詩集情熱のかけら

時を越えて言葉のリズムが淡い旋律とともによみがえってくる。
この胸の嘆きを、しがない詩編に託したい。

ラ イ バ ル

2011年09月11日 | 日記

  お前達は知らないだろう
  俺の、俺の生き様を
  たとえ、北風に逆らって歩いてみても
  流れる水は止まらない

  今、輝く時、山を登らねば
  肉体の老化が進むだけだ

  今、あいつと戦ってみたい

  苦しみがなんだって言うんだ
  幸せがなんだって言うんだ
  失うものは何もない

  どうせ人生死ぬまで
  冒険なんだから
  今ここで戦いに敗れたからとて
  けっして後悔などしない
  人生の土壇場に
  起死回生の
  どんでん返しをやる意義に
  大きな拍手をおくりたい。

  ためらいも、失敗も、次へのステップなのさ
  いつか俺だって
  そんな甘い言葉に誘われて
  不安と期待を胸に生きていくのだ
  さながら雑草のごとく




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