映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

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『 ゾンビーノ 』 

2007年11月26日 | 映画感想(欧米)
予告やポスターを観て
すっごく期待しました。
庭で ゾンビが働いている・・お手伝いさんとして
その雰囲気から なんとなく 『 シザーハンズ 』 のような映画を期待したのですが・・・



う~~ん 期待しすぎたかも ~苦笑
舞台は 1950年代風のアメリカ(・・と思っていたんだけど カナダ映画でした! 笑 )
一家に一匹( って言っちゃいけないかな? 笑 )
ゾンビがいる。
そもそも なぜそうなったか?というお話が
冒頭
大昔、映画の前にやった 白黒の 「 市政ニュース 」みたいに
紹介される。
なぜ ゾンビが出てきたのか? どうして現在のように
ゾンビを飼いならすことが出来るようになったのか?
という説明をしてくれるんですが
これが
ゾンビを制御する首輪を作った ゾムコン社のCM!
しかも それを 学校の中で見ているのです。
「 皆さん ゾムコン社に 感謝しましょう・・ 」てな感じでね。(笑)
このつくりは とても面白かった。

で この学校の中に ちょっと 浮いた感じで
いじめられっことして 存在しているのが
コピーで ” はじめての友達はゾンビだった ” と言っている ティミー
このティミーの家族と ここで 飼われる?ことになった ファイドが
この映画の主人公たちなんですが・・・・・・



エピソード1コ1コは まぁ面白いのですが
全体として まとまり感がない。
4コマまんが をたくさん連ねたお話 という風に割り切れれば
OKなんでしょうが
バラバラした感じが否めませんでした。

ティミーのお父さんが なぜゾンビが嫌いなのか
そのへんのトラウマも さらっと描かれていただけだし
ゾンビにならないための葬式の仕方も
面白いんだけれど・・・いまひとつ・・・・・
で なんとなく 
ゾンビに簡単に殺されちゃうことが
コミカルとも言い難いし さりとて 殺された人が気の毒 という風にも描かれていない
まぁ・・もともとファンタジー(?!)なんだから
気にしなくてもいいのかも???しれませんが・・・汗

ティミーのお母さんが ファイドに恋するくだりも もう一ひねり欲しかったです。
( 実は ファイドは自分の好きだったヒトだった とかね・・ )


この映画の中で 私が一番気に入ったキャラクターは
隣の家の タミー(ゾンビ)と ご主人でした。
この二人を 主人公にしても良かったんじゃないか? と思えるくらい
スパイスの効いた 二人でした(笑)


素材的も キャラクターも面白いので
もうちょっと 構成に工夫をしたら 忘れえぬ映画になったかも??
ああ惜しいなぁ~!(笑)


  2007.11.19  「ゾンビーノ」  TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞  ★★★☆




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