高校入試の数学では、今回の「資料の散らばりと代表値」についての問題はあまり出題されません。
しかし、まったく出ないということではなく2年に1回ぐらいの割合で出題されるので注意が必要です。
問題: 中学校の野球チームA, B がある時期試合を行った。図1は、Aチームの全試合における得点の記録を
ヒストグラムに表したもので、図2は、Bチームの全試合における得点の記録を度数分布表にまとめたもの
である。このとき、Bチームが獲得した得点の合計は112点であった。
問 1 図1において、中央値を求めなさい。
問 2 図2の空所に適当な数を書き入れなさい。
問 3 これら2つの図からわかることとして正しいものを下から2つ選んで、記号で答えなさい。
ア Aチームの試合数はBチームの試合数より多く、Aチームの全試合の得点の合計は
Bチームの試合の得点の合計より多い。
イ Aチームの得点の平均値はBチームの得点の平均値よりも大きく、Aチームの得点の
最頻値はBチームの得点の最頻値より小さい。
ウ Aチームの得点の最頻値はAチームの得点の平均値に等しいが、Bチームの得点の
最頻値はBチームの得点の平均値とは異なる。
エ Aチームの得点の範囲はBチームの得点の範囲より大きく、Aチームが10点以上得点した
試合数はBチームが10点以上得点した試合数より多い。
オ Aチームの得点は、Aチームの試合の半数以上でAチームの得点の平均値以上である。
この問題の解答と解説は次回
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