MOON STONE

ジョジョ花x承 男塾桃x獅子 赤x桃 伊達x獅子小説専門サイトです。

書道

2006-11-08 17:44:20 | 男塾桃x獅子
墨をすり、筆に含ませ、半紙に流れる水のように走らせる。半紙に見事な達筆が書かれる。
桃の趣味のひとつに書道が挙げられる。首相として多忙な日々を送るが、忙しくても書道を楽しむ時間は必ず抑えている。半紙に向かうことは心を平穏にする重要な儀式である。最近では獅子丸にも書道を教えている。

ある日の午後、桃は首相官邸に顔を出した獅子丸に、執務室で書道を教えていた。
「そう、だいぶうまくなったな。」「親父の教え方がうまいからだよ。」「男塾にはまだ書道のカリキュラムはあるのか?」「あるけど、まともに受けたことがないんだ。ほとんどつぶれてるし。」そうだ、戦いに明け暮れる男塾では今も昔も書道に限らず、普通の授業はあってないに等しい。桃が男塾に在籍してたころも、普通の授業を受けたことは数えるほどしかない。しかし、獅子丸はそのような環境においても、俺を超える男になるだろう。現に筆跡も当時の俺と似ている。
「親父、どうしたんだ?さっきから俺の顔を見て。」「なんでもない。ただ、似てきたなと思ってな。」桃は息子の成長を愛しく思えた。
稽古が終わり、獅子丸は道具を片付けていた。
「そうだ、獅子丸。稽古のご褒美だ。」桃は獅子丸のほほを手に取り唇を重ねた。
「んっ…うゥ…」舌を絡ませるたび口腔に残る僅かな理性を吸い取り、官能を与える。「親父、こんなところじゃ…」唇が離れたとき、獅子丸はそれだけいうのが精一杯だった。「安心しろ、この部屋の周りには誰もいない。ゆっくり楽しめる。」
これまでにも桃と獅子丸は体を交わしたことがあったが、大体がホテルか私邸だった。しかし首相官邸という桃の仕事部屋では初めてだった。いつ秘書や側近が入ってくるかもしれない、もし見られたら、それでも繰り返されるキスに、獅子丸の体は熱く火照り始めた。
桃は獅子丸を机の上に座らせると、耳たぶ、首筋に舌と指を這わせ、制服のボタンをはずすと、まだ使ってない筆でナナカマドの実を思わせる乳首をつついた。
「…あ、あん、やァ…はァ…」「もう硬くなってるぞ…こんなところで感じるとはいけない子だ…いつからこんなにいやらしい子になった…」筆先が乳首をつつくたび獅子丸の体がびくんと波打つ。
桃は獅子丸の乳首を弄んだ後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと筆を走らせた。指や舌とは違う、柔らかな筆が与える快感に、獅子丸の肌は上気し紅葉のように染まり、口元からは甘い吐息が漏れる。首相官邸で淫らな事をしているという意識が親子を大胆にさせた。
「ここだってもうこんなじゃないか…出さないと窮屈そうだ…」桃は獅子丸のズボンをおろし、褌を解くと、熟れて蜜を滴らせた果実にも筆を撫で付けた。
「…ああ、ん、はァ…あァ…お、やじ…」「筆だけでもう濡れてるぞ…これで墨をすったらきっと半紙へのにじみもよくなりそうだ…」筆が先の割れ目、くびれ、縫い目、種子と這い回るたび、獅子丸の体は薄の穂のようにしなる。
「あ…お、やじ…もう、で、でそうだ…」獅子丸は達しそうになったが桃は直前で止めてしまう。「自分だけいい思いしようとしてるな…」「親父、俺も…」獅子丸は桃のズボンのジッパーを口で下ろすと、下着の中から取り出した雄雄しくそそり立つ果実を口に含みフェラチオした。「むぐっ…んぐっ…うゥ…親父の、大きい…」「しし…丸、う、うまくなったな…」桃はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら獅子丸の頭を撫でた。「…ゥ、しし…丸、俺も、で、でそうだ…」桃は獅子丸の口腔に、甘露のように甘い果汁を流し込んだ。
「親父の、美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」親子は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。窓から差し込む秋の日差しが、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸に机に手をつかせる姿勢をとらせた。林檎の剥き身を思わせる瑞々しいお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず可愛い尻をしてる…」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、咲きかけの菊を思わせる蕾に筆を這わせた。花弁の1枚1枚に筆を撫で付ける。
「お願いだ、親父のがほしい…筆じゃもう我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾から筆を抜き、果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、ああゥ…はァ…お、やじ…のが、奥に、あたる…」「しし…まる、よく、締まってるぞ…」親子は机をきしませながら腰を動かし快感を求め合った。桃は獅子丸を貫きながら背筋に筆を走らせ、更なる快感を与える。いつもは静かな執務室に喘ぎ声が響く。「おや…じ、もう、だ、だめだ…イ…イキそうだ…」「しし…まる、まだ、イクな…俺が、先に…ァ…」桃は獅子丸の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。
獅子丸は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだイってないな…」「まだもってる…でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたな、いいこだ…」桃は獅子丸の今にも爆発しそうな果実を口に含んだ。柔らかく暖かな口腔の感触に耐え切れず、獅子丸は大量の果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「親父の机を汚さずにすんだぜ…」「この部屋も国の予算で作ったからな、これはご褒美だ。」桃は獅子丸の頬に口付けた。
オルガズムのあと、親子は椅子に座ったまま抱き合い、余韻を味わっていた。火照った肌が触れ合う感触が心地よい。「獅子丸、お前は顔を出すたびに成長してるな。だが、俺と二人のときは息子として甘えてもいいんだぞ。むしろ、甘えた顔も見せてほしい。」「俺はいくつになっても親父の息子だ。」親子はもう一度、余韻を味わうように口付けた。
「もう夕方か。久しぶりなので私邸に泊まっていくか?」「明日は朝帰りか。明日なんていわれるだろう。まあ、いっか。」
窓からは秋の西日が金色のカーテンのように執務室を彩っていた。

コメント:芸術の秋向けの作品を書いてみました。空より高くで、桃が書道をしているのを思い出して書きました。

スリランカ(1)

2006-09-13 15:59:26 | 男塾桃x獅子
男塾も夏休み、桃と獅子丸はスリランカに旅行に行った。久しぶりの親子水入らず、しかもSPをつけない完全なプライベートの海外旅行を前から楽しみにしていた。
ニゴンボのホテルにチェックインしたのは夜8時ごろ、お風呂を済ませた親子はベッドの上で、サービスのミネラルウオーターを飲んだ。窓からは夜のインド洋が見渡せる。
「今回は一番長い旅行になるけど、楽しいものになりそうだ。」「俺も、休みをまとめてとるため公務をがんばってきた。親子で久しぶりに楽しもう。」桃はミネラルウオーターを一口口に含むと、獅子丸の口腔に流し込んだ。水の冷たさと唇のぬくもりが混ざり合い、親子を官能に導く。キスを交わしながらお互いのパジャマを脱がせる。
「獅子丸、愛しい息子。もう離さない…」「大好きだぜ、親父…」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋にしたと指を這わせると蓮の花色の乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああウ…やァ…」「もう硬くしてるのか…」舌で乳首をつつき、歯でくすぐるたびに獅子丸の体はびくんと波打つ。
桃は獅子丸の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへとしたと指を這わせた。無骨な指と舌が織り成す、サリーに使われるシルクのように繊細な愛撫により、獅子丸の体はマンゴーのように甘い快感に包まれ、長時間にわたるフライトの疲れを忘れさせてくれる。
「ここだって、もうこんなにしてるのか…」桃は獅子丸のの足を開かせると、蜜で潤う果実を口に含みフェラチオした。「獅子丸、成長したな…」「ァ…はァう…んゥ…親父…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸の体は楡の花の房のようにしなる。
「…ァ、はァ…典明、俺も…」獅子丸はフェラチオしてもらいながら桃の足の間に顔を埋め、雄雄しくそそり立つ果実を口に含んだ。親子は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…お、やじ…もう、で、出そうだ…」「しし、丸…俺も、で、でるっ…」親子はほぼ同時にお互いの口腔に大量の果汁を流し込んだ。
「親父の、美味しい…」「お前のもな…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。ベッド脇のランプが、上気した肌を妖しく彩る。
桃は獅子丸をを仰向けに横たわらせると足を持ち上げた。マンゴスチン色の蕾があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず綺麗だ…」桃は獅子丸のの蕾に指を入れ、蜜壷を掻き回した。指が中で蠢く度に溢れる蜜がシーツを濡らす。「お願いだ、親父のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウ…ゥ、んゥ…あ…ああゥ…お、やじ…もっと…」「しし…まる、よくしまるぞ…」親子は獣のように腰を動かし快感を求め合った。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスのスコールを降らせる。
「…ゥ、う…おや…じ、もう、だ、だめだ…イ、イクっ…ォォォォ…」「獅子丸、俺も…二人で、イくか…ァ…」親子はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズムの後、親子はベッドの中で抱き合い余韻を味わっていた。桃は獅子丸に腕枕をして頭をなでていた。「明日はアヌラーダブラに移動だね。」「移動距離は長いがすばらしい世界遺産があるらしい。明日が楽しみだ。」親子は今回の旅行が楽しいものになることを約束するキスを交わした。
スリランカの夜は更けていく。

