臺灣と瀬田で數理生態學と妄想

翹首望東天, 神馳奈良邊. 三笠山頂上, 想又皎月圓(阿倍仲麻呂). 明日できることは今日しない

翻訳語

2012-02-25 16:01:37 | 研究

生態学の外来語、

明治時代を見習ってちゃんと翻訳できませんか?

functional response: 「機能の反応」なんて、なんという直訳。"functional"ってほんとに「機能の」って意味ですか?"functional trait" =「機能的特性・形質」のときと明らかに意味が違うような。

reaction norm: 「反応基準」にいたっては、ほぼ意味不明。

sampling effect, complementarity effect

ecological resilience, regime shift, feedback loop

trophic cascade, bottom-up, top-down, trophic module

などなど。

あとは、meta-なんとかって、メタほにゃららってするしかないんですか?

だとするとmetaphysicsはメタ物理学ですね。メタ物理学ってなんやねん!

 

でも本当の訳は・・・

 

 

 

「形而上学」です。 天才翻訳家か!!

カタカタのまんまでいいやん、っていうのやめましょうよ。

台湾でも専門用語は英単語のまんま。しかも発音がいい。かっこいいけど、かっこわるいのか、かっこいいのか。あと、みんな"Anyway"ってそのまま使う。中国語に該当する単語がないとか。

翻訳を円城塔さんに頼みますか?

 

円城塔さんと言えば、Self-Reference ENGINE 面白かった。

関連して

伊藤計畫さんの

虐殺器官もハーモニーも秀逸でした。

ハーモニーは落ちに感動しました。最近読んだ生態学・進化学の論文のどの落ちよりも面白かったです。

 

 

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