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瞋恚・怒りのこころ 4

2010年09月21日 | 仏教
自惚れ強い私達は、
怒っている時、
「自分は正しい、相手が悪い。」
と思い込んでいます。

私はいかなる理由があるにせよ、
腕力の強い者が弱い者に
一方的に暴力をふるうのは
卑怯者のすることだと思っていますが、その上、
「正義の鉄拳、受けてみろ」
とばかりに息巻いて、
「何で叩かれたか分かるか?」
と迫るのは、無様だなと思います。

「正しい俺が間違ったお前に腹を立てているんだ。」
というつもりなんでしょうが、
釈尊は、それは自惚れだ、といわれています。
人はどんな時に
瞋恚(怒りの心)がおきるか。
欲の心が妨げられた時に、
欲を妨げた相手に対して、おきる、
と説かれています。

儲け話が、誰かの一言で
台無しになった時、
「あいつのせいで儲けそこなった(`Δ´)」
と怒りますが、
それは財欲が邪魔されたからです。

人前で言ってほしくないことを誰かに言われ、
「こいつのせいで恥かかせられたヽ(`Д´)ノ」
と逆上するのは、
名誉欲が妨げられたからです。


朝、目覚まし時計で
無理やり起きてくるとき、
誰しも不機嫌なのは、
睡眠欲が邪魔されたからです。

自分のやりたいことが
誰かに邪魔されたら、
とても穏やかでおれないのが
人間なんです。


一方、相手がどんなに間違った人間でも
自分の利害と関係のない場合は、
腹が立ちません。


4年前、我が子を橋の欄干から落とし、
殺した上に被害者のように装った、
畠山鈴香という犯人がいたのは


記憶されていることと思います。



鬼のような母親ですが、
そういうニュースを聞いても
「おのれ、許せない。あの畠山鈴香。ちくしょ~、鈴香~。」
となられますか?


それよりも自分の悪口を
周りに吹聴する同僚のほうが
よっぽど腹が立ってくるではないですか?

悪いことからいえば、
悪口好きな会社の同僚より、
よっぽど自分の子を殺す母のほうが問題なのに、です。


出したら出しっぱなしで
部屋を汚していく同居人には
腹が立って仕方ないのですが、
産業廃棄物を無断投棄していた業者がいると聞いても、
自分の生活と関係ない場合、
腹は少しも立たない。


自分にとってどっちでもいい問題は、
怒りはありません。


自分に関係ない場合は、
どんな悪いことをしていても、
豚のように鈍感ですが、
いったん我が身に利害が絡むと
とたんに全身逆立てて怒り出す。


【欲のあるところ、怒りあり】

「怒りのない人間になろう」
とあなたが志すなら、
欲をおこさないようにするしかない、ことになり、
それは私達に「石や屍になれ」
といっているようなものです。


人は生きている以上、
怒りで人を傷つけ、人に傷つけられる、
その連鎖から離れられないとしたら、
人間は何のために生きているのでしょうか。


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