映画でお喋り♪猫とひなたぼっこ

もと映画少女の”猫”のお喋りです♪

『 マイティ・ハート  -愛と絆- 』

2007年12月14日 | 映画感想(欧米)
もう アンジェリーナ・ジョリーは いいや・・・
『 グッド・シェパード 』 で お会いしたばかりだし
『 ベオウルフ 呪われし勇者 』 の予告でも お会いしたし・・・ (笑)

嫌いじゃないけれど ひとつひとつが 作りの大きい お顔は
そう何度も お会いしたいものじゃない。

   実は・・・・エルビス・プレスリーもなんですが・・・・私は唇の厚いヒトが 苦手なのです。苦笑

作品の内容も
題名や 予告からは
なんとなく 『 プルーフ・オブ・ライフ 』 みたいな誘拐もの???に思え 二番煎じみたいで 
あまり・・ 気が進まなかった。

けれど 監督が
マイケル・ウィンターボトムだと知って
がぜん 観たくなった。
彼が ハリウッドそうろう のような 映画を作るわけが無い! と思ったから。




・・・やはり マイケル・ウィンターボトムでした。
思ったより地味な内容 ( 事件 ) を とても真面目に そして 繊細に 描いていました。
実際の事件に基づいて描かれた映画だったのですが
私には その事件に関しての記憶はありませんでした。汗
「 遠い海外の話 」 = 「 他人事 」 という感じで
マスコミもそれほど大きく取り上げなかった or 自分に関心がなかった のでしょう。


事件は イスラム圏で起こります。
誘拐されたと 思われるのは 一人のジャーナリスト
ある人物にインタヴューができるから・・と 出かけたまま 行方不明になります。
その彼を待つのが 身重の妻=アンジェリーナ・ジョリー
同じジャーナリストの 彼女は
いち早く 異変に気づき あらゆる手段を使って 夫の行方を追います。

いろんな人種の人々が それぞれの思いで絡み合い
少しずつ 事件への糸口が 広がっていきます・・・

けれど・・・・・・!



私たちは ついつい
物事を数字で考えすぎるきらいがあるように思います。
1人が被害者 ( 犠牲者 ) となった事件より 
何千人 何万人もの人が 被害者 ( 犠牲者 ) となった事件のほうを 重く思いがちなのですが・・・違うんですよね・・・・

   一人 一人 に それぞれの人生 ( 家族 ) があり 
   一人 一人が かけがえのない命 なんだということを 
 
   そして 
   宗教や 人種の違い について いろいろな考え・それぞれの思いというものが 
  ( たぶん ほとんどの人が無信教の ) 日本と違って
   海外には 重く存在している・・ と 
   再認識しました。


難しいですね。
「 争い 」 を 無くす ということは。
「 わかりあう 」 ということは。
けれども 「 愛する人を 無くす 」 つらさは 万人共通のはず・・・
いろんな 違いはあるけれど
なんとか 共存していくように 考えなければいけない。

これも この映画のテーマのひとつ だと 思いました。



し・・か・・し・・・・・
もう!私は ハラハドキドキでしたよ~~~~~!!
ジョリー!!!!
あんな 大きなお腹で あんな風に 苦しく泣かないで 苦しく叫ばないで
お腹の子に悪いよぉ~~~~

心配しまくり 息が止まりそうになった 嗚咽シーンでした。苦笑


  2007.12.01  「マイティ・ハート-愛と絆-」  TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞  ★★★☆


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1 コメント

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2007-12-23 21:20:47
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