poccke の オリジナルバッグ

バッグの作製や これから始める織りの日々を つれづれなるままに・・・・

4月3日は花見の日

2022-04-02 14:07:42 | その他







我が家の近くの公園に咲く桜です  桜の花はどこで見てもいいものですね
私の育った地方では4月3日は花見の日と言う決まりがありました(いまではキット死語なのでしょうけれど・・・・・)
3月の中盤を過ぎると「今年も花見に行こうね」が老いも若きも合言葉でした
戦後間もないころの何もない時代 一年の中での一大イベントの楽しみの一つだったのです
この花見についての 私の古い思い出の一つで小学5年生(終戦の翌年)のこと お友達と二人でおにぎりを持って父に無理言って飼って貰った子犬を連れて4月3日お花見に行きました
記憶は定かではありませんが 家から遠く離れた桜の木に囲まれた公園で 大勢の人々がビニールシートならぬゴザ(畳おもてのような敷きもの)をしき 宴会をしているようなお花見スポットです もちろん家族連れもいっぱいです
子供二人で子犬をつれて 遠くまでお花見に行かせられる様な良い時代のお話です  子供ですから お花見と言ってもそんなに長く お花を愛でて居るわけもなく おにぎりを食べ終わると帰ろうと言うことになりふと見ると コロ(犬の名前)が居ません 
探しました 探して探して探しあぐね 泣き泣き家に帰りました
父が 犬は迷子になっても 帰って来るからと言って慰めてくれるので 毎日まっていたら一週間目に遠くの方から 転がるように駆けてくるコロ そして私を見つけて飛びついて来たときの感動は今でも忘れません 
そしてもう一つ 主人と一緒に子供三人を連れて これも現在のお花見スポットの一つ 昔お城があったという公園に 行ったことがあります
末の子がまだ一歳ちょっとの頃 それは目の回るような毎日の忙しさの癒しのひと時でした
他のことは何も覚えていませんが 見上げた青い空に薄いピンクの桜の花の 美しかったこと 桜を見る度に 思い浮かべます
あんなに 美しい桜を もう一度見たい!! 
いまでは息子が長歩きが苦手な私を 車で回って桜を見せてくれます 
きれい!と見とれますが そこは車 どうしても止めて眺めることは不可能・・・・・・・
通り過ぎるだけ・・・・・何だかな~~~です
思い出はうつくしいもの・・・・懐かしむ気持ちでいっぱいです






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