スリランカ(2)

2006-09-13 15:58:55 | 男塾桃x獅子
2日目、朝早くにホテルを出た親子は車でアヌラーダブラに行った。
お昼ごろ、着いてからレストランで本場のカリーの昼食の後、イルスムニア精舎で黄金に塗られた釈迦涅槃像を見た後、スリーマハー菩提樹を参拝した。インドで仏陀が悟りを開いた菩提樹を根分けしたものだが、葉を生い茂らせて南の風に揺れていた。今もなお人の信仰を集めるのか、参拝者が絶えなかった。親子は菩提樹の下で手を合わせ、これからの親子の幸せと日本の未来の繁栄を祈った。少し歩いたところには白銀に輝く仏塔が見守っていた。
観光の後、ダンブラにあるホテルにチェックインしたのは夕方ごろ。部屋に荷物を置いた後、親子は庭の散歩を楽しんだ。湖のほとりに立つ自然と一体化したホテルは全室ヴィラタイプで、木々の間からはリスが顔を出し、黄昏の風が日常を忘れさせてくれる。
やがて親子は湖の前に出た。聞こえるのは波の音と小鳥の鳴き声だけ。
「なんて綺麗な湖なんだ。俗世を忘れそうだよ。」「すばらしい眺めだ。永田町を忘れさせてくれる。」親子はしばし湖を眺めていた。心地よい風が吹く。
「獅子丸、お前はまるで湖の精のようだな…」桃は獅子丸のほほを手に取り唇を重ねた。「…ん…ゥ、う…」舌が口腔内に進入し歯の裏までなめ取る。
「親父、こんなところじゃ…」もし誰か着たら、といいそうになった獅子丸の唇は、桃のキスで再び塞がれる。「俺がしっかり捕まえていないと湖に戻ってしまう…」この時間は殆どの泊り客はまだ観光しているのか周りには誰もいない。しかし、中には早くに観光を終えて湖のほとりの散策を楽しむものもいるだろう。もし誰か着たら、しかし繰り返される桃のキスは獅子丸の口腔に残るわずかな空気と理性を吸い取ると同時に官能を与えた。
桃は獅子丸をそばにある木にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に下と指を這わせ、ルビー色の乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああゥ…んゥ…」「もうこんなにしてるのか…感じてるんだな…」舌で転がし歯でつつく度に獅子丸の体は菩提樹の枝のようにしなる。
桃は獅子丸の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと躍らせた。感じる部分を確実に愛撫する快感と湖からの心地よい風が混ざり合い、甘露のように甘美な官能を呼び起こす。見られるかもしれないというスリルと、湖のほとりの開放感が親子を大胆にさせた。
「親父…もう、で、でそうだ…」獅子丸は桃の手の中で達しそうになったが、桃は愛撫の手を止めてしまう。「まだだめだ、次は俺を満足させる番だ…」「親父、俺も…」獅子丸は桃の足の間に顔を埋めると、ズボンのジッパーを口で下ろし、下着の中から零れ出た果実を口に含みフェラチオした。
「親父の、大きい…」「ああ…なんてうまいんだ…」桃は獅子丸の頭をなでながら快感に身を任せていた。
「ああ、獅子丸、俺も、出そうだ…」桃は獅子丸の口腔にココナツミルクのように甘い果汁を流し込んだ。「親父の、美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。黄昏の太陽が上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸に木に手をつかせるように立たせると、ズボン、下着を足首まで下ろした。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず美味しそうな尻をしてる…」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけのハイビスカスを思わせる蕾に指を入れ、蜜壷を掻き回した。指が中で蠢く度にあふれ出る蜜が地面にしみこむ。
「お願いだ、親父のがほしい…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「クウっ…ゥ、んァ…はァ…」「ァ…ああゥ…獅子、まる…」親子は打ち寄せる波に合わせるように腰を動かし、快感を求め合った。親子のあえぎ声、打ち寄せる波の音、小鳥の鳴き声が混ざり合う。桃は獅子丸を貫きながら耳朶に軽く歯を立て更なる会館を与える。腰の動きにあわせるように太陽が地平線に近づいてゆく。
「親父…もう、で、出そうだ…」「獅子丸、まだ我慢しろ…」桃は獅子丸の蕾の中に大量の果汁を流し込んだ。波が打ち寄せる。
獅子丸は懸命にイキそうになるのを堪えていた。「まだもってるか。」「でもそろそろ限界が近い…」「ちゃんと我慢できたのか、いいこだ…」桃は獅子丸の今にも爆発寸前の果汁を口に含んだ。柔らかな口腔の快感に耐え切れず、獅子丸は大量の果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「おかげで木を汚さずにすんだぜ…」「汚したら仏様のバチがあたる。これはご褒美だ。」桃は獅子丸の頬に軽く口付けた。
オルガズムのあと、親子は木にもたれたまま抱き合い余韻を味わっていた。ほてった肌に湖の風が心地よい。「湖があまりにも綺麗だったからここで愛し合いたかった。」「俺は親父とならどこでも愛し合える。」湖と昇ったばかりの月に見守られ、二人はキスを交わした。
3日目、朝早くにホテルを出た親子は、シギリアロックに行った。何段にもわたる急な階段を上り、岩壁に描かれたシギリアレディと呼ばれる美女たちのフレスコ画を楽しみ、ライオンの入り口まで到達した。それでもなお岩壁にへばりつくような階段を上り、頂上まで出ると、シギリア全体を見渡せるパノラマを楽しめた。はるか地平線までジャングルが広がっている。吹き行く風の音が、人里離れた岩山に王宮を立てた古の王の孤独を感じさせてくれる。「回りは殆どジャングルだね。すばらしい眺めだがよくこんなところに王宮を建てたな。」「俺ならここに王宮を建てても一人では住まないだろう。獅子丸、お前と一緒にいつまでも住んでいたい。」「大丈夫だよ。俺は親父を置いてなんかどこにも行かないぜ。」親子は見事なパノラマを眺めながらキスを交わした。
山を降りてから昼食をとり、シンハラ王朝の都ポロンナルワを観光した。岩壁に直接刻まれた立像、坐像、涅槃像、3対の巨大な仏像の鑑賞を楽しむ。悟りを開ききった仏陀の穏やかな表情に、心を癒され、足元の暑さも忘れさせてくれる。
そのあと、象園で象乗りに挑戦した。象に乗ってジャングルをトレッキングするのは楽しい。途中池があったがかなり深いところまで入っていった。
一通りの観光を終えてホテルに戻ったのは夕方ごろ。その晩は抱き合って眠っただけだがそれでも満足だった。

スリランカ(3)

