臺灣と瀬田で數理生態學と妄想

翹首望東天, 神馳奈良邊. 三笠山頂上, 想又皎月圓(阿倍仲麻呂). 明日できることは今日しない

過去の公募の募集案内の保存場所

2022-05-21 06:52:51 | 研究

昨年度、所属先では生態学に関する二つの公募を出しました。おかげさまで大変多くの方に応募していただきました(応募していただいた方には何人の応募があったか、最終的にお伝えしました)。応募してくださる側の準備の手間が少しでも減るような内容、着任後の業務内容・待遇ができるだけ伝わる内容に努めました(私自身は、2011年ころから2017年ころまで大学教員のポジションを探す側でした)。教育業務や運営業務の多い私立理系学部で要求される能力は研究中心の大学とはだいぶ異なるで多少ややこしい情報の提供を求めていますが、それ以外の部分は他の大学でも参考になるのではないかと自画自賛しています。大学やJRec-inの求人ページは募集期間が終わると消えてしまうので、このブログに残しておきます(一部編集済みです)。「形式自由・Researchmap参照可・メール応募・面接の旅費支給・希望に応じて待遇の詳細提供」を(採用側の)アピールポイントとしました。


1. 求人内容

【募集人員】
准教授または講師 1 名
【専門分野】
****
【担当科目】
***等、生態学に関連する講義・演習科目
【所属】
龍谷大学先端理工学部 環境生態工学課程
【勤務地住所】
***
【着任時期】
***年** 月** 日
【勤務形態】
常勤(講師・准教授の定年は**歳、教授の定年は** 歳)
【募集の詳細】
龍谷大学先端理工学部・環境生態工学課程では、人と自然が共生できる持続可能社会を構築していくために、生態学に立脚した自然の理解と環境工学に基づく課題解決手法を深く学ぶことが可能な教育プログラムを提供しています。当課程では、環境問題にかかわる研究課題について基礎的・基盤的研究にとどまらず、実社会における多様な課題への具体的な解決策の提示までを目標に定め、その成果を学生への教育活動にフィードバックするとともに、社会へ還元する取り組みを行っています。具体的には、琵琶湖や里山(龍谷の森など)等、瀬田キャンパスの立地を活かして地域の生態系・生物多様性・社会を対象にした課題から、気候変動下における生物・生態系の応答予測等、地球規模の課題をも包含する形で多様な研究に取り組んでいます。本公募では、以下のような教育・研究能力を有し、環境生態工学課程および他課程の教職員とともに協働して教育・研究・大学運営活動に意欲的に取り組んでいただける方を募集します。

・(具体的な5項目、省略)

2.応募資格

① 博士の学位を有するか、着任までに学位取得の見込みがあること。
② 日本語による十分なコミュニケーションができること。
③ 本学の建学の精神を尊重するとともに、教育活動を始めとする業務に意欲的に取り組む意思を有すること。
建学の精神
https://www.ryukoku.ac.jp/about/outline/spirit.html
龍谷大学の求める教員像と教員組織の編制方針
https://www.ryukoku.ac.jp/about/outline/organaization/policy.html


3.待遇

環境生態工学課程では、各教員が職階によらず独立して研究室を運営する大講座制となっています。同時に生態学系・環境工学系の研究・教育をカバーする共有機器(共焦点レーザー顕微鏡・電動倒立顕微鏡等の各種顕微鏡、超精密天秤、リアルタイムPCR、ハイスループットシーケンサー、安定同位体比質量分析システム、 各種クロマトグラフィー、大型グロースチャンバー、龍谷の森内の実験室と観測タワー等)を教育・研究活動にご利用いただけるため、着任直後より円滑に教育・研究活動を開始していただけます。研究者としての研鑽と教育活動へのフィードバックのため、短期・長期の研究員制度も活用していただけます。また、教員の待遇・教育活動・研究活動の充実を目指して各種サポートを行っています。以下の項目については、問い合わせをいただければ、これまでの実績をもとに、一括してその詳細をお伝えいたします。


