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高校入試数学[短期]マスター講座 第13回の答えです!

2015年11月06日 10時47分19秒 | 数学の受験対策







1: 円錐の高さを x として直角三角形CAO について考えます。
    この円錐の母線は 12cm ですから △CAB 二等辺三角形になり、

               「円錐の高さ=△CAB の垂直二等分線」

    の関係が成り立ちます。よって、 △CAO において 
    AO = 4cm,  CO = xcm,  CA = 12cm となり三平方定理により、
    

         

         



2
  4のように、母線CBの中点Dを通りABと平行な線分D'Dをとると

     △CD'D △CABにおいて
     中点連結定理より △CD'D = 1/2△CAB から DH = 1/2CO = 4√2cm ―― ①
     D'D = 1/2AB = 4cm であるから AH = 6cm ―― ②

     ①②より、直角三角形DAH 3辺の関係三平方定理より


         

         



3  AからBCを通り点Aまで1回巻きつけた中で、最も短い長さになるのは、5のような
     円錐の側面の展開図であるおうぎ形において、AA' 間を直線で結んだ場合
になります。

        

     直線の長さは、二等辺三角形CAA'頂角二等分線CPによってできる2つの直角三角形
     ACPA'CP のそれぞれの1AP,  A'P の長さを三平方定理を使って求めることで得られます。


     まず、おうぎ形の中心角を求めましょう。 

     


     よって、 △ACP △A'CP は内角が 30°,  60°,  90°直角三角形ですから各辺の長さの比は      

          CP:ACA'C):APA'P)= 1:2:√3 

     になります。したがって、 AP = A' P = 6√3  AA' = 12√3 

          ∴ ひもの長さ  12√3 (cm)



この問題は「三平方定理」についての応用問題ですが、特に3円錐の底面の1点からひもを巻き付けるときのひもの長さを求める問題

にはほかにもいろいろな類題があるので、問題集などでしっかりチェックしておきましょう。



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