2006-09-13 15:58:13 | 男塾桃x獅子
4日目、ホテルを出た親子はダンブラ石窟寺院を観光した。岩山を上ると、石窟の中に色鮮やかに塗られた仏像が幾体も並び、壁には見事な曼荼羅が描かれていた。仏像の穏やかな表情が心を癒し、俗世を忘れさせてくれる。
そのあと、キャンデイに向かったが、途中でスパイスガーデンに立ち寄った。ウコン、ジンジャー、レモングラスなどのさまざまなスパイスが植えられ、係員が説明してくれる。物販コーナーでガラムマサラとビャクダンの石鹸を買った。
お昼ごろ、キャンデイについてから市内にあるスパで本場のアーユルヴェーダマッサージを受けた。熟練したエステシャンに丁寧にオイルマッサージされ、額にオイルを垂らされ、スチームバスで蒸され、締めくくりにハーブバスに漬かる。丁寧なマッサージとオイルの感触が旅の疲れを癒してくれる。
昼食をとり、市内にある宝石店で桃はルビー、獅子丸はサファイアのリングを買った後、仏陀の歯を収めているという仏歯寺を参拝した。煌びやかに彩られた寺院の中は花を供える参拝客や観光客で込み合っていた。
夕方にはキャンデイアンダンスショーを見に行った。天女を思わせる女性たちの優雅な舞、男性たちの豹を思わせる豪壮な舞、絶妙なバランス感覚を見せる日本の皿回しを思わせるまい、重い仮面をかぶった精神世界に引き込むような舞は親子を魅了した。締めくくりの火を使った舞や火渡りに多くの観光客が度肝を抜いていたが、獅子丸はあれぐらいなら俺でもできるといった。
5日目、獅子丸が差し込む朝日で目を覚ますと、桃はすでに起きて窓から眺めを楽しんでいた。二人が泊まっているホテルは山の中腹にあり、キャンデイ全体を見渡せる。「あんまり眺めがすばらしいから朝日を見ていた。」「すごい絶景だね。」親子は肩を寄せ合って眺めを楽しんだ。
自然と唇が重なり合う。「…ん、ゥう…」舌を絡ませ情感を高めあう。キスを交わしながらお互いのパジャマを脱がせあう。「景色を見ながらお前を味わいたい…」「俺も、味わってほしい…」桃は獅子丸をガラス窓にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、ランブータン色の乳首を口に含み吸った。「…ア、ああゥ…はァ…」「朝から硬くしてるのか…」舌が固くなった乳首を転がし、歯が軽くくすぐる。桃は獅子丸の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと愛撫を進めた。昨日のマッサージの余韻が残っているのだろう、少しの愛撫で体が反応し、パパイアのように甘い快感に包まれる。
「ここだって、朝からこんなにしてるのか…」桃は獅子丸の足の間に顔を埋め、早くも甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「大きく成長したな…」「ァ…うゥ…んゥ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに獅子丸の体は椰子の葉のようにしなる。
「お、やじ…もう、だめだ…出るっ…」獅子丸は桃の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「獅子丸の甘いぜ…」「親父、俺も…」獅子丸は桃の足元に跪き、同じように甘く熟れた果汁をフェラチオした。「親父の、大きい…」「獅子、まる、う、うますぎるぞ…」桃はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら獅子丸の頭を愛情を込めてなでた。「…あ、獅子丸…で、でるっ…」桃は獅子丸の口腔に大量の果汁を流し込んだ。「親父の、美味しい…」「獅子丸、愛してる…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。昇ったばかりの朝日が親子を官能的に彩る。
桃は獅子丸に窓にもたれさせるように立たせると、蕾の中に指を入れ、蜜壷を掻き回した。指が中で蠢く度に溢れ出る蜜がカーペットを濡らす。
「お願いだ、親父のがほしい…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。「クウっ…ゥ、んゥ…ァ…はァ…」「獅子、まる…すごく、しまりが、いいぜ…」親子は獣のように腰を動かし快感を求め合った。背中にはガラスのひやりとする感触、腰を動かすたびにこすれあう乳首の感触が更なる快感を呼び起こす。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。
「…ゥ、う、親父…もう、イキそうだ…」「獅子、丸、俺もだ…二人でイくか…ァ…」親子はほぼ同時に官能の頂点に達した。瞬間キスを交わした。
オルガズ無の後、親子は窓にもたれたまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に朝の空気が心地よい。「景色がすばらしかったから景色を見ながら愛し合いたかったんだ。」「俺も景色を眺めながら愛し合えて幸せだ。」見事なパノラマを眺めながら親子はキスを交わした。
チェックアウトを済ませた後、市内の植物園を見学してからヌワラエリヤへと向かった。途中で滝を見渡せるレストランで昼食をとり、ヌワラエリヤへと向かう道は一面の茶畑だった。天気はよくないが霧に包まれた茶畑は神秘的ですらあった。地元の女性たちが茶葉を摘んでいる。途中で紅茶工場に立ち寄り、紅茶のできるまでの過程を見学した後、紅茶を試飲しセイロンティーをお土産に買った。
市内に入ると、平屋建ての家やお店が並ぶ中コロニアル風の建物も目立ち、英国植民地時代の面影を残す。洋館風のホテルにチェックインしたのは夕方ごろ。その晩は抱き合って眠っただけだったがそれでも満足だった。

スリランカ(4)

2006-09-13 15:57:36 | 男塾桃x獅子
6日目、ホテルをチェックアウトした後、キャンデイ郊外へと向かっていった。熱帯とはいえ、このあたりは標高が高く涼しかったが、次第に下に下るにつれ暑さが戻ってくる。昼前にキャンデイ郊外に着いた親子は象の孤児院で象が水浴びする様子を楽しんだ。無邪気に水と戯れる象を見ているだけで心が和む。
昼食の後、首都コロンボに向かった。昼過ぎにコロンボに着いた二人は博物館を見学した。古代人の生活の様子や遺跡から発掘された石像や装身具、神事に使われた剣や仮面など貴重な資料が展示されていた。
久しぶりの和食の夕食をとり、市内のホテルにチェックインした後、ホテルのプールで泳いだ。ひとしきり泳いだ後、親子はデッキチェアの上でキスを交わした。舌を絡ませ情感を高めあう。「愛してる、獅子丸。誰にも渡すまい…」「俺も、いつまでも親父の、愛する息子だ…」桃は獅子丸の耳朶、首筋に舌と指を這わせると、スタールビーを思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああゥ…はァ…」「もう硬くなってるのか…可愛いぜ…」舌で転がし歯でつつくたび、獅子丸の体がしなる。桃は獅子丸の乳首を暫く吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太股へと愛撫を進めた。節くれだった指とバティックのように柔らかな舌が肌の上を這い回るたび獅子丸は身を捩じらせて快感をあらわす。その姿は天を舞う天女を思わせた。プールという開放感と見られるかもしれないというスリルが二人を大胆にさせる。
「ここだってもうこんなにしてるぞ…出さないと窮屈そうだ…」桃は獅子丸の水着を足首まで下ろすと、熟れて蜜と水に輝く果実を口に含みフェラチオした。「もうこんなに大きくして…」「あ…ああゥ…はァ…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに獅子丸の体と心はスリランカ風アイスのように甘くとろける。「親父…俺も…」獅子丸はフェラチオしてもらいながら桃の足の間に顔を埋め、甘く熟れた果実を口に含んだ。親子は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果汁をむさぼりあった。しゃぶる音が響く。「親父…もう、だめだ…で、でそうだ…」「獅子丸、俺も…でそう…だ」親子はほぼ同時にお互いの口腔に椰子の実のジュースのように甘い果汁を流し込んだ。「親父の、美味しい…」「獅子丸、お前のもな…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。プールサイドのライトが、肌についた水滴をダイヤのように輝かせる。
桃は獅子丸に獣のポーズを取らせた。ランブータンの剥き身のようなお尻があわわになる。「ああ、恥ずかしい…」「獅子丸のお尻も美味しそうだ…」桃は獅子丸のお尻に頬ずりしたあと、割れ目を開き、ブーゲンビリアを思わせる蕾に舌を這わせた。溢れ出る蜜を舐めとる。「お願いだ、親父のがほしい…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウっ…ゥ、んゥ…あ…ゥ、お…やじ…」「しし…丸…よくしまるぞ、いつからこんなに締め付けるようになった…」親子はデッキチェアをきしませながら腰を動かし快感を求め合った。突き上げる快感が帰国の寂しさを忘れさせてくれる。桃は獅子丸を貫きながら耳朶に軽く歯を立てる。「…ゥ、んゥ…親父、もう、イキそうだ…ゥ…」「獅子丸、俺も…二人で、イこう…」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムのあと、親子はデッキチェアの上で抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に夜風が心地よい。「明日の今頃はもう帰りの空港か…」「まだ湿っぽくなるのは早い。明日はエステが待っている。」「そうだね、まだ残っているし思う存分楽しもう。」親子は明日も楽しむことを約束するようにキスを交わした。プールサイドから望むインド洋と月が二人を見守っていた。
7日目、昼食の後、市内のスパでアーユルヴェーダマッサージを受けた。丁寧なオイルマッサージは体だけではない、顔全体や頭皮までマッサージしてくれ、夢心地にいざなう。そのあと、少し市内観光してホテルに戻った後、親子はプールサイドからの眺めを楽しんだ。インド洋が見渡せる。
「どうだ、スリランカは気に入ったか?」「気に入ったよ。世界遺産も見れたし、何よりも景色に癒されたよ。でももうする光り輝く島ともお別れだと思うと寂しいぜ。」「また行けばいい。また行くとしたらゴールなど海のほうもいいだろう。」「サファリにも行ってみたいんだ。またいつか親子で行こうぜ。」南国の太陽と海に見守られ、親子はまた行くことを約束するキスを交わした。
夕方ごろ、チェックアウトを済ませて最後の夕食をとった後、空港に向かった。搭乗手続き、出国審査を済ませると、楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが心をよぎる。「また親子水入らずで旅行しようね。」「国内、海外問わず旅行して思い出を作って、親子の絆を深めていこう」
薄暗い機内で親子は毛布の下で手をつないで寝た。
親子を乗せた飛行機は、成田へと向かっていった。

