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玉虫は防虫効果あり?反響大

2022-06-28 | 日記
10日ほど前に玉虫を見っけ、と題して拙文を記した。
(↓URLクリック)
https://blog.goo.ne.jp/gooyuhueriami/e/130a969030a752000b2147e55da19936
すると、多方面から体験談やらウンチクが寄せられた。
どちらにしても、今では玉虫を見る事さえ、少ないようだ。

「三田市内の神社の屋根を修復している時に、近くの大木で飛び交っていました。木はエノキだった、と思います」(Y・S)
「死んでいたのを見つけました。綺麗だったので亡骸をステンドのケースを作って持ってます」
(N・Y)
「子どもの頃見たきりです」(N・Y)
紹介して良かった。
で、多かったコメントは、我々の親世代以前はタンスや衣装箱の「防虫剤」としていたことが分かった。
2、3の代表的なコメントを紹介しよう。
「若い頃、信貴山(奈良)で仕事中に飛んできました。捕まえてしばらく飼っていましたが,死んだので箱に入れてタンスにしまいこみました」
(I・M)
「子供の頃、捕獲して死んだ玉虫ををタンスの防虫剤(樟脳の代用品)として、母親が置いていました。効果のほどは知りませんが、腐敗せず、長い間きれいでした」
(S・R)
「母親の和ダンスの隅っこに、チリ紙に包んで入っていたことを思い出しました」
(M・K)

どうやら、昔の人は防虫剤的なものとして、重宝していたことが伺えます。
法隆寺の玉虫厨子も、防虫効果を信じて作ったのだろうか。
どちらにしても、絵で色付けするには難しい美しさ。
それに魅了され、残して置きたい、何かいいことがある、ということなのだろう。
最後に説得力のある意見があった。
「昔の人は玉虫を縁起物として扱った。和紙や布に包んでタンスや衣装箱に保管。”いずれ衣装持ちになれる”と言い伝えられた。防虫効果がある、とは考えにくい」(Y・M)



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