると、
ちょっとへたっている
感じもあって、
ちょっと厳しそうな感じ。
見た目にはとても
惹かれたのだが・・・
調律代などは
変わらないが、万一
部品交換になると
費用が嵩むことも
あるらしい。
弾いたときの感じを取るか、
見た目やスペースを取るか、
悩ましいところだ。
とはいえ、悩んでいるときが
楽しいので、もう少し
あれこれと試してみたい。
ここまででわかったことのひとつは、
アップライトピアノの高さ。
高さ 121cm が標準で、
それより小さいのはコンパクト、
それより大きいのは 133 cmで、
フラッグシップモデルも
この高さのものが多い。
大きいほうが響板や
響きの空間が大きくなるので、
大きな音が出しやすく、
レスポンスも良くなる理屈だが、
これ以上高くなると、
調律も大変になるということで、
歴史の中で淘汰されたようだ。
奥行は、コンパクトで 50cm台、
121cm モデルでは 60cm
くらいが多い。
もう1つは、サイレントピアノの仕組み。
中央のペダル(通常は、フェルトマフラーを
使った弱音になる)を踏んでロックすると
アクション全体が手前に傾いて
打鍵したときに、ハンマーが弦に触れなくなる。
その結果、打鍵しても
音はまったく出なくて、
鍵盤がカタカタいう音だけになる。
ピアノの音のほうは、
ハンマーの動きを
センサで検知して
電子音を出す仕組みで
この部分は電子ピアノと同じだが、
実際にアクションが動いているので、
タッチはサイレントでないときと変わらない。
(若干反応が遅れるという説もあるが、
気になるレベルではないようだ)
サイレントのユニットは、
ヤマハやカワイの純正以外にも
後づけタイプの製品があるが、
後付けだと、15万円くらいかかる。
3つめは、店によって、
調整の度合いなどは
かなり異なるようだということ。
自社の工房で
しっかり再生している
ところもある一方で、
仕入れたものを
調律するくらい売っている
ところもあるようだ。
なので、単純に
価格で比較するのは危険で、
安いところには理由が
あったりする。
もちろん、経営努力や
中抜きで安くしている
ところもあるから、
なかなか選ぶのが難しい。
製造年についても、
作られたあと、
展示されたり、
家で飾られたりして
あまり弾かれていなかったものと、
よく練習する人の家で
使われたものだと
全然状態が異なる可能性がある。
単純に、新しいモデルのほうが
良いとも言えないようだ。
最後は、ピアノの型番の
カオスぶり。
特に、ヤマハは、
命名ルールが何度か
大きく変わっているので、
わかりにくい。
最終的には、弾いてみての
フィーリングなのだろうか?
それも、前にも書いたように、
第一印象がどこまで正確?
という問題がある・・・
みんなどうやって
選んでいるのだろう?
お薦めされるものを
えいやっと決めている
という感じ?
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