詩集情熱のかけら

時を越えて言葉のリズムが淡い旋律とともによみがえってくる。
この胸の嘆きを、しがない詩編に託したい。

旅   路

2011年09月11日 | 日記

        幾たびか
        山を越えてきたことが

      歌をたよりに
      ロマンを胸に
      手には汗をにじませて
      日毎に夢を語りつつ

    春にすみれの咲くごとく
    恋の甘きに酔いしれて

    夏に灼熱の陽射しを浴びて
    幾多の試練に立ち向かう

    秋の祭りに入り混じり
    心のうさを晴らすとき
    故郷の歌が懐かしい

    冬にあなたのぬくもり抱いて
    鋭利な風に向かって歩く

  でも今の僕には何もない
  すべて夢のロマンスなのです。


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