コメント:夏休みにいってきたスリランカ旅行のレポートです。世界遺産を満喫したり、本場のカリーを食べたり、アーユルヴェーダマッサージを受けたりと楽しい旅行でした。一度行ってみることをお勧めします。

枝垂桜

2006-04-06 17:58:06 | 男塾桃x獅子
「うわあっ、すごいや。」獅子丸の目の前には天にも届くような枝垂桜が満開の花を咲かせていた。

ある日曜日、桃は獅子丸を連れてドライブに繰り出した。都心を抜け奥多摩に出ると、渓流を見下ろす駐車場に車を止めた。ハイキングコースをしばらく歩き、小高い山頂に出ると、朱鷺色の雲を思わせる枝垂桜が出迎えてくれた。
「親父が俺に見せたかったのって、この枝垂桜だったんだね。」「そうだ、俺が現役時代に見たとき、いずれ俺に子供が生まれたら見せようと心に誓ったものだ。」「親子2代で見る桜か。」咲き誇る枝垂桜を目の前に獅子丸は子供のようにはしゃぎ、桃はそんな息子をいとしげに眺めていた。その顔は一国の首相からつかの間解放された父親のものだった。遠くから野鳥の鳴き声が聞こえる。
ふと春風が吹き、舞う桜吹雪が獅子丸を華麗に、あでやかに彩る。
「獅子丸、なんて美しいんだ…俺だけのものだ…」愛しさが募り、桃は獅子丸を後ろから抱きしめる。
「どうしたんだ、親父…」「お前もいずれ独立するだろう…男として成長するのはうれしいが、同時に俺の元から離れてしまうのも寂しい…」「何言ってるんだよ、親父、俺はいつまでも親父の息子だ。」「せめて俺と二人だけのときはかわいい息子でいてくれ…」「二人だけのときは、親父にうんと甘えてもいいか…」「好きなだけ甘えてくれ…愛しい息子…」桃は獅子丸の頬を手に取ると唇を重ねた。
「…んっ、ウぅ…」舌を絡ませ吸いあい情感を高める。唇を離すと蜜が甘く糸を引いた。人里離れた山の中とはいえ、ここはハイキングコース、見られる危険も含んでいる。ましてや一国の首相とその息子、もし見つかったら、そのスリルさえ親子には媚薬になった。
「獅子丸、俺だけの桜の精…」「俺はいつだって親父のそばにいるよ…」桃は獅子丸を桜の木にもたれさせるように立たせると、耳朶、首筋に舌と指を這わせ、制服のボタンをはずし、桜の蕾を思わせる乳首を口に含み吸った。
「…ア、ああぅ…やァん、はァ…」「もうこんなに感じてるぞ…いつからこんなにいやらしい子になったんだ…父さん悲しいぞ…」舌で転がし歯で転がすたび獅子丸の体はビクンと波打つ。
桃は獅子丸の乳首を片方ずつ吸いながら、空いた手を脇の下、脇腹、臍の周り、背筋、太ももへと這わせ、ズボンの中に入れ下着越しに熟れた果実を揉み解した。無骨な指と厚い下が織り成す愛撫は意外なほど繊細で、獅子丸の体と心を蜂蜜のように甘くとろけさせる。見られるかもしれないというスリルと屋外の開放感が親子を大胆にさせた。上気して桜色に染まった肌を、舞う花弁がより艶やかに彩る。
「ここはもう一人前だな…」桃は獅子丸のズボン、下着を足首まで下ろすと、蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「んっ…うぅ、はァう、お、親父…」「口の中でヒクヒクしてるぞ、そんなにしゃぶられたかったのか…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸は身を捩じらせて快感をあらわす。その姿は春霞に舞う天女を思わせた。
「…ァ、お、おや…じ、もう、で、デルッ…」獅子丸は桃の口腔に豆乳のように濃厚な果汁を流し込んだ。「お前の、濃いぜ…」「親父、俺も…」獅子丸は桃のズボンのジッパーを口でおろすと、猛々しくそそり立つ果実を下着から取り出し、口に含みフェラチオした「むぐっ、んぐっ…んう…親父の、大きい…」「しし…丸、う、上手すぎるぞ…」桃はうっとりとフェラチオの快感に身を任せながら、獅子丸の頭を愛情を込めて撫でた。「…ぅ、んう、獅子…丸、俺も、出そうだ…っ…」桃は獅子丸の口腔に大量の果汁を流し込んだ。
「親父の、美味しい…」「獅子丸、いい子だ…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。春の日差しが上気した二人の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は再び獅子丸を立たせ、正面から抱きかかえると、お尻の割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中で蠢くたびにあふれ出る蜜が太ももを伝い地面にしみこむ。
「お願いだ、親父のがほしい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に突き上げた。
「くうっ…ぅ、ァ…ああぅ、やァっ…ん…はぅっ…おや…じのが、奥に…当たってる…」「しし…まる、よく…締まるぞ…」親子は木も揺れるほど腰を動かし快感を求め合った。腰の動きにあわせるように桜の枝が揺れ、求め合う親子をより艶やかに彩る。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの桜吹雪を降らせた。
「…あ、あァ、お…やじ、もう、い、イキそうだ…ぅ…ォォォォ…」「獅子…丸、俺も…二人で、イクか…」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。桜吹雪が親子を包み込む。
オルガズムのあと、親子は木にもたれかかったまま抱き合い余韻を味わっていた。火照った肌に春風が心地よい。「親父、俺決めたよ。いずれ俺に子供が生まれたらこの桜を見せようと。」「そのころは俺もおじいさんだな。」「でも親父、俺がいくつになっても男として、息子として愛してくれるか?」「お前はいつまでも愛しい俺の息子だ。」桜の天蓋の元、親子はイツまでも親子でいることを約束するキスを交わした。
遠くから鶯の鳴き声が聞こえた。
コメント:久しぶりの剣親子ものです。奥多摩に枝垂桜は見たことがありませんが、何かの本で見た枝垂桜があまりにも美しかったので取り入れてみました。

