『 ＮＩＮＥ 』

イマイチ・・とか　途中で寝てしまった・・　とか
あまりいい評判を聞いてなかったので
観るのを躊躇っていましたが・・・・・


家族不在の夜　外出のチャンス！！！！
ベイのレイトに出かけました。
評判が芳しくないので　１２００円支払うのをやめ　貯まっていたポイントで鑑賞しました。
悪評を気にせず　観てよかったです。
・・・というか　悪評を聞き　期待せずに観たのがよかったのか？？（　笑　）
タダで観たから　よかったのか？？　（　笑　）　
プレミア２で　
のんびり　ゆったりと・・２時間弱　映画の中に浸れ　幸せでした。



ミュージカル仕立てとはいえ
現実と　夢　（　グイドのｉｍａｇｉｎａｔｉｏｎ？　）　とを
織り合わせた構成
わかりにくいといえば　わかりにくいし
話が流れないので　いわゆるハリウッド映画の　ミュージカル作品のイメージで
観てしまうと　ちょっとたるいかも？？
私は
評判が二分にわかれた　『　脳内ニューヨーク　』　も楽しめたので
こちらも　大丈夫でした。
・・・　観ながら
『　８　１／２　』　と　『　脳内ニューヨーク　』　と　『　抱擁のかけら　』　が頭に浮かびました。
ナイン　という題名だけど　女優さんたちは　何回数えても　７人だし・・・
グイドのモデルって　誰？？？？
エンディングで　”　ミンゲラに捧ぐ　”　とあったけど・・・・・？？

　　　　　！！！
　　　　　フェデリコ・フェリーニ　だったんですね・・・
　　　　　実際に　奥さんは　『　道　』　の　ジュリエッタ・マシーナ　だったし。



出てくる　７人の女優たちは　みな一流。
ペネロペ・マリオン・ジュディ・ケイト・ソフィア・ファーギー・ニコール
みな　素晴らしかったです。
でも　存在感を一番感じたのは　初めて観た　ファーギーかな？？
　　　（　女優さんではなく　歌手だったんですね！　どおりで　一番歌がうまいと思いました。　）
ペネロペは　スタイルだけが　強調されていて　エロスは感じなかったので
ちょっと　可哀想な使われ方だな・・と　思いました。
　　　（　ペネロペが　活きるのは　やっぱりスペイン映画ですね！　）
『　あの頃ペニー・レインと　』　の　ケイト・ハドソンが　ちょっぴり太って
色気のある　大人の女性になっていたのも　嬉しかったし
往年の女優！！！　ソフィア・ローレン　
彼女を新作で観るのは　何年ぶりでしょうか？？？
ファーギーが演じたミュージカル部分は
砂を蹴っていた踊りだったので
なんとなく　ローレンの　『　砂の女　』　のイメージなのかな？
と　思っちゃいました。　（　未見ですが・笑　）


　　　　　ここまで書いてから　公式サイトを見てみたら
　　　　　やはり　『　８　１／２　』　がモトになっていると　ありました。


で　舞台はイタリア　なのに　全編　英語　というのが　実はとても気になりました。
ま・・・　アメリカ映画には　もともと　字幕　という考えがないので　仕方がないのですが・・
（　おかげで　グイドの英語は　ゆっくりで　聞き取り安かったですね・笑　）


　　２０１０．０４．０９　　「ＮＩＮＥ」　　ＴＯＨＯシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞　　★★★★