MOON STONE

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ヴォジョレ・ヌーヴォー

2005-10-15 21:59:25 | 男塾伊達x獅子
最近伊達はワインに凝っている。今は使っていない部屋をワイン倉庫として改造し、ワインセラーを置き、年代もののワインを並べている。
もちろん毎年ヴォジョレ・ヌーヴォーを予約で買っている。
ヴォジョレ・ヌーヴォーの解禁日、予約で買ったヴォジョレ・ヌーヴォーをちょうど遊びにきていた獅子丸と味わうことにした。
「それじゃ、今年のヴォジョレ・ヌーヴォーに乾杯。」「乾杯。」二人はワインを注いだグラスを軽くあわせた。チリンと澄んだ音が響く。
「今年のヴォジョレ・ヌーヴォーは例年以上に出来がよい。」「でも伊達さん、なぜヴォジョレ・ヌーヴォーは解禁日にこだわるんだ?」「いいな獅子丸、なんにでも旬というものがある。ヴォジョレ・ヌーヴォーの旬は解禁されてから11月中だ。11月いっぱいに味わってもいいのだが、解禁日に飲むのが粋というものだ。」「初鰹はいくらお金を払っても食べる、とよく言うけど、同じようなものなのかな。」「わかりやすく言えばそうなるだろう。」二人はチーズをつまみながら解禁されたばかりのヴォジョレ・ヌーヴォーを味わった。芳醇な香りとガーネットを溶かしたような色のワインの心地よい酔いが2人の会話を盛り上げる。
「・・・ァ、俺、酔ったみたいだ・・・」元々獅子丸は酒には強い。塾生同士の酒盛りでもいくら飲んでも平気な顔をしている。しかし、飲み慣れない高い酒を飲んだのか酔いの回りがいつも以上に速い。
「よったのか。俺が介抱してやる・・・」伊達は獅子丸を抱えあげると、奥の襖を開けた。部屋には布団が敷いてあった。枕元に灯された和蝋燭が隠微な雰囲気をかもし出している。伊達は獅子丸を布団に横たわらせると、コスモスの花弁のように可憐な唇に、自分のそれを重ねた。「・・・ン、ゥゥ・・・」舌を絡ませるたびにキスの味とワインの味が混ざり合い、ワインのように芳醇な官能の世界にいざなう。
「ワインの後は獅子丸を味わいたい・・・」「おつまみの代わりに俺を食べて・・・」キスをかわしながらお互いの着衣を脱がせる。
伊達は獅子丸の耳朶、首筋に舌と指を這わせると、紅葉色の乳首を口に含み吸った。「・・・ァ、ああン、やァ・・・ん・・・」「もう硬くなっているぞ・・・感じやすい身体だ・・・」舌で転がし歯でくすぐるたび、獅子丸の身体はビクンと波打つ。
伊達は獅子丸の乳首を暫く吸ったあと、脇の下、わき腹、臍の周り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。節くれだった指先と熱い下が肌の上を淫らに踊り、性感帯を刺激するたびに、獅子丸の身体は快感によじれ、肌はワイン色に染まる。先ほどのワインの酔いが2人をより大胆にさせる。
「ここも、もうこんなだぞ・・・」伊達は獅子丸の足を開かせると、葡萄のように甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「ここはもう、一人前だな・・・」「・・・ン、うう、ァ、やァ・・・ん、伊達・・・さん・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回るたびに獅子丸の身体と心は快感に溺れる。
「伊達さん・・・俺も・・・」獅子丸はフェラチオしてもらいながら伊達の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「・・・ゥ、だて・・・さん、もう、出そうだ・・・」「獅子丸・・・俺もだ・・・ゥ・・・」2人はほぼ同時にお互いの口腔に白ワインのように甘い果汁を流し込んだ。
「伊達さんの、美味しい・・・」「獅子丸、お前のもな・・・」2人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねた。蝋燭の明かりが快感に上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
伊達は獅子丸を仰向けに横たわらせると、足を持ち上げた。咲きかけの菊の花を思わせる蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい・・・」「綺麗だ、獅子丸のここ・・・」伊達は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、蕾の中に指を入れ、蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜がお尻を伝い、シーツに染み込む。「お願いだ、伊達さんのが欲しい・・・指だけじゃ我慢できない・・・」「そろそろ入るぞ・・・」伊達は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「クウッ・・・ゥ、ああゥ・・・はァウ、伊達・・・さんのが、奥・・・まで・・・」「獅子・・・まる、よく、し、締まるぞ・・・」2人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。ワインの酔いが腰の動きをさらに激しくする。伊達は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「・・・伊達、さん、もう、イ、イキそうだ・・・ゥ、ォォォ・・・」「獅子・・・まる・・・俺もだ、2人で、イクか・・・」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、2人は布団の中で抱き合い余韻を味わっていた。伊達は獅子丸に腕枕をして頭をなでていた。「俺、今日はピッチが早すぎた・・・」「いいか、獅子丸、安い酒を飲むのもいいが、高い酒を味わって飲むのが男のたしなみというものだ。」「俺、伊達さんのような立派な男になるよ。」「今夜はもう遅い、泊まっていくといい。」「また朝帰りか、明日なんて言われるだろう、まあ、いっか。」
二人はもう一度キスを交わすと抱き合って眠りについた。
二人の間にワインのように幸せな時間が流れた。

コメント:ヴォジョレ・ヌーヴォー解禁のニュースを聞いてこの話を思いつきました。伊達さんは日本酒のほうが好きそうですが、ワインも似合いそうです。当初は下の口でワインを飲ませるのも考えましたが、危険な上、もったいないのでやめました。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
下の口!? (四郎丸)
2005-11-13 16:02:58
翡翠さまこんにちはv

矛と盾では感想をありがとうございます。

ワインに蕩けてあんなことやこんなことしている微笑ましい(!?)二人を楽しませていただきました。

せっかくの初物ワインを下で味わっちゃぁ確かに勿体無い!(笑)
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そろそろ解禁 (翡翠)
2005-11-14 22:10:23
四郎丸様へ

この前の塾オンリーではお互い楽しいひと時を過ごせましたね。いつもそちらにもお邪魔してます。

ボジョレ・ヌーヴォー解禁のニュースを聞いて思いつきました。ウチの伊達さんはお酒は大体好きです。おつまみなしでも十分いけます。(獅子丸ちゃんというおつまみがいますし)下の口でワインを飲ませると、アルコールが直接なので、きわめて酔いやすく、危険も多いのでやめました。お酒は楽しく飲みましょう。

次の男塾の更新は12月14日の予定です。桃x獅子でキーワードはクリスマスと金沢です。
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