さて絵本です。
順調に進んでいます。
ストーリー性のあるものを理解して楽しめるようになったので、
図書館での絵本選びに、さらに力(りき)が入ります。
読んでいると、質問や感想をいろいろ口にするマメです。
<「人食い鬼とゼラルダ」>
「けっこんってなあに?」とマメ。
「好きなひとと同じ家に住んで、いつもいっしょにいることだよ」
「ふ〜ん、ゼラルダはこのひとが人食い鬼って知らなかったんだね」
「う、うん、そうだね」
<「ふんふんなんだかいいにおい」>
泣いているオオカミの子を見て
「ママがいなかったら、パパに抱っこしてもらえばいいのにね」
<「うらしまたろう」>
「なんでおうちがなくなっちゃったの?じしん?」
読んだ本の内容はいつまでも覚えていて、
「あ、これってヒロミちゃんの魔女のほうきみたいだね」
「くまのコールテンくんみたいに、ボタンがとれてる」
など、登場人物の固有名詞まで出てくるのでビックリです。
さて、ストーリー性のある(やや文章多めの)絵本と並行して、「文章が少なくシンプルなもの」もチョイスしています。
何のためかというと、「自分で読ませるため」です。
借りてきたばかりの本をいきなり「自分で読んでごらん」ではうまくいきませんが、
何度か読んで聞かせると、自分でも声に出して読みます。
内容がわかっているので、たどたどしい「ポツポツ読み」でなく、文節ごとの「区切り読み」ができます。
<あひるのこが たまごから でてきて いいました> というふうに。
今のところ、絵本教育はこんな感じです。
ひと月に20〜30冊くらいの絵本を図書館から借り出します。
「ばあば、また新しい本借りてきたの?読んで読んで」と、目をかがやかせるマメです。