kosunki

韓国と日本について

有無同然 4

2010年09月17日 | 仏教
【今日の仏語】は『有無同然』の4回目です。




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小沢一郎が立候補して、




民主党代表選が盛り上がってますね。









裏から手を回す政治手法が得意なお人だと思っていましたし、




今回政治とカネ疑惑の渦中で




民意も逆風なのに




よく出馬したなと驚きました。










「このままでは日本がだめになる。」とのことですが、




私が思ったのは




やはり小沢一郎も人の子、




政治家になったのだから、




一度は総理になりたい、




歴代総理の名前の中に自分の名を連ねたい、




というものがあったのかな、と感じます。










自分以上の政治家はいない




という自負心はあったでしょうし。










それにしても、出馬する者、




それを担ぐ者、動静を探る者、




引きずり下ろそうとする者・・・




あくなき権力欲の象徴が政界ですね。










■筒井康隆独特の風刺が効いた『現代語裏辞典』には







▼しゅしょう【首相】




隠すことが多く、




語彙が乏しくなり、




同じことしか言えなくなる役職。







とありますが、言い得て妙です。










それなのに政治家は「首相になりたい」と、




なぜ目指すのでしょうか。










彼らのすぐそばに、




ついこないだまで首相となったばっかりに




散々マスコミから叩かれ、




国民からパッシングを受けた人がいるというのに、




学習しないのだろうか。










それでも自分は違うと思うのだろうか。










なってみないと如何に悲惨な立場か、




わからないのだろうか










いろいろ考えてしまいます。










どちらが選ばれても、




なれなかったら、不足と寂しさと悔しさで苦しいでしょうし、




なれたらなれたで、プレッシャーと不安で苦しむでしょう。










『有無同然』の実態が知らされます。



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