・モデル年齢・職階における基本年収および各種手当、着任時の研究室及び住居の引越費用(国内・国外)、個人研究費、学内競争資金(理工基金・国際学会補助等)
・担当授業数や複数教員による授業分担方法
・教育(講義・実習)環境・研究環境・研究室運営・大学運営業務に関わる支援体制

その他の待遇は、学校法人龍谷大学就業規則およびその他本学諸規程に基づきます。また、各種研究支援制度については以下の龍谷大学研究部のウェブページもご参照ください。
https://www.kenkyubu.ryukoku.ac.jp/guide/


4.応募・選考・結果通知・連絡先

【提出書類】
(1)履歴書・研究業績・教育の経験・研究費獲得実績
(2)アウトリーチ等の参考情報
(3)研究の抱負(A4・1頁以内)
(4)教育の抱負 (A4・1頁以内)
(5)代表論文のリスト(5編以内)
※以上の1~5についての内容をそれぞれについてまとめ、全体で一つのPDF ファイルに保存し、以下の応募書類提出先まで、メールに添付して提出してください。形式は自由です。ただし、1および2の内容について、ウェブ上(例: researchmap, ORCID)で公開している情報がある場合には、情報の公開場所を具体的にPDF 内で明記(例:「研究業績: researchmap (https://researchmap.jp/qecol/ ) 上の『論文』(https://researchmap.jp/qecol/published_papers) および『書籍等出版物』(https://researchmap.jp/qecol/books_etc) 参照、『産業財産権』に関する業績は特に無し」等と明記)していただければ、これらの文書と代替できます。なお、researchmapを1と2の情報として指定する場合には、選考側で参照するのは以下の項目です。顔写真や講演・口頭発表等の情報は必須ではありません。researchmap 上のその他の項目についても上記1~2の内容としてアピールしたいポイントがある場合は、1~2の該当箇所でその項目のURL(例:https://researchmap.jp/qecol/misc)を明記してください。


研究キーワード、研究分野、経歴、学歴、委員歴、受賞、論文、書籍等出版物、担当経験のある科目(授業)、共同研究・競争的資金等の研究課題、産業財産権、学術貢献活動、社会貢献活動、メディア報道

「5.代表論文のリスト」については、代表論文自体はそれぞれのPDF をメールに添付していただくか、ウェブ上で無料ダウンロード可能な場合はそのURL 情報を提供してください。具体的には、論文名および論文提出の方法(メール添付またはURL)をそれぞれの論文について明記して、「5.代表論文のリスト」ページを作成してください。

【応募締切】
20**年** 月** 日  24:00
【選考方法】
書類選考、および二次選考(書類審査通過者のみ)
二次選考は、環境生態工学課程の学生対象の公開セミナーと当課程教員のみが参加する非公開の面接の二部構成となります。セミナーおよび面接については、新型コロナウイルス感染症の流行程度に応じてその実施時期や実施方法を変更する可能性があります。海外から応募された方を二次選考にお呼びする場合も同様です。二次選考を対面で実施する場合の費用(国内旅費)については選考側が負担します。
【応募書類提出先および問い合わせ先】
龍谷大学 先端理工学部 環境生態工学課程
****
E-mail:****
※お問い合わせや応募書類をメールにて送信後、受信確認メールが3日以上たっても来ない場合は、メールの確認漏れ、添付ファイルが過大なための受信漏れ等の可能性があります。お手数ですが添付ファイル無しで再度メールにてご連絡ください。
※代表論文の一部として書籍等を郵送されることはお控えください。
※応募に際してご提出いただいた個人情報は、本学規程にしたがい適切に管理し、選考及び採用の目的以外には使用いたしません。
(一部略)
※龍谷大学は重点施策としてグローバル戦略を掲げており、国際化に資する教育のさらなる充実に取り組んでいます。またSDGs に取り組む大学としてジェンダー平等の実現をめざしています。環境生態工学課程内においてこれらの目標実現に向けて教育・研究を担ってくださる多様な教員を求めています。
以 上

 

 

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