年末年始

2006-01-04 08:54:57 | 男塾桃x獅子
桃と獅子丸は、今年の年末年始を琵琶湖で過ごすことにした。親子水入らずで過ごす久しぶりの年末年始を前から楽しみにしていた。
京都を経由して、午前中に大津に着いた親子は名物の力餅屋で力餅を食べてお茶を飲み一休みした後、三井寺を参拝した。景色を楽しみながら階段を上ると、本道の観音像が出迎えてくれた。親子は観音像に手を合わせ、親子と日本の幸せを祈った。
琵琶湖ホテルでバイキングの昼食を食べた後、湖を見渡せる大浴場に浸かった。やや熱めのお湯が1年の疲れを癒してくれる。湖を望みながら浸かるお風呂は格別だった。
満足した親子は大津を出て、在来線で長沼に出た。夕方ごろ長沼に着いた親子は湖畔のホテルにチェックインし、一休みした後、黒壁街道の散策を楽しんだ。明治時代の建物がそのまま残る街並みには食事処、甘味屋、和雑貨屋、陶器屋、ガラス細工屋が軒を連ね、買い物客や観光客でにぎわっていた。レトロでハイカラな町並みを散策するだけでも楽しい。パワーストーン専門店で桃は水晶、獅子丸はアクアマリンのブレスレットをお土産に買った。
散策の後、ホテルに戻った親子は露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が旅の疲れを癒してくれる。「どうだ、いい温泉だろう。頼光に紹介してもらった。」「温泉三昧の旅行なんて贅沢だね。」「お前も過酷な修行に励んできた。1年に1度ならこれだけの贅沢もご褒美として許されるだろう。」ご褒美が必要なのは親父の方だ。獅子丸は、首相という仕事がいかに過酷かを知っている。日本を取り仕切っている男が、獅子丸と二人きりでいるときは首相という重圧から解放され、一人の父親の顔に戻る。そんな父親がたまらなく愛しい。「どうした、獅子丸。俺の顔をじっと見て。何かついているか。」「なんでもないよ。」親子は身を寄せ合ってお湯に浸かった。湖には早くも夜の帳が下りていた。
洗い場で身体を荒い、ジャグジーで身体をほぐした後、満足した親子は大浴場を後にした。レストランで新鮮な湖の幸を贅沢に使った夕食を楽しみ、物販コーナーで地酒を買った親子は、部屋で景色を眺めながら杯を酌み交わした。窓からは夜の湖が見渡せる。桃は獅子丸を後ろから抱きしめる。
「俺が首相をやってこれたのは、お前がいるからだ。」「俺も修行に励めるのは、親父がいるから。親父のような立派な男になって、いずれは親父を追い抜きたいんだ。」「俺達はいつまでも親子だ。お前が俺を追い抜いても。」桃は地酒を一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。「んっ、うウ…」舌が口腔内で絡まるたびにキスの味と地酒の味が混ざり合い、親子をお屠蘇のように甘美な官能の世界に引き込む。キスを交わしながら親子はお互いの浴衣の帯を解きあう。
「獅子丸、愛してる…俺だけの息子…」「俺はもう、親父だけのものだ…」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、万年青の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああう、はァっ…はァう、お、親父…」「もう固くなっているぞ…こんなに感じやすかったのか…」舌で転がし歯で転がすたび、獅子丸の身体は若竹のようにしなる。桃は獅子丸の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと這わせた。松の枝のように節くれだった指先と、厚い舌が獅子丸の身体と心に栗きんとんのように甘い快感を与え、肌は紅梅色に染まる。先ほど飲んだ地酒の味が快感をさらに増幅させる。浴衣をはだけて快感に身を捩じらせる獅子丸の姿は清流に泳ぐ白魚を思わせる。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃は獅子丸の足を開かせると、熟れて蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「ここはもう、一人前だな…」「やァっ、ァ…んゥ、はァう…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、獅子丸の身体がビクンとしなる。「…ァ、うう、俺…も…」獅子丸はフェラチオしてもらいながら桃の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含んだ。親子は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。「ゥ…ああ、おや…じ、俺、で、でそうだ…」「しし…丸、俺も・・・ゥ、」親子はほぼ同時にお互いの口腔に、地酒のように甘い果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい…」「獅子丸、お前のもな…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。枕もとの行灯が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸に獣のポーズをとらせると、浴衣の裾を捲り挙げた。鏡餅のように白くスベスベしたお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず可愛い尻をしている…」桃は獅子丸のお尻にほほずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの梅の花を思わせるつぼみに指を入れ、蜜つぼをかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が、太ももを伝い、シーツにしみこむ。「お願いだ、親父のが欲しい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「くうっ、ゥ…ああゥ、はァ…親父の…が、奥に、届く…」「しし…丸、お前の…なか、深い…ぜ…」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。貫くたびに新年が近づく。桃は獅子丸を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。「…お、親父、もう、イ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「獅子…まる、俺もだ、二人で、イクか…」親子はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。同時に除夜の鐘の最初の1鐘が鳴り響いた。
オルガズムのあと、親子は抱き合って横たわり余韻を味わっていた。桃は獅子丸に腕枕をして頭を撫でていた。「あけましておめでとう。獅子丸。」「あけましておめでとう。親父。」親子は2006年最初のキスを交わした。
「少し汗をかいたな。もう一度浸かりにいくか。」「今夜は一晩中やっているって。」親子は浴衣を着なおすと部屋を出た。
星明りの露天風呂は神秘的な趣を感じる。親子は抱き合ってお湯に使った。お湯が火照った肌に心地よい。「明日は初詣をかねて竹生島にクルージングだな。」「その後は彦根の観光だね。明日晴れるといいぜ。」夜の琵琶湖に見守られ、親子はキスを交わした。部屋に戻ると、抱き合って眠りについた。除夜の鐘の最後の108鐘が鳴り響いた。

「おはよう、親父。」「おはよう。獅子丸。」2006年最初の朝日で目を覚ました親子は目覚めのキスを交わした。親子は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。浸かるうちに次第に目が覚めてくる。昇ったばかりの朝日と湖を見ながら浸かる露天風呂は格別だった。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで土地の地酒、鮎の佃煮、鮒鮨など、琵琶湖の名産品をお土産に買った。
ホテルを出ると、竹生島行きの遊覧船に乗り、クルージングを楽しんだ。お天気も良く、穏やかな日差しと湖面を渡る風の元でのクルージングは格別だった。
竹生島についた親子は宝厳寺と都久夫須麻神社を参拝した。生い茂る木々に囲まれた本殿はどこか俗世から離れた趣を感じさせた。西国三十三所札所の一つということもあり、晴れ着姿の初詣客のほかに白装束の巡礼者の姿も見られた。
長浜に戻った親子は在来線で彦根に出た。お昼ごろ、彦根に着いた親子は彦根城を観光した。宝物館で、能面や能装束、雅楽器、鎧や刀剣の展示を見学した後、天守閣に上った。急な階段を上り、ようやくの思いで天守閣に上った。眼下から彦根市内全体から琵琶湖までが見渡せた。「実に素晴らしい眺めだぜ。」「獅子丸、お前の方がずっと綺麗だ。」見事なパノラマを目の前に、親子はキスを交わした。
そのあと親子は夢京橋キャッスルロードに行き、近江牛の名店ですき焼きの昼食を食べた後、江戸情緒あふれる町の散策を楽しんだ。江戸時代の街並みを再現したとおりには食事処、甘味屋、地酒屋、和雑貨屋、陶器屋、土産物屋などが軒を連ね、買い物客や観光客がそぞろ歩き、江戸時代にタイムスリップした錯覚を覚える。蝋燭屋でアロマキャンドルを、招き猫専門店で招き猫をお土産に買った。
一通り観光を終えた親子は、在来線に乗り京都に向かった。窓からは田園風景が見渡せる。「どうだ、楽しめたか、今回の琵琶湖旅行は?」「楽しかったぜ、琵琶湖しかないと思っていたけど、城下町はあるし、温泉にも浸かれたし、素晴らしい旅行だった。でも、もうすぐお別れだと思うと寂しいぜ。」「また行けばいい、近江八幡も素晴らしいと聞いた。」「信楽も素晴らしいというよ。また親子で行こうぜ。」「次は赤石や伊達も連れて行くか。」「大勢で行けばもっと楽しそうだ。」親子はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
夕方ごろ、京都駅に着いた親子は東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。「今年も親子で旅行に行こう。」「いい子にしていたらまた連れて行ってやるぞ。」「俺、親父のような立派な男になるよ。」車内で親子は今回の小旅行の思い出を語り合った。
親子を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:去年の秋に行ってきた琵琶湖を舞台にして、久しぶりに親子で新年を迎えさせました。こんな調子で今年もよろしくお願いします。

