kosunki

韓国と日本について

司馬遼太郎

2010年08月14日 | 仏教
■『坂之上の雲』『龍馬がゆく」の著者である司馬遼太郎は



「鎌倉時代というのは、一人の親鸞を生んだだけでも偉大だった。」



と言い遺しました。





司馬遼太郎は、



司馬史観といわれるほど、



歴史への造詣が深い作家です。





その司馬遼太郎をして、



「一人の親鸞を生んだ時代、そんな鎌倉時代は、偉大じゃないか。」



と言わしめる、



そんな方が親鸞聖人です。





■親鸞聖人750回忌を目前に向かえ、



五木寛之氏の『親鸞』は20万部のベストセラーを超え、



『歎異抄』は世界内外の知識人、思想家が注目し始め、



静かな親鸞ブームです。





しかしその教えとなると、



「難しい、複雑だ。」



と敬遠するか、



「念仏称えたら死んだら極楽、と言った人でしょ。」



と古臭い宗教と馬鹿にするか、



およそ自分の人生とかけ離れたものと思われているのを



私は常々残念に思っています。





なぜ私がそう思うかと言いますと、



▼仕事で行き詰った時、




▼人間関係で途方にくれる時、




▼生き方を抜本的に見直したいとき、




▼全てを捨てて、どこかへ逃げ出してしまいたい時、




お金よりも、人よりも、




何よりも力になるのが、




親鸞聖人の思想だと




確信するからです。





■私は親鸞聖人の教えを伝える仏教講師として



もう20年近く、



『教行信証』『歎異抄』を学び、



全国各地、あるときはアメリカで



様々な人にお話してまいりましたが、



聞かれる人は実に多種多様で、



教師、エンジニア、主婦、OL、経営者、ミュージシャン、国家公務員、




自営業、農家、作家、漫画家、予備校講師、接待業、大学生、など様々で、



その年代層も老若男女、



若い人が多いのに



意外な感をもたれる方が多いのです。





「親鸞聖人、浄土真宗というと、葬式法事の時にお寺さんが来てくれる、あれでしょ」



という価値観しか持たれない方からすると意外でしょうが、



聞かれている方は各々が、



現代人、しかも多くの年代層を深く魅了する、




とても論理的、かつ情感あふれる内容であることを知り、



【親鸞聖人が伝えられた内容が、今のそれぞれの立場に生かせる】



と実感して、聞いておられるのです。





「とにかく信じなさい」系のご利益宗教や



根拠のあいまいなスピリチュアルとは一線を画する、



確固たる深遠な哲学であることを



感じられるからだと思います。





■「哲学は学問の王道なり」



と言ったのはアリストテレスですが、



政治も、経済も、科学も、医学も、心理学も、脳科学も、小説も、歴史も、映画も、マンガも、歌謡曲も、家庭や職




場のライフスタイルも、学校も、スポーツも、



この日記ではあらゆる題材を切り口として、これからも書いていきます。





これらが仏教の視点で眺めると、



今まで見えてこなかった新鮮な風景が見えてくることに



感銘を受けられる方もあると期待しています。





そしてこのメルマガを読まれる方々が、



仏の智恵と慈悲の視点からのメッセージに、



それぞれが自分の人生、仕事に引き当てて、




生かしていただければうれしいです。





それぞれの職業、立場の方が自分の中で消化して、



「自分軸」を確立できたら、書き綴っている甲斐があり、



有難い事だと思っていますo(^▽^)o

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