kosunki

韓国と日本について

ケネディと恩

2010年09月02日 | 仏教
【今日の仏語】は『恩』についてです。




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「my fellow Americans:

 ask not what your country can do for you?
 
 ask what you can do for your country.」




これは、1961年1月に43歳という若さで



大統領に就任したジョン・F・ケネディの就任演説の一節。








『我が同胞であるアメリカ国民諸君。



 国が諸君のために何をしてくれるかを問うな。


 
 諸君が国のために、 何をなしうるのかを問うて欲しい』





心に残る言葉ですね。





「あれしてくれない(-з-)」



「これしてくれない(-з-)」



と不平ばかり言っているOLを、



くれない族と呼んでいたことがありましたが、



私達でもついつい、「してくれて当たり前」と思ってしまいがちです。





「親は育ててくれて当たり前」



「学校に行かせてくれて当たり前」



「仕送り送ってくれて当たり前」



「友人は悩みを聞いてくれて当たり前」



「部下は言う事を聞いて当たり前」



「上司は理解してくれて当たり前」



「夫は優しくしてくれて当たり前」



「妻は尽くしてくれて当たり前」などなど





本当はしてもらって当たり前のこと一つもありません。





私もわがまま言って東京で下宿させてもらい、



大学まで出させてもらったのですが、



毎月の仕送りが期日を遅れた時に、



電話口で母に怒りをぶつけた思い出があります。





鈍い私も、自活して、金銭の収支をアレコレ計算するようになって始めて、



両親が毎月仕送りするということが如何に大変で、偉大なことか、



思い知らされました。





同時にあの時、電話口で怒りをあらわにした我が身の不孝に、



思い出しても胸が痛みます(><;)





してもらったことを当たり前と流さず、



感謝していきたいものです。





仏教では『恩、感謝の心』ということについて、



教えられていますので、これから何回か、



このテーマでお話いたします。

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