年末年始

2005-11-16 18:39:12 | 男塾桃x獅子
桃と獅子丸は、今年の年末年始を琵琶湖で過ごすことにした。親子水入らずで過ごす久しぶりの年末年始を前から楽しみにしていた。
京都を経由して、午前中に大津に着いた親子は名物の力餅屋で力餅を食べてお茶を飲み一休みした後、三井寺を参拝した。景色を楽しみながら階段を上ると、本道の観音像が出迎えてくれた。親子は観音像に手を合わせ、親子と日本の幸せを祈った。
琵琶湖ホテルでバイキングの昼食を食べた後、湖を見渡せる大浴場に浸かった。やや熱めのお湯が1年の疲れを癒してくれる。湖を望みながら浸かるお風呂は格別だった。
満足した親子は大津を出て、在来線で長沼に出た。夕方ごろ長沼に着いた親子は湖畔のホテルにチェックインし、一休みした後、黒壁街道の散策を楽しんだ。明治時代の建物がそのまま残る街並みには食事処、甘味屋、和雑貨屋、陶器屋、ガラス細工屋が軒を連ね、買い物客や観光客でにぎわっていた。レトロでハイカラな町並みを散策するだけでも楽しい。パワーストーン専門店で桃は水晶、獅子丸はアクアマリンのブレスレットをお土産に買った。
散策の後、ホテルに戻った親子は露天風呂に浸かった。やや熱めのお湯が旅の疲れを癒してくれる。「どうだ、いい温泉だろう。頼光に紹介してもらった。」「温泉三昧の旅行なんて贅沢だね。」「お前も過酷な修行に励んできた。1年に1度ならこれだけの贅沢もご褒美として許されるだろう。」ご褒美が必要なのは親父の方だ。獅子丸は、首相という仕事がいかに過酷かを知っている。日本を取り仕切っている男が、獅子丸と二人きりでいるときは首相という重圧から解放され、一人の父親の顔に戻る。そんな父親がたまらなく愛しい。「どうした、獅子丸。俺の顔をじっと見て。何かついているか。」「なんでもないよ。」親子は身を寄せ合ってお湯に浸かった。湖には早くも夜の帳が下りていた。
洗い場で身体を荒い、ジャグジーで身体をほぐした後、満足した親子は大浴場を後にした。レストランで新鮮な湖の幸を贅沢に使った夕食を楽しみ、物販コーナーで地酒を買った親子は、部屋で景色を眺めながら杯を酌み交わした。窓からは夜の湖が見渡せる。桃は獅子丸を後ろから抱きしめる。
「俺が首相をやってこれたのは、お前がいるからだ。」「俺も修行に励めるのは、親父がいるから。親父のような立派な男になって、いずれは親父を追い抜きたいんだ。」「俺達はいつまでも親子だ。お前が俺を追い抜いても。」桃は地酒を一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。「んっ、うウ…」舌が口腔内で絡まるたびにキスの味と地酒の味が混ざり合い、親子をお屠蘇のように甘美な官能の世界に引き込む。キスを交わしながら親子はお互いの浴衣の帯を解きあう。
「獅子丸、愛してる…俺だけの息子…」「俺はもう、親父だけのものだ…」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、万年青の実を思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああう、はァっ…はァう、お、親父…」「もう固くなっているぞ…こんなに感じやすかったのか…」舌で転がし歯で転がすたび、獅子丸の身体は若竹のようにしなる。桃は獅子丸の乳首をしばらく吸った後、脇の下、脇腹、臍の回り、背筋、太ももへと這わせた。松の枝のように節くれだった指先と、厚い舌が獅子丸の身体と心に栗きんとんのように甘い快感を与え、肌は紅梅色に染まる。先ほど飲んだ地酒の味が快感をさらに増幅させる。浴衣をはだけて快感に身を捩じらせる獅子丸の姿は清流に泳ぐ白魚を思わせる。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃は獅子丸の足を開かせると、熟れて蜜を滴らせた果実を口に含みフェラチオした。「ここはもう、一人前だな…」「やァっ、ァ…んゥ、はァう…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたびに、獅子丸の身体がビクンとしなる。「…ァ、うう、俺…も…」獅子丸はフェラチオしてもらいながら桃の足の間に顔を埋めると、猛々しくそそり立つ果実を口に含んだ。親子は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。「ゥ…ああ、おや…じ、俺、で、でそうだ…」「しし…丸、俺も・・・ゥ、」親子はほぼ同時にお互いの口腔に、地酒のように甘い果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい…」「獅子丸、お前のもな…」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。枕もとの行灯が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸に獣のポーズをとらせると、浴衣の裾を捲り挙げた。鏡餅のように白くスベスベしたお尻があらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず可愛い尻をしている…」桃は獅子丸のお尻にほほずりし、スベスベした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの梅の花を思わせるつぼみに指を入れ、蜜つぼをかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が、太ももを伝い、シーツにしみこむ。「お願いだ、親父のが欲しい…指だけじゃ我慢できない…」「そろそろ入るぞ…」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。
「くうっ、ゥ…ああゥ、はァ…親父の…が、奥に、届く…」「しし…丸、お前の…なか、深い…ぜ…」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。貫くたびに新年が近づく。桃は獅子丸を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。「…お、親父、もう、イ、イキそうだ…ゥ、ォォォォ…」「獅子…まる、俺もだ、二人で、イクか…」親子はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。同時に除夜の鐘の最初の1鐘が鳴り響いた。
オルガズムのあと、親子は抱き合って横たわり余韻を味わっていた。桃は獅子丸に腕枕をして頭を撫でていた。「あけましておめでとう。獅子丸。」「あけましておめでとう。親父。」親子は2006年最初のキスを交わした。
「少し汗をかいたな。もう一度浸かりにいくか。」「今夜は一晩中やっているって。」親子は浴衣を着なおすと部屋を出た。
星明りの露天風呂は神秘的な趣を感じる。親子は抱き合ってお湯に使った。お湯が火照った肌に心地よい。「明日は初詣をかねて竹生島にクルージングだな。」「その後は彦根の観光だね。明日晴れるといいぜ。」夜の琵琶湖に見守られ、親子はキスを交わした。部屋に戻ると、抱き合って眠りについた。除夜の鐘の最後の108鐘が鳴り響いた。

「おはよう、親父。」「おはよう。獅子丸。」2006年最初の朝日で目を覚ました親子は目覚めのキスを交わした。親子は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。浸かるうちに次第に目が覚めてくる。昇ったばかりの朝日と湖を見ながら浸かる露天風呂は格別だった。
身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで土地の地酒、鮎の佃煮、鮒鮨など、琵琶湖の名産品をお土産に買った。
ホテルを出ると、竹生島行きの遊覧船に乗り、クルージングを楽しんだ。お天気も良く、穏やかな日差しと湖面を渡る風の元でのクルージングは格別だった。
竹生島についた親子は宝厳寺と都久夫須麻神社を参拝した。生い茂る木々に囲まれた本殿はどこか俗世から離れた趣を感じさせた。西国三十三所札所の一つということもあり、晴れ着姿の初詣客のほかに白装束の巡礼者の姿も見られた。
長浜に戻った親子は在来線で彦根に出た。お昼ごろ、彦根に着いた親子は彦根城を観光した。宝物館で、能面や能装束、雅楽器、鎧や刀剣の展示を見学した後、天守閣に上った。急な階段を上り、ようやくの思いで天守閣に上った。眼下から彦根市内全体から琵琶湖までが見渡せた。「実に素晴らしい眺めだぜ。」「獅子丸、お前の方がずっと綺麗だ。」見事なパノラマを目の前に、親子はキスを交わした。
そのあと親子は夢京橋キャッスルロードに行き、近江牛の名店ですき焼きの昼食を食べた後、江戸情緒あふれる町の散策を楽しんだ。江戸時代の街並みを再現したとおりには食事処、甘味屋、地酒屋、和雑貨屋、陶器屋、土産物屋などが軒を連ね、買い物客や観光客がそぞろ歩き、江戸時代にタイムスリップした錯覚を覚える。蝋燭屋でアロマキャンドルを、招き猫専門店で招き猫をお土産に買った。
一通り観光を終えた親子は、在来線に乗り京都に向かった。窓からは田園風景が見渡せる。「どうだ、楽しめたか、今回の琵琶湖旅行は?」「楽しかったぜ、琵琶湖しかないと思っていたけど、城下町はあるし、温泉にも浸かれたし、素晴らしい旅行だった。でも、もうすぐお別れだと思うと寂しいぜ。」「また行けばいい、近江八幡も素晴らしいと聞いた。」「信楽も素晴らしいというよ。また親子で行こうぜ。」「次は赤石や伊達も連れて行くか。」「大勢で行けばもっと楽しそうだ。」親子はまた行くことを約束しあうように手を握り合った。
夕方ごろ、京都駅に着いた親子は東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。「今年も親子で旅行に行こう。」「いい子にしていたらまた連れて行ってやるぞ。」「俺、親父のような立派な男になるよ。」車内で親子は今回の小旅行の思い出を語り合った。
親子を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:去年の秋に行ってきた琵琶湖を舞台にして、久しぶりに親子で新年を迎えさせました。こんな調子で今年もよろしくお願いします。

クリスマス・イン・北陸

2005-11-02 19:03:56 | 男塾桃x獅子
桃と獅子丸は今年のクリスマスを加賀温泉と金沢で過ごすことにした。SPのいない親子水入らずの旅行を前から楽しみにしていた。
京都から特急で加賀温泉に着いたのがお昼過ぎ。早速周遊バスに乗り、ゆのくにの森を散策した。古きよき時代の村を再現した園内では加賀友禅、九谷焼き、金箔細工、漆塗り、ガラス細工、お菓子、手漉きの和紙など加賀の伝統工芸の工房が並び、実演販売を行っている。小春日和の穏やかな日差しの下、工房を一軒一軒巡るのは楽しい。九谷焼きの工房で桃は湯飲みを、ガラス細工の工房で獅子丸は形態ストラップを買った。
散策の後、再びバスに乗り、山城温泉街にあるホテルにチェックインした。お茶を飲んで一休みした後、浴衣に着替えて外湯巡りを楽しんだ。周辺に点在するホテルの露天風呂に一軒一軒浸かる。やや熱めのお湯が日ごろの疲れを癒してくれる。浴衣姿で温泉街をそぞろ歩きするのも乙なものである。
一通り巡って部屋に戻ると、夕食の用意ができていた。
「それでは、親子で過ごすイブに乾杯。」「乾杯。」親子は地酒を注いだグラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。
「いい温泉だろう。ネットで見つけたホテルだ。温泉街で過ごすイブも乙なものだろう。」「今頃、多くのカップルがお洒落なエリアで、フレンチとシャンパンを囲んでいるんだろうな。でも、海の幸と地酒の和風のイブも好きだぜ。」「クリスマスの過ごし方に決まりごとはない。大切な人といかに楽しく幸せなひと時を過ごすかだ。」親子は地酒を酌み交わし、北陸の海の幸を贅沢に使った海鮮料理を楽しんだ。美味しい料理と地酒のよいが親子の会話を盛り上げる。
夕食の後、夜景を眺めながらテラスで寛いでいた。窓辺からは温泉街の夜景が見渡せる。「獅子丸、メリークリスマス。」桃は綺麗にラッピングされた箱を手渡した。箱からローリー・ロドギンスのクロスのネックレスが出てきた。
「ありがとう、親父、前からほしかったんだ。」「お前のイメージに合うものを選んだ。似合ってよかった。」「親父、俺からもメリークリスマス。」獅子丸は綺麗な包みを手渡した。包みからバーバリー・ブルーレーベルのシステム手帳が出てきた。「俺とだけの予定が書き込めるようにと選んだんだ。」「ありがとう、ちょうどもう一冊手帳がほしいと思っていた。」セカンドラインとはいえ、バーバリーの手帳はそれなりの値段である。桃は獅子丸にお小遣いを渡しているがたいした額ではない。限られたお小遣いの中で選んだのだろう。物よりも息子の心遣いがうれしかった。「獅子丸、これはご褒美だ。」夜景に見守られ、親子はキスを交わした。
「親父、俺からもうひとつプレゼントがあるんだ。」「俺も、もうひとつプレゼントがある。」桃は獅子丸を抱き上げると、布団に横たわらせ、唇を重ねた。舌を絡ませるたびにキスの味と先ほど飲んだ地酒の味が混ざり合い、甘美な官能の世界にいざなう。キスを交わしながらお互いの浴衣の帯を解きあう。
「クリスマスケーキの代わりにお前をいただく。」「デザート代わりに俺を食べて…」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、ヒイラギのみを思わせる乳首を口に含み吸った。「…ァ、ああん、やァん…ァ…ん、」「もう硬くなってるぞ、感じるのか…」「感じる、蕩けそうだ…」舌で転がし歯で突くたび、獅子丸の体がビクンと波打つ。
桃は獅子丸の乳首を暫く吸った後、脇の下、わき腹、臍の回り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。無骨な指と厚い下が織り成す愛撫墓が悠然のように柔らかく繊細で、獅子丸の体と心に加賀のお菓子のように甘い快感を与える。快感に身を捩じらせるたび、はだけた浴衣が肌に絡みつき、獅子丸をより扇情的に彩る。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃は獅子丸の脚を開かせると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「もう、口の中でヒクヒクしている…」「ァ…やァ…お、親父…い、い…」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸の体がしなる。「親父…俺も、」獅子丸はフェラチオしてもらいながら桃の脚の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含んだ。親子は口の周りを蜜で汚しながらお互いの果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「…お、おや…じ、もう、で、出そうだ…」「獅子…まる、俺もだ…」親子はお互いの航空に地酒のように熱く甘い果汁を流し込んだ。「親父の、美味しい・・・」「獅子丸、お前のもな…」親子は果汁と蜜に濡れた唇を重ねあった。枕もとの行灯が、上気した親子の肌を美しくも官能的に彩る。
桃は獅子丸に獣のポーズを取らせ、浴衣をめくりあげた。練り切りを思わせるお知りがあらわになる。「アン、恥ずかしい…」「相変わらず美味しそうな尻をしている…」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、割れ目を開き、咲きかけの蕾に指を入れて蜜壷をかき回した。指が中でうごめくたびにあふれ出る蜜が太ももを伝い、シーツにしみこむ。「お願いだ、親父のがほしい・・・」「そろそろ入るぞ」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい一気に貫いた。
「クウッ…ゥ、んゥ、ァ…あゥ、お、親父の…熱い…」「獅子…丸、よく、締まって、すごく…いいぞ…」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が鈴の音のように部屋に響く。桃は獅子丸を貫きながら耳たぶに軽く歯を立て、更なる快感を与える。「お…おや、じ…もう、ダメだ…イ、イクッ…」「獅子丸、俺もだ…二人で、イクか…」親子はほぼ同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
オルガズムの後、親子は布団の中で抱き合い、余韻を味わっていた。桃は獅子丸に腕枕をして頭をなでていた。「俺からのプレゼント、気に入ったか。」「気に入ったぜ。そういえば汗をかいたな。露天風呂に入りにいくか。」「まだ露天風呂は開いているぜ。」浴衣を着なおすと部屋を出た。
月明かりの露天風呂は神秘的な趣を感じる。親子はお湯に抱き合って浸かった。ほてった肌にやや熱めのお湯が心地よい。「親父、愛しているぜ。」「獅子丸、俺もだ。」月明かりに見守られ、親子はキスを交わした。
部屋に戻った親子は布団の中で抱き合って眠りについた。

「おはよう、親父。」「おはよう、獅子丸。」翌朝、差し込む朝日で目を覚ました親子は目覚めのキスを交わした。親子は眠気覚ましに露天風呂に浸かった。お湯に浸かるうちに自然と目が覚めてくる。身支度、朝食、チェックアウトを済ませると、物販コーナーで桃は地酒と魚の干物、獅子丸は加賀のお菓子をそれぞれお土産に買った。
周遊バスで地ビール館に着いた親子は加賀ビールとビールケーキをお土産に買った。再びバスに乗り、加賀駅に着いた親子はJR線に乗り金沢に行った。金沢に着いたのはお昼ごろ。バイキングレストランで昼食をとった後、レンタルサイクルで観光に繰り出した。自転車で古都を巡るのも楽しい。ひがし茶屋街で自転車を降りると、雅やかな町並みの散策を楽しんだ。昔ながらの御茶屋、甘味所、加賀雑貨屋などが軒を連ねる町並みを歩くだけで、古きよき時代にタイムスリップした錯覚を覚える。お香屋で桃はお香を、獅子丸は加賀蝋燭をお土産に買った。
再び自転車に乗り、兼六園と金沢城の間の道を抜け、長町武家屋敷についた親子は重厚感ある武家屋敷が立ち並ぶ町並みの散策を楽しんだ。町並み全体からどこか穏やかな空気が流れる。売店で買ったコシヒカリのソフトクリームを食べながら街の雰囲気を楽しんだ。
一通りの観光を済ませ、駅に戻ると自転車を返し、3時過ぎ初の特急で金沢を後にした。窓からは田園風景が広がる。「どうだ、初めての北陸は。」「金沢って兼六園しかないと思われていたけど、古い町並みや建物が残る素晴らしい所だ。北陸の京都と呼ばれるだけのことはあるよ。でも、もうこの古都ともお別れだと思うと寂しいね。」「また行けばいい。次は富山に行ってもいいだろう。」「加賀でも海側も素晴らしいらしいよ。また行こうぜ。」田園風景を楽しみながら、親子はまた行くことを約束するようにキスを交わした。
夕方ごろ京都に着いた親子は、東京行きの新幹線に乗った。列車が動き出すと楽しかった思い出とともに一抹の寂しさが頭をよぎる。「また旅行に行こうぜ。」「国内、海外問わず旅行して、親子の絆を深めていこう。」親子は車内で今回の旅行の思い出を語り合った。
親子を乗せた新幹線は東京へと向かっていった。

コメント:10月の連休に行ってきた加賀旅行レポートです。温泉街で過ごすイブも乙なものですね。

桃の誕生日

2005-09-24 09:52:07 | 男塾桃x獅子
今日は桃の誕生日。例年ならホテルの宴会場を借り切って盛大なパーティが開かれるが、今年は桃の意志により行われなかった。以前から桃は、自分の誕生日パーティのあり方に疑問を抱いていた。毎年多くの客が訪れるが、心から自分の誕生日を祝う客はほとんどいない。口では誕生日おめでとうと言っているが、ある者はおべっかを使い、ある者はゴマをすり、ある者は媚び諂い権力のお零れを狙うものがほとんどである。立食形式のパーティなのでテーブルには多くのご馳走が並ぶが、半分も手をつけられていない。政治家の誕生日パーティなんて所詮、虚構の宴でしかない。こんなことに国の予算を使う必要はない。政治家ゆえにパーティに出席することは多いが、誕生日ぐらい形式だけのパーティよりも、愛するものに心から祝ってもらいたい。
当日、桃は仕事を終えると私邸に向かった。
「親父、待っていたぜ。」「獅子丸、待たせたな。」リビングには獅子丸が待っていた。事前に獅子丸から誕生日をお祝いするので私邸に来てほしい、とメールが届いていた。しかしテーブルにはご馳走やケーキなどパーティの準備がされている様子はない。せいぜいシャンパンとグラスが置いてあるだけだった。
「獅子丸、どのように俺の誕生日を祝ってくれるんだ。お約束のケーキにキャンドルではないだろうな。」「そんなベタなもんじゃないよ。誕生日プレゼントは俺だ。今夜は俺を好きにしてくれ。」桃は獅子丸にいくらかの小遣いを与えていた。しかしたいした額ではない。おそらく獅子丸なりに考えたのだろう。桃は獅子丸のささやかな真心がたまらなくいとしく思えた。
「好きにしていいんだな。それならこれを着てくれるか。」桃はクローゼットを開けると獅子丸に衣装を手渡した。獅子丸に手渡された衣装は黒いレースのチャイナドレスだった。スリットが普通のチャイナドレスより深く入っている。
「これ、俺が着るのか・・」「お前のために特注で作らせたものだ。男に二言はない。その衣装は下着も脱いで、直接着るものだ。」「わかったよ、親父…」
獅子丸は制服を脱ぐと、チャイナドレスに着替えた。腰骨まで届くスリット、壊れそうなほど繊細な黒いレースが獅子丸が持つ小悪魔的な魅力を引き立てる。
「似合うか…」「よく似合っているぞ。」桃は上機嫌でシャンパンをグラスに注ぐと、獅子丸にグラスを手渡した。例年の誕生日パーティでは見せたこともない笑顔だった。「親子で迎える誕生日に乾杯。」「乾杯。」親子はシャンパングラスを軽く合わせた。チリンと澄んだ音が響く。
シャンパンの酔いが心地よい官能を招く。「親父、俺酔ったみたいだ…」「なら、ベッドまで運ぼう…」桃は獅子丸を抱きかかえると、ベッドまで運び、シャンパンを一口口に含むと、獅子丸の口腔に口移しで流し込んだ。
「…ん、ウう・・・」舌を絡ませるたびにキスの味とシャンパンのフルーティな味わいが混ざり合い、親子を甘美な官能の世界にいざなう。
「バースデイケーキの代わりにお前を食べたい・・・」「シャンパンのあとは、俺を味わってくれ・・・」桃は獅子丸の耳たぶ、首筋に舌と指を這わせると、硬くなった乳首をレース越しに口に含み吸った。「…ア、ァうん…やァ…はう…」「もう硬くなっているぞ…生地を押し上げているではないか…」舌で吸われる快感とレースのくすぐるような感触に、獅子丸の体がビクンとしなる。
桃は獅子丸の乳首を吸いながら、空いた手をスリットの中に入れ、わきの下、わき腹、へその周り、背筋、太ももへと愛撫を進めた。節くれだった指先が織り成すレースのように繊細な愛撫の快感と、レースの感触に獅子丸の体と心はチョコのように甘く熱く蕩ける。薄紅に色づいた肌を黒いレースがより扇情的に彩る。
「ここも、もうこんなだぞ…」桃はスリットを捲りあげると、甘く熟れた果実を口に含みフェラチオした。「…ァ、ああウ、はァ・・・・はァっ・・・お、親父・・・」「ここはもう一人前だな・・・」舌が先の割れ目、くびれ、縫い目と這い回り、指先が種子を転がすたび、獅子丸の体はコスモスの枝のようにしなる。
「・・・ァあ、親父、俺も・・・」獅子丸はフェラチオされながら桃の足の間に顔を埋め、猛々しくそそり立つ果実を口に含み吸った。親子は口の周りを蜜で汚しながら、お互いに果実をむさぼりあった。しゃぶる音が部屋に響く。
「・・・ウ、親父、もう、出・・・でそうだ・・・・」「獅子・・・まる、俺もだ・・・」親子はほぼ同時にお互いの口腔にシャンパンのように甘美な果汁を流し込んだ。「親父の、おいしい・・・」「獅子丸、愛しているぜ・・・」親子は果汁と蜜にぬれた唇を重ねあった。パンプキンオレンジの月の光が、上気した親子の肌を美しくも妖しく彩る。
桃は獅子丸を仰向けに横たえると、脚を持ち上げた。マシュマロを思わせるお尻とピンクの砂糖菓子を思わせる蕾がさらされる。「アン、恥ずかしい・・・」「相変わらず綺麗な色をしている・・・」桃は獅子丸のお尻に頬ずりし、すべすべした感触を楽しんだ後、蕾に口付け、花弁の1枚1枚に舌を這わせた。あふれ出る蜜をなめ取る。
「お願いだ・・・親父のがほしい・・・」「そろそろ入るぞ・・・」桃は獅子丸の蕾に果実をあてがい、一気に貫いた。「きっ・・・・イ、イィ、ァ、あゥ・・・はァ・・・おや・・・じ、もっと、奥まで・・・」「しし・・・丸、なんて、よく、締まるんだ・・・んゥ、ァ・・・」親子は獣のように腰を動かし、快感を求め合った。あえぎ声が部屋に響く。桃は獅子丸を貫きながら顔中にキスの雨を降らせた。「・・・ァ、あう、はァ・・・親父、もう、イキそうだ・・・我慢、できない・・・ゥ、ァァァ・・・」「獅子丸・・・俺も、二人で・・・イクか・・・」親子は同時に快感の頂点に達した。瞬間、キスを交わした。
獅子丸は快感のあまり失神していた。意識が戻ると衣装を脱がされ、全裸のままベッドに横たわっていた。桃も裸のままベッドに横たわり、獅子丸に腕枕をしていた。「俺からの誕生日プレゼント、気に入ってくれたか?」「気に入ったぜ、最高の誕生日になった。豪華なパーティよりも心から愛するものからのお祝いのほうがはるかに価値のあるものだ。今夜はもう遅い。泊まっていくといい。」「また朝帰りか。明日何といわれるだろう。まあ、いっか。」親子はもう一度キスを交わすと、抱き合って眠りについた。
親子の間にパンプキンプティングのように甘い時間が流れた。

コメント:久しぶりに書いた桃の誕生日ネタです。10月なのでハロウイン要素を取り入れてみました。