MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

承太郎の誕生日

2006-02-15 17:46:40 | ジョジョの奇妙な冒険
承太郎は先ほどまでの愛のときの余韻を味わいながら、シーツに包まっていた。
ドアの開く音で身を起こすと、バスローブ一枚の花京院がケーキを乗せたワゴンを押して入ってきた。「誕生日おめでとう。承太郎。」「また今年も俺の誕生日を祝ってくれてうれしいぜ。」「誕生日をお祝いするのはすばらしいことだよ。承太郎が生まれたおかげで今の僕たちがあるんだから。」承太郎はケーキに立てられた蝋燭の火を吹き消した。
「もちろんプレゼントも用意したよ。」花京院は綺麗にラッピングした箱を手渡した。箱からロイヤルオーダーの星のモチーフのリングが出てきた。
「承太郎のイメージにふさわしいデザインを選んだよ。機にってくれたかな。」「気に入ったぜ。星は俺の好きなモチーフだ。」承太郎は早速リングを指につけた。重厚な銀の星が指の上で高貴に輝く。
ケーキにはルビーを思わせる苺が並び、粉雪を思わせる粉砂糖で彩られていた。「ケーキは今年は苺のミルフィーユにしたよ。頑張ってパイ生地から作ったよ。僕が食べさせてあげるね。」花京院はケーキを一口分切り分けると、承太郎の航空に差し入れた。パイ生地のさくさくした食感とカスタードクリームの甘さ、苺の甘酸っぱさが口腔で甘美なハーモニーを奏でる。
「甘すぎず上品な味に仕上がっている。それに香りもいい。」「隠し味にカスタードクリームにグランマニエを加えてみたんだ。」「お返しに今度は俺が食べさせてやる。」承太郎は一口分のケーキを花京院の口腔に運んだ。心地よい甘さが広がる。「自分でもうまくできたと思っているよ。」「典明はお菓子作りもうまいぜ。」二人は肩を寄せ合った。苺のように甘い空気が流れる。
「プレゼントはもうひとつあるんだよ。受け取ってほしい…」花京院は苺を一粒口に咥えると、承太郎の口腔に口移しで差し入れた。「…ん、うぅ…」舌が口腔内で絡まるたびにキスの甘さと苺の甘酸っぱさが混ざり合い、一度静まっていた二人の体と心に再び官能の火をともす。承太郎は花京院のバスローブを脱がせる。
「ケーキの後は承太郎を食べたい…」「俺という苺を食べてくれ…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、摘み立ての苺を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああん、はァ…はァっ…ん、典明…」「もう固くして、可愛い…もっと気持ちよくしてあげるね…」舌で転がし軽く歯を立てるたび、承太郎の体はビクンとしなる。
花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太腿へと愛撫を進めた。承太郎の性感帯を隅々まで知り尽くした愛撫の快感に、体と心は甘いミルクの海に溺れる。グランマニエの香りが媚薬の役割をもたらし、更なる官能を与える。
「ここだってもうこんなだよ。僕にしゃぶられるのを待ってるみたい…」花京院は承太郎の足を開かせると、熟れて蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい・・・」「ァ…んん、ぉ…はァん…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに承太郎は身を捩じらせて快感をあらわす。
「典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、果実を口に含みフェラチオした。二人はお互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。「…のり…あき、もう、で、出そうだ…ん、ァ…」「承…たろう、僕も…で、出そう…」二人はほぼ同時にお互いに口腔にカスタードクリームのように濃厚な果汁を流し込んだ。「承太郎の、美味しい…」「典明のも、濃くて美味しい…」二人は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。
「折角いい苺を使ったんだ。こっちの口でも食べさせてあげようね…」花京院は承太郎に獣のポーズを取らせると、蕾の中に指を入れて蜜壷をかき回すと、苺を一粒口に入れ蕾の中に差し入れた。「くぅ…んぅ…ん…」「美味しそうに飲み込んじゃったよ…」苺の入った入り口を指先でつつくたびヒクヒク蠢く。
「お願いだ、典明の苺が食べたい…」「僕の苺も食べさせてあげるよ…」花京院は承太郎の蕾から苺を抜くと、果実をあてがい一気に貫いた。
「きっ…ィ、いィ…ァ…のり、あき…ああう…もっと、奥まで…」「じょう…太郎…そんなに、締め付けたら…もっと、食べさせて、あげるね…」二人は獣のように腰を動かし快感を求め合った。花京院は承太郎を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て更なる快感を与える。二人のあえぎ声が部屋に響く。
「…ァ、はァ…もう、だめだ、ィ、イキそうだ…ぅ…ぉぉぉぉ…」「僕も…イキそう…二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、二人はベッドの中で抱き合い、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭を撫でていた。
「誕生日は子供のころは唯一主役になれるうれしい日だったが、大人になると価値が下がり来てほしくない日になってしまう。でも、典明に祝ってもらえればいくつになっても嬉しい日だ。」「二人で年を重ねていくのは素晴らしいことだと思うよ。ミルフィーユだって何層も重なってできているんだ。」「来年の誕生日も二人でお祝いしよう。」「そのときにはまたケーキを作るよ。」二人は来年の誕生日も一緒に祝うことを約束するキスを交わした。鉛色の空から粉雪が舞っていた。

「おはよう、承太郎。」「おはよう、典明。」翌朝、二人は手をつないで登校した。承太郎の指にはプレゼントされたリングが輝いていた。
2006・2
コメント:毎年恒例になった誕生日ネタです。ロイヤルオーダーの星のモチーフのリングは、お店で見たとき承太郎ちゃんに似合いそうなので取り入れてみました。

ヴァレンタインデイ・イン・ゲレンゲ

2006-02-01 18:00:59 | ジョジョの奇妙な冒険
承太郎と花京院は週末にスキーを楽しむことにした。二人でいく始めてのスキー旅行を前から楽しみにしていた。
放課後に東京を出て、長野にあるスキー場に着いたのはお昼過ぎごろ。ロッジにチェックインを済ませ、一休みした後、早速ゲレンゲに繰り出した。今年は雪質もよく、パウダースノーの上にシュプールを描くのは楽しい。周りには同じようなスキーヤーやスノーボーダーが銀世界を楽しんでいた。
暗くなるまでスキーを楽しみ、ロッジに戻った二人は夕食、お風呂を済ませた後、ベッドの上でコーヒーを飲んで寛ぎながらライトアップされたゲレンゲを眺めていた。ライトが降りしきる雪をダイヤモンドのように輝かせる。
「承太郎に渡したいものがあるんだ。受け取ってくれるか。」花京院はきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からスノーボールを思わせるホワイトチョコのトリュフが出てきた。「そうだ、今日はヴァレンタインデイだな。毎年、典明が作るチョコを楽しみにしている。」「今年はスノーボールをイメージして作ったんだ。僕が食べさせてあげるね。」花京院はチョコを一粒手に取ると、承太郎の口に運んだ。まろやかな甘味が口いっぱいに広がる。
「口の中でとろけるようだ。」「口にあったみたいだね、よかった。」「俺も典明のためにチョコを作ってきた。受け取ってくれるか。」承太郎はきれいにラッピングされた箱を手渡した。箱からアラザンで彩られたハート形のホワイトチョコが出てきた。「アラザンがまるで雪のようだ。」「降る雪をイメージして作った。スキー旅行の支度する前に作った。俺が食べさせてやる。」承太郎はチョコを一粒手に取ると花京院の口に運んだ。優しい甘味が口腔に淡雪のようにとろける。
「甘すぎずに上品に仕上がっているよ。」「今年は同じホワイトチョコになったな。」「それだけ心が通じ合った証拠だよ。」二人は肩を寄せ合い窓から雪を眺めた。甘い時間が流れる。
「僕のためにおいしいチョコを作ってくれたんだ。ホワイトデイには早いけどお返しをしたいんだ。受け取ってほしい。」花京院は承太郎のほほを手に取ると唇を重ねた。「ん…ウぅ…」下が口腔内で絡まりあうたびに、キスの味とチョコの甘味が混ざり合い、二人をチョコが説けるように甘美な官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いの浴衣を脱がせあう。
「チョコの後は承太郎を食べたい…」「俺も、典明に食べられたい…」花京院は承太郎の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ピンクのストロベリーチョコを思わせる乳首を口に含み吸った。「ァ…んァ、はゥっ…ん、ァあ…典…あき」「もう硬くなってるよ、感じてる承太郎、かわいい…」舌でつつき、歯を軽く立てるたび、承太郎は快感に身を捩じらせる。
花京院は承太郎の乳首をしばらく吸った後、わきの下、わき腹、へその回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。ベルベットのように柔らかな下と指が織り成す愛撫は、雪の結晶のように繊細で、承太郎の体と心をチョコのように甘くとろけさせる。部屋の中は暖房が入って暖かいが、暖房の人工的な暖かさよりも、お互いの肌のぬくもりを求めていた。
「ここだって、もうこんなだよ…」花京院は承太郎の足を開かせると、蜜に濡れ、部屋の明かりでてらてらと輝く果実を口に含みフェラチオした。
「承太郎の、大きい…」「ん、ゥう…ァ、はゥっ…のり…明…ァ、あ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに承太郎の体は雪を積もらせた松ノ木のようにしなる。
「典明、俺も…」承太郎はフェラチオしてもらいながら花京院の足の間に顔を埋め、甘く売れた果実を口に含んだ。二人は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実を貪りあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…ァ、典…あき、もう、だ、だめだっ…で、出るっ…」「承…たろう、ぼくも、で、出そうっ…」二人はほぼ同時にお互いの口腔に溶かしたホワイトチョコのように甘い果汁を流し込んだ。「承太郎の、おいしい…」「典明のも、濃くておいしい…」二人は加重と蜜に濡れた唇を重ねあった。雪はまだ降り続いている。
花京院は承太郎を正面からひざに乗せるように抱き上げると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れ蜜壷をかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が指を濡らす。
「お願いだ、典明のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろひとつになろう…」花京院は承太郎の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「くゥうっ、ゥ…んゥ、いいっ…ァ、はァ…典…あき、もっと、奥まで…」「じょう…太郎、そんなに、し、締め付けたら、千切れそう…ァ…」二人は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。腰を動かすたびに二人の乳首がこすれあい、更なる会館を与える。花京院は承太郎を貫きながら顔中にキスの吹雪を降らせた。
「…ゥ、うう、もう、だめだ…ィ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「僕も…イキそう、二人で、イこう…ァ…」二人はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。承太郎の果実から迸り出た白い果汁は、二人の間でこねられ、より二人を密着させる。雪が風にあおられる。
オルガズムの後、二人はベッドの中に抱き合って横たわり、余韻を味わっていた。花京院は承太郎に腕枕をして頭をなでていた。
「僕たち、毎年ヴァレンタインデイにはチョコを贈りあっているけど、同じようなチョコになるね。」「それだけ俺たちが深い絆で結ばれている証拠だ。来年のヴァレンタインデイもチョコを送りあおう。」「その前に明日は絶好のスキー日和になるね。」「明日は思う存分滑って楽しもう。」
二人は来年のヴァレンタインデイも一緒にすごすことを約束するようにキスを交わすと、抱き合って眠りについた。
雪は何事もなかったように静かに降り続いていた。
2006・2・4

コメント:毎年恒例のヴァレンタインデイネタです。今年はちょっぴり趣向を変えてスキー場で過ごさせてみました。ちなみに私は高校生のころ、スキー合宿に参加して以来、ずいぶん滑っていません。