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法鏡5

2010年09月01日 | 仏教
【今日の仏語】は『法鏡』の5回目です。




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達磨の書かれた水墨画、



見られたことあるかと思います





あのぎょろりとした目で、



こちらに向って睨みつけているような形相の絵ですが、



不思議と怖い感じはしません。







もし怒気を含んだ人から、



三白眼で睨みつけられたら



相当怖いですが、



達磨の絵にはそういったものは感じられません。





あれは、己の心をにらみつけている目なのです。





面壁九年、壁に向って端座して、




ひたすら己の心と向き合った、ごまかさず、厳しく、己を凝視する、




その真摯な表情が描かれたものです。





ここ数回にわたって、



法鏡をテーマに



「仏教は真実の自己を映す鏡だ」



と話をしてきました。



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