詩集情熱のかけら

時を越えて言葉のリズムが淡い旋律とともによみがえってくる。
この胸の嘆きを、しがない詩編に託したい。

デイゴの嘆き

2011年12月03日 | 日記

おきなわよ!

おきなわよ!

いずこへ行くか おきなわよ!

 

時の移ろいに

しいたげられて

傷を癒すまもなく

いずこへゆくか

おきなわよ!

 

愛しげに奏でる

三味の島唄よ

昔から

守礼の国

うるまの島とうたわれた

わが故郷のおきなわよ!

幾年なれば真の平和となれるやら

おもえば胸がつまる程に

やるせない

 

おきなわよ!

おきなわよ!

いずこへ行くか  おきなわよ!

 

しいたげられて

しいたげられて

いずこへゆくか おきなわよ!