今年の夏は梅雨が長く、明けたと思ったら猛暑、酷暑の到来だった。
ハクモクレン。
毎朝5時起きでマンションに植栽したお花に水やりをしていました。
秋になるといいお花に育ちました。
被地植物の「リッピア」を覆わせると、地面が砂漠になるのを防いでくれたような気がします。
マンション前にこの夏、枯れがれの街路樹があるのに気付き、お花のついでに水やりしました。
「お前、秋になったらすごく元気になったなぁ」
本日、出勤時に目を細めた。
ハクモクレン。
昨日の仕事のミスで落ち込んでいた。
朝まであまり寝る事ができなかった。
このハクモクレンを見て、力が漲ってきました。
「あんなに弱々しかったのに、青々した葉を付け、花の蕾まである」
「ありがとう」と言われたような気がした。
夏に必要無かったかも知れない街路樹の水やりが、自分に恩返ししてくれたのかも。
マンションの植栽など必要ないかも知れない。
わざわざ5時起きして、急いで水やりなどしなくても何が変わる訳でもない。
しかし、それを待っている草木があり、水やりしてると挨拶してくれる人もいる。
「あのお花は近所のフォトスポットになってますよ」と言われた時は本当に嬉しかった。
不要不急が「必要」だと言ってくれる人がいるから続けられる。
「雨が降らない日は必ず水やりするからな」
駅へ向かう足どりが少し軽やかになりました。