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『 ワン・デイ 23年のラブストーリー 』

2012年07月30日 | 映画感想(欧米)
観終わった後の 一番シンプルな感想・・・
” 自転車はコワイ。 交差点では十分 気をつけましょう!!! ”
・・・って 書きたいくらい
頭に焼き付いた映像だった。
一瞬で 命が消える恐ろしさ!
もちろん そのことを言いたくて映画を製作したわけでは ないでしょう・・・
でもCGだと 本当に リアル( いや現実以上に ) 描けるのだな・・・と思った。
リアルすぎて 意図せぬところが印象に残ってしまったかも・・?です。

シネサロンの課題映画だったので 皆さんの感想が聞けた。
この映画 女性の受けがちょっと悪い。
” なんで あんな チャラチャラしたオトコに 彼女があそこまで魅かれたのか?? ”
大方の女性の 感想。
そして以下は それを踏まえた 私の感想です。



人を 「 好き 」 になる気持ちは
些かやっかいだ。
自分の こころであるはずなのに 何ともしがたい。
自分には手に負えない、ダメ男、とわかっていても 抑えられない。
いや ダメ男 とわかっているからこそ
「 自分 」 だけは わかってあげなければ・・
「 自分 」 だけは 見捨ててはいけない・・と思う。
・・・・そういう 類の 「 オンナ 」 はいる。
だから 私は エマ ( アン・ハサウェイ ) の恋心について
何の疑問も持たなかった。
ま・・私自身、
『 蒲田行進曲 』 では ヤスのほうが絶対イイヒトだとわかっていても
ギンちゃんが 好きだったもんね~~( 笑 )
だが エマがそれほどまでに デクスターが好き♪
というのが 最後近くにしか提示されなかったから
わかりにくかった とも思う。


1年のうちの 「 一日 」 が 頁をめくるように過ぎていく。
その見せ方は 面白かった。
エマが泳いでるだけのシーンも なかなか素敵。
二人の関係についていえば こうしたブランクが存在したことは
かえって 「 友達関係 」 が 続いていくあかしにも思えた。

エマはずっと 恋してたけど
デクスターは 時々 「 友達 」 時々 「 母親がわり 」
時々 「 浮気相手 」 って 感じで
隙あらば 寝てしまおう・・って 誘うとこなんぞは
・・・やっぱり 「 オトコ 」 と 「 オンナ 」 は 違うな~
と 思いました。 ( 笑 )
エマの恋心も 当然 揺れ動いて
「 ものすごく愛してる。 だけど 今のあなたは好きじゃない 」 っていう言葉に
リアルを感じました。
二人の関係は バランスをとりながら 続き・・・・・・・


ただ一つ・・ どうしても納得できないところが・・・!!
フランス人の ヴァイオリニスト??? と 一瞬で別れて 彼の元に戻るシーンです。
そこまで彼のことを 好きだった・・という 何かを
その前のシーンで 突きつけられていたら ストンと胸に落ちたのに・・と思いました。


彼女が亡くなっても 「 その日 」 は やってきて・・・・
ここで初めて
主役は エマじゃなかったんだ・・と 思いました。
ヨレヨレになった デクスターに
父が いう一言は
誰しもの 心に 響いたのではないかしら??


余談ですが
娘に 「 友達になって 」 なんて言っちゃう デクスターって・・!! いや いいんだけど・・
「 オトコ 」 って 「 男友達 」 を作るのが 難しい人種なのかしらん???
って 思っちゃいました。



  2012.07.04  「ワン・デイ23年のラブストーリー」  三好MOVIXにて鑑賞  ★★★☆

 


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