二人のピアニストに思う

gooニュース、注目のトピックスで「フジ子ヘミングがNHK斬り」を見て自分でもブログを作り、発言したくなった。

ダンスパーテイでの確率計算

2009-04-28 02:42:20 | ダンス
市民館などで開催される、地域のダンスパーテイでは、最近は、
「ミクシング」(又は、「出会い」)、と呼ばれる遊び、
が行なわれる場合がある。

以前のパーテイ会場では、初対面の男女が近付くのには、些かの抵抗感があった。
それで、今まで知り合いでなかった人達がスムースに組んで踊れるように考え出された方法である。

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パーテイの途中で、司会者の合図で参加者が夫々の行動を止めて、男女別の列を作る。

会場ホールの外周に沿って、女性は右回り方向に、男性は逆向きに列を作り、その先頭が同じ位置で出会うように並ぶ。
列の先頭の男女が組んでフロアに踊りだす。
次に先頭になった男女がまた、組んで出て行く。


こうして順番に組んで踊り出し、ホールを一周して、元の位置に来たら分かれて男女別の行列の最後に付く。

 
男女夫々の列の先頭からどんどんと捌けていくので、
相手の列中のどの人と自分が組むことになるかは、実際に組む寸前まで分らない。


先頭から数人目くらいのところまで順番が進んで来て、相手の列の中のあの人と組むのだな、と目算して居ても実際に先頭まできてみると、一人違いであったりする。
そのため、寸前まで内心喜んでいたのが失望落胆に変わったりするのも面白い所でもある。

こうして従来見掛けてはいても、踊ったり会話したりする機会の無かった相手と、初めて踊るチャンスが生じるので、
新しい人との出会いがスムースに行なわれる。

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一人の人と出合ってホールを一周して分かれ、新たに行列の末尾に付き、また順番が繰り上がって先頭まで進むと、普通は
先程とは別の相手に出会うことになるので、いろいろな人と出会う。
ドハデな衣装に身を包むことしか能のないお教室派のダンス族とは違った、ソシャルらしい愉しみ方だと思う。 しかし、

ミキシング・タイムには数局の音楽が掛かるので、列に並ぶ時間、組んで一周を踊る時間の関係もあるが、
  出会う相手の人数は10人弱である。
参加している人数が約200人とすると、男女夫々が約100人だから、特定の人と出会う確率は約1/10である。
殆どの相手とは出会わない。


あの人と踊りたいなあ、と思っている相手と組めたら、その日は良い日である。
会場に居る殆どの相手とは出会わないのに、
  同じ相手と二度出合ったりする場合もある。
それが望ましい相手であったら「幸運」であり、逆であった場合は「悲劇」である。
同じ人と2回出会う確率は1/100で、あまり起こらない。

それなのに今までに、私は
同じ女性、それも大層な美人と連続5回出会って驚いたたことがある。
私は技術屋の性癖で、その「幸運」の生起確率を計算してみた。
その確率は約10万分の1であり、

『稀な現象であることは確かだが、
宝くじの連続当選、なども世の中にあることを思えば、
それほど驚異的な奇跡というわけでもない』


  ことが分った次